チーム円山ZOO!
Posted by zoozakki on 2010年12月16日(木) 19:34
ども。寒いっすね。
ここ2,3日、札幌は真冬日です。真冬日とは1日の最高気温がマイナスの日で、1日中雪が解けない日ですね。こういう日が続きますと、道などの雪が固まり、『根雪』という春まで解けない雪景色になります。
さて当円山動物園の職員は一部の役職者を除き、作業着を着て仕事をしています。来園していただいた方はわかると思いますが、あの青と緑の中間の色みたいな服です。マルヤマンも着ていますね。
ドキドキ体験「あざらしのお食事」で解説中の土佐飼育員、かっこいい。
この作業着、飼育員も事務職員も同じものを着用しておりますので一体感が生まれて非常にいいことだと思ってます。チーム円山ZOO!!みたいな^^。
しかし、困ったことが一つ・・・園内を歩いていると子供たちから「あー。飼育員さんだー!!」と話しかけられることもしばしば。
本物の飼育員ひなっち。ウサギがでかい!
もちろん、外見はいっしょでも中身はちょっと前まで他の部署で仕事をしていた事務職員ですので、動物に関する質問など答えられるわけもないのです。
近づいてくる子供たちに「あわわわ」と心の中でおののき、作り笑顔をさらにひきつらせて、「ぼくたち、げんきよくあいさつできたねー。えらいえらい」なんてお茶を濁してその場を去ろうとします。
ブチハイエナ手前がオスの「カムトリ」かな?
が、たいして真剣にスポーツをしていたわけでもないのに、恵まれた体格をしてるものですから、子供たちには完全に飼育員に見えるらしく、あっというまに取り囲まれて矢継ぎ早に質問を浴びせられるということになります。
ドキドキ体験「モルモットのふれあい体験」を体験取材中の広報担当おかもとさん。事務職員。
かなりあせりますが、そういうときは冷静を装って「ちょっとまってね確認するから」といいまして、無線で本物の飼育員に助けを求めます。
子供たちの純真な眼差しに心の奥がちくちくと痛みますが、その後は飼育員になりきり、聞いた質問の答えをいいます。「マレーバクの白黒の色は自然の中では保護色になると考えられているんだよー」なんて子供たちに教えます。
「それ、ホント?」マレーバクの円夏
「飼育員さん、ありがとー」と去っていく子供たちの後姿を見つつ、「ホントはオレ、飼育員じゃないんだよー」と大声で叫びたい衝動にかられますが、「これでいいんだ(おそらく!?)」と自分を納得させて、その場を離れることにしています。
「ゆっくり、一歩づつ」アブダブラゾウガメ『キク』
飼育員や事務職員、技術職員、いろいろな職員が動物園では働いています。しかし来園者の方から見れば、すべて動物園の職員です。おもてなしのココロを決して忘れないように、いつでもココロある対応をしていこうと、胸に秘めて日々仕事しています。(まだまだですが)
「人と動物と環境の絆をつくる動物園」
その志だけはわすれないように。
ドキドキ体験「カンガルーのお散歩」真ん中が『エリカ』かな。おなかに注目!
近々、彼女に注目のイベントがあるかも!?
※今日のきのこ
もうさすがにストックがなくなってきました。
こういう苔っぽいところに生えているきのこも絵になりますねー。
また色がいい!でも図鑑でも記憶にも該当するきのこが見当たりません・・・(-_-)。
命名は・・・・「コケシロタケ(仮」です。
冬にきのこは生えない・・・。
しいたけの原木でも買ってこようかな 笑。
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