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「もう増やさないで!北海道の外来生物展」絶賛開催中。
Posted by zoozakki on 2017年8月15日(火) 15:19
酪農学園大学との共催イベント「もう増やさないで!北海道の外来生物展」、動物科学館ホールにて開催中です。
http://www.city.sapporo.jp/zoo/04event/h29/gairaisyuten.html
非常に好評でございまして、毎日大勢の方にお越しいただいております。
最終日である8月20日(日)には、13時からトークイベントも予定しておりますので、皆さま、ご家族ご親戚お誘い合わせの上是非お越しくださいませ。
我々にとって最も大切な事項の一つである「身近な生態系の保全」。
それを伝えるにあたり、この「外来生物問題」を抜きに語ることはできません。
このイベントは、外来生物に対しての「正しい知識」の普及と、拡散防止のための「正しい行動」を促していくことを目的としています。
では会場を少しご案内。
まずは入り口で我々のメッセージを受け取ってください。
解説サインの読み方を説明。
酪農学園大学吉田研究室による外来生物最前線のコーナー。
ここでは北海道における外来生物の現状、最新の研究報告を掲示しております。
飛ばす事のできない大事な内容です。
外来生物の展示ブース、全て道内で捕獲されたものです。
魚類は豊平サケ科学館に捕獲していただき、他の生物は酪農学園大学と円山動物園が共同で捕獲しました。
カメ類2種、カエル類5種、軟体動物1種、哺乳類1種、昆虫1種、甲殻類3種、魚類5種となっています。
こちらはカエルの鳴き声を聴けるコーナー。
外来カエルの鳴き声をしっかりと覚えて、今後の生態系保全に役立てていただきたいと思います。
バックヤードはこんな感じ。
もともと道内にいなかったカブトムシ、今では道内全域で確認されています。
ここのカブトムシも札幌市内で捕獲したのですが、わずか一時間程度で120匹。事態は深刻です。
アメリカザリガニやトウキョウダルマガエルの捕獲体験も実施。雌雄判別など種の特徴なども学ぶことができます。
こちらは外来のカエルの胃内容物を調べている様子。何を食べているかを確認し、どれだけ生態系に影響を与えているかを判断します。
最後にアンケートによる効果測定も行なっておりますのでご協力よろしくお願いします。
では皆さまのご来場を会場にてお待ちしております。
なんでもどんどん質問してくださいね。
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