『環境エンリッチメント』カテゴリーの投稿一覧
布。
Posted by zooyoshida on 2013年7月23日(火) 18:03
レンボーハヤトにお客様から大きな布の寄付がありました。
ありがとうございます。
さっそく与えました。
朝食中なのにわざわざ大きな布を持って、移動しながら隠している食べ物を探し当
てながら食べています。（あずましくないのかな？）
レンボーが食事している間に布を確保しているのでしょうか。
食事の間にこうして遊んでいます。
早く食べてしまわないと食べ物がなくなっちゃうよ。
こんな事をしていて面白いんだね。
とうとう取られちゃったよ。
もう、葉っぱしかないんじゃないかな。
休息タイム。
逆さになって何をやっているのかな。
レンボーの真似をしているんだろうね。
ハヤトは男だから将来、もっと過激な遊びをするようになるんじゃないかな。
綺麗に敷いて、けっこう几帳面なところもあるんだわ。
一枚しかないからいいんだろうね。
布にも好みとか、材質の違いからか、一日しかもたない物から数カ月もつ物まで
色々あります。
この布はどれぐらいもつかな～。
弟路郎ならどんな物でもけっこう長持ちするんだけどね。
よかったぁ～。
Posted by zooyoshida on 2013年7月22日(月) 19:28
お客さまからマンゴウの寄付がありました。
ありがとうございます。
さっそく与えることにしました。
行動パターンを考えると、ここに隠すとハヤトが先に見つけて食べる確率が高いので
ここに隠したんだわ。 向こう側から見えないようにね。
ところが・・・。
見つけちゃったかな～？
角度的に見えない筈なんだけどな～。
やり方がわざとらしかったかなぁ～。
あ～あ、見つかっちゃったよ。
きっとハヤトは食べることができないんだろうな。
ハヤトも食べたいよね。
近くで見られると、レンボーは食べずらいか。
あずましくないないので、離れて食べようか。
美味しいだろうね～。
１個丸まるだしね～。
宮古島産だったっけ。
やっぱりハヤトも食べたいよね。
おっ、いったか。
やったね！
よかったぁ～。
いいねぇ～親子で食べるなんてさ。
うわ～美味しそう～。
よかったねぇ～。
そう、今、朝食の最中なんだわ。
食べ物を探さなきゃいけないんだよ。
ハヤトなんか種を銜えながら食べ物を探してるよ。
今日はアニマルファミリーイベントで寄付された物が多数隠されているからね。
いつもと違うんだわ。
今日の彼らはみんな判っているんじゃないかな～。
明日はスイカもあげようなか。
朝食から一時半経った今でもハヤトはマンゴウの種の皮を銜えているよ。
種の中身はレンボーが食べたんだろうけどね。
食べ応えがある。
Posted by zooyoshida on 2013年7月20日(土) 21:21
お客様から弟路郎ファミリーにマンゴウの寄付がありました。
ありがとうございます。
いつも感謝しています。
今日は弟路郎に一個丸々与えることにしました。
屋外に隠す前に弟路郎に一度見せてみました。
すぐに見つけるかな～。
いつもと行動パターンが違います。
あきらかにマンゴウを探しています。
早いな～もう見つけたようです。
マンゴウを取ったとたん口で銜え、
素早く高い所へ移動します。
彼は高い所で色々なところを眺めて食べるのが好きなんです。
しかし、今日は食べ応えがあるでしょう。
大きなマンゴウ１個丸々食するんだからね。
野生のオランウータンみたいだよ。
種の周りについている果肉や繊維まで全部、歯でこそぎ落として食べちゃいます。
満足したかな。
ハヤトは種の部分をゲットしました。
嬉しいよね。
１時間２０分後に覗いてみたら、種の殻をまだしゃぶっていました。
なまらめんこいわ。
凍らせたやつの方が喜んでいるわ。
やっぱり今時期は冷たい方がいいんだわ。
でも与え過ぎるとお腹をこわしちゃうから気を付けなきゃね
さっき、夜の動物園が終わったんだけど、すごく疲れたわ。
夕食を食べなかったしね。
さあ、帰ろうかな。
羨ましいな。
Posted by zooyoshida on 2013年7月20日(土) 13:07
お客様から弟路郎ファミリーにメロンの寄付がありました。
ありがとうございます。
彼らが羨ましいです。
僕なんかもう何年も食べてないなぁ～。
ギンギンに冷やして与えました。
レンボーには珍しくチビチビ食べていますが、ここの所が一番美味いんだよね。
時間をかけてじっくり食べています。
これですレンボーはこれじゃなきゃね。
ハヤトなんか走って来たよ。
いきなりがっついています。
あっという間にペラペラに。
よっぽど美味しいんだね。
皮までいっちゃってるよ。
よかったねぇ～弟路郎。
珍しく弟路郎も、がっついて食べてるよ。
樹上生活者。
Posted by zooyoshida on 2013年7月19日(金) 11:25
すごいでしょう。
この開脚。
これには理由があるのです。
高い木の上で、葉のついた枝を折りたたんで大きなベッドを作り、その中で出産します。
赤ちゃんの体重は人間の半分ぐらいあります。 お母さんは出産した翌日には赤ちゃん
を脇腹に抱いて、木々を渡って、食べ物を探しに出かけます。１歳ぐらいまでは、赤ちゃん
はほとんどお母さんのおっぱいにだけに頼っています。生後３ヶ月ぐらいから乳歯が生え、
お母さんが食べている物を横からとって口に入れたりしながら、食べられる物を学習して
いきます。
赤ちゃんが最初にできるようになるのは、歩くことではなく木登りです。（もしかしたら以前
にもブログに書いたかも）生まれて４ヶ月ぐらいから、赤ちゃんはひとりで枝や蔓を登り、体
を揺らして遊び始めます。（ハヤトは今でもこうして遊んでいます。）でもね、この赤ちゃんを
地面に置いたも、ずるずる這うだけで、二足で歩くことはできません。
人間やチンパンジーでは、足の大腿骨と腰の骨盤が、太い「腱」でつながれているけど、オ
ランウータンにはこの「腱」がないのです。だから、筋肉が発達しないと、下半身をしっかり
えることができません。
オランウータンに「腱」がないのは何故だかわかりますか？「腱」がないと足を大きく開く
ことができるので、木々を伝って移動するのに便利だからです。 木の上で生活するため
に、オランウータンの体は進化したのです。 完全な樹上生活者だからね。
そう考えると、当園の放飼場ももっとロープを張って人工的だけど、自然に近づけるように
改善していかなければいけないよね。
こうして移動するんだけどもっとロープがあった方がいいよね。
張り方ももっと複雑にさ。
張りすぎるとターザン遊びや移動ができなくなるから、その点には気をつけないといけない
けどね。
移動しながら食べたり遊んだり。
オランウータンの体は樹上で生活するのに、驚異的な進化を遂げたんだ。
