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馴らし訓練中です
Posted by zoozakki on 2016年7月8日(金) 12:54
ブログをご覧の皆さん、こんにちは。
今日は、アフリカゾーンに移動した動物たちの馴らし訓練について、書き連ねていきます。
まずは、サーバルキャット。
7月13日のキリンの移動後は、キリン館全体を閉鎖するため、ダチョウ、ミーアキャットと一緒に観れなくなるのですが、それでも、ちょっとづつ見てもらうことに馴れてもらいたい、回復ぶりを見てもらいたいと思い、平日午前に30分限定で見ていただいています。
これがアップされるのが金曜日の午後の予定なので(?)、11日(月)と12日(火)のみですが、午前10時半頃を目途に観ていただく予定です。
さてさて、本題はこれから。7月6日から屋外放飼場の馴らし訓練を行っています。
ポッキーはかなり前から屋外に出していましたが、エンは初めての屋外放飼場なので、ポッキーと同様に複数の目で見守りました。
外への扉を開けた後、恐る恐るといった感じで出てくるエン
屋外放飼場は、このくらいの広さです。エンのリハビリもあるため、高い場所は作っていません。
金網によじ登った時の対策として、熊手をもって見守りました。
ポッキーがエンを見つけ、久しぶりの猛ダッシュ!!
でも、エンは逃げ腰
その後、何度か喜んで近寄るポッキー VS 威嚇するエンの姿が見られました。
やっぱりエンが逃げ腰?
切り株に足をかけ、見守りに来た獣医さんを威嚇!!
ポッキーと獣医さんへの威嚇以外は、終始落ち着いた様子で過ごしていました。
ここだけの話、後述するハイエナの観覧時に、ポッキーとエンも屋外放飼場に出ていればご覧になることができます。ただし、小さくですが。
ハイエナの観覧場所からサーバルの屋外放飼場を見たところです。看板の右下にポッキーが寝ています。
次はハイエナの観覧。
ハイエナのカミも外に出ている時間が長く、外に出ているときはキリン館の2階から(場所によっては)見えるのですが、もうすぐキリン館が閉鎖になるため、ハイエナを見ることができなくなるのと、屋外放飼場で人に見てもらう訓練を兼ねて、平日の午前と午後に30分づつ仮囲いの扉を開けて、見ていただくこととしました。
7月6日の初日、午前11時半から観覧をスタートしたのですが、見に来た小さい子ども達に驚いたのか放飼場内を走り回ってしまいました。すぐに落ち着いたのですが、初日は午後の観覧を中止しました。
そして、エンとリッキーの合間を見ながらカミの様子を見に行くと・・・
咥えてます。
振り回して遊んでいます。
ちょっと得意げです。
おまけは今日のカミ。背中がかゆいのか、かこうとして顔を向けたところです。実は口が届かなかった・・・
最後はライオンの屋外訓練。
ティモンが亡くなって、はや2週間が過ぎました。
リッキーは引っ越しがあり、エランドの監視があり、ティモンとの別れありと波乱万丈な1カ月を送ったと思います。
そんな中、屋外放飼場の馴らし訓練が始まりました。
どのような行動をするかがわからないため、逃走に備えて麻酔銃やネットランチャー(投げ網)を準備して、屋外へ!
今まではティモンの後についてきていたリッキーですが、自ら外に出て、岩場のうえで王者の風格。
悠然と外に出てきました。
キリッとした凛々しい顔。
ライオンのモートには、転落時のクッションとして、乾草を敷いています。
飼育員や獣医さんの心配をよそに、終始落ち着いて過ごしていました。
ここでもオマケとして、K飼育員が植えた木を抜いてしまうという、お茶目な姿も。K飼育員の泣き顔とリッキーのドヤ顔の対比が、また楽しい訓練初日でした。
7月13日(水)の閉園日にキリンのユウマが引っ越しします。獣医も飼育員も皆で力を合わせて、無事に移動するべく、練習や打合せを重ねています。
何事も起きないよう、また、何が起きても対応できるよう、事前の準備を行っています。
ユウマの引っ越しに集中するため、ちょっとの間、(M)のブログはお休みします。
次は、ユウマの引っ越し顛末記??? (M)
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