札幌100マイル

オランウータン飼育日記&円山四季だより

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最近よくやっていること。

 どんな意味があるのかな?最近よくするんだよね。



 これは弟路郎が作ったベッドですが、大きなプラスチックの容器を布で包んでいま

す。



 毛布を剥ぐと中に容器があります。





 その他、シャツの中に容器を入れたりもします。

 これはやはり僕の真似ですかね。僕もこのようにする時があるからです。中に食べ

物を入れて、シャツや布で包んだり、袋などに入れたりして与えています。いつも僕

のする事をじっと見ているからね。


 こんな時いつも思うのは、「動物たちと話がしたい」 ということです。できるだけ弟

路郎が望む生活をさせたいからです。野生の生活はわからないから、ボルネオに帰

りたいとは言わないでしょう。言われても困っちゃう。


 担当者を変えれっ!て、言ったりしてね。
 

 
 

手製「箒」を作ります。

 オランウータンの屋外放飼場は、主にイネ科とマメ科牧草を混播して植えていま

す。雨とその後の好天続きでグングン伸びています。  そこで困ったことがおきまし

た。残餌やサトウキビの吸ったカスや糞便を、長く伸びた草が邪魔して取りづらくなり

ました。色々な箒を試してみましたが、なかなか使いやすいのが無いのです。 そこ

で、現地の動物園で使っている箒を作ろうと思いました。実際に使わせて貰ったら、

最高に使いやすいのです。 その箒は、一般の市民が使っている箒を柄を短くして使

っています。



 ヤシの葉の茎?を使って作ります。写真の真ん中の芯を、たくさん作って乾さなけ

ればなりません。これが、実際にやってみたら大変です。 


 いつ完成するのやら。  完成したら実際に使っているところや、使い心地を報告し

たいと思います。

一年振りに上から見ました。

 屋外放飼場ができてから初めて屋上から見ました。

 
 違った角度からお見せしようと思い、類人猿館の屋上の庇の部分に腹ばいになっ

て写真を撮りましたが、庇の部分が斜めになっているので、おっかなくて縮みあがり

ました。ちょうどカエルが壁にへばり付いているようにね。

20080803-00.JPG

 見つかった瞬間、ポカンとした表情でこちらを見ていました。僕の顔しか庇から出て

いないのにすぐに見つかりましたよ。

20080803-01.JPG

 ポールに座った状態で下側を写しました。


 しばらくの間じっとこちらを見ていました。普段と逆で高いところから見られて、立場

が逆になりました。



 でもしばらくするとほらこの通りです。



どこが頭かわかります?右側ですよ。

20080803-05.JPG

 逆側の放飼場です。





 ロープを伝って移動中です。



 お気に入りの場所です。



慣れてきたら、やっぱり高い所で食べるのがいいのかな。



 弟路郎のお気に入りのポールの上から見た景色です。正面です。(ちょうど弟路郎

が座った位置から写しました。立とうと思いましたが、恐くて無理でした。)



 こちらがモンキーハウス側です。



 ステージ側です。



 上に座った状態で下側を写しました。目が眩みましたよ。



 ポールを下から写してみました。


 この上にいつも座っているのですが、実際に座ってみるとすごく揺れるのです。そ

れも捻じれたような揺れなのです。体を少し動かしたり、ちょっと風が吹くだけで揺れ

ます。野生のオランウータンは、樹上でこの様な揺れ感じの中で生活しているのか

な。

ドキッ!寿命が縮みました。





20080731-14.JPG

 高い所から見る眺めは最高!

皆さん驚きましたか?これは屋根の上にいるのではなく、反対側の鉄塔に腰をかけ

ているのです。見る場所によってはこのように見えるのです。それにしても驚きました

よ。

いよいよ再オープンです。

 いよいよ、オランウータン屋外放飼場が今日、再オープンされます。

 



 お客さんと弟路郎に、優しい「ひさし」を取り付けました。真夏の炎天下でも直射日

日光が当たらず、快適に見る事ができます。また、直射日光の好きでない弟路郎も

日陰部分ができるので、喜んでくれるでしょう。

 
 みなさん見に来て下さいね。お願いします。

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