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by 大熊 一精

大熊 一精
プロフィール

1967年生まれ、埼玉県川越市出身。
銀行系シンクタンクに12年間勤務の後、2002年から札幌市に移り住み、現在はフリーランスのコンサルタントとして活動中。 「一日一冊」を目標に、ジャンルを問わずに、本を読んでいます。読書量全体のうち、電子書籍端末で読む割合は3割ぐらい。 札幌市民になってからは、毎年、コンサドーレ札幌のシーズンチケットを購入し、2014年シーズンで13年目。週末ごとに悲しい思いをすることのほうが多いのに、自分が生きているうちに一度ぐらいはJ1で優勝してほしいと願いながら、懲りずに応援を続けてます。
著書「北大の研究者たち 7人の言葉」(エイチエス、2012年刊)


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『「本が売れない」というけれど』永江朗(ポプラ新書046)

『「本が売れない」というけれど』永江朗(ポプラ新書046)

PB167093

2014年11月刊。

本が売れないというけれど、書店がなくなっているのは事実だけれど、ブックオフの売上や図書館での貸出数をみれば、読書人口は減っていないのだから、根本的な問題は所得の減少という、つまりは本に限らず他の業界にも共通した問題が背景にあるのに、ことさら本だけを特別扱いして考えるのはちょっと違うんじゃないの?そもそも「活字離れ」って、ずいぶん前から言われてるじゃないですか。業界的に景気がよかった頃を基準にして考える、いや、考える前に思考停止の状態になってるんじゃないの?…といったことが、著者の経験と統計データを元に綴られています。

ものすごく乱暴にまとめてしまえば、外部環境のせいにしても始まらない、出版業界ないし書店も(そんなことできないなどと言わずに)できることを(努力して)やっていきましょうよ、という話なのですが、かたやで本という商品の特殊性(たとえば流通形態)について丁寧な説明もなされており、本好きな方、本に興味のある方は必読です。

 

【目次】
プロローグ ベストセラーは出したいけれど
第1章 日本の書店がアマゾンとメガストアだけになる日
第2章 活字ばなれといわれて40年
第3章 「街の本屋」は40年間、むしられっぱなし
第4章 「中くらいの本屋」の危機
第5章 電子書籍と出版界
第6章 本屋は儲からないというけれど
第7章 「話題の新刊」もベストセラーもいらない
エピローグ どこから変えるべきか

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