札幌100マイル

百合が原公園*スタッフブログ

ユリだけじゃない百合が原公園の魅力をご紹介します

2007年10月04日 の投稿一覧

今度の日曜・祝日は

こんにちは!

昼間の雷雨はすごかったですね
先日新聞に落雷が増えていると載ってましたが
確かにカミナリがよく発生している気がします。

百合が原公園の世界の庭園には、4つの庭園がありますが
そのうちのひとつが日本庭園。

真ん中に池があります。
その池を眺める場所にある腰掛待合。


その後ろ側にある目隠し垣根が、「建仁寺垣」です


こんな風に、割竹をびっしりと並べて、更に横に渡した竹で留める
竹垣の代表格のひとつです。
京都の建仁寺は、あの風神雷神図屏風があるお寺。
そのお寺にあることから名前がついたそうです。

竹垣は年月とともに、いたんできます。
できるだけ釘などを使わずに作るので、縛ってある縄が切れると
押さえてある竹が外れてしまい・・・


そろそろ修繕が必要な状況でした。

7日(日)と8日(祝)に、札幌造園技能士会のみなさんが
ボランティアで改修してくださることになりまた。
庭造りのプロ中のプロのみなさんでも、
これだけの規模の建仁寺垣は手がけたことはほとんどないらしく
技能士のみなさんの技術研修として作ってくださるとのこと。

朝9時~16時頃(日没まで)の間、作業されています。
(作業の状況で、8日は早く終わることもあります)
もちろん、一般の方も見てもらって良いとのことなので
興味のある方は、ぜひどうぞ。
一般の方向けの講習会ではありませんので
詳しい説明などは特にありませんが、
竹垣づくりの技術を見られる良い機会だと思います。

有料エリアの世界の庭園の中なので、入場料の高校生以上130円は必要です。
65歳以上の方は年齢の判る身分証明書を提示で無料になりますので、
お忘れなくお持ちください。


日本庭園を入ってすぐの園路沿いの垣根は、銀閣寺垣です。



本家の銀閣寺と同じく、石垣+竹垣+生垣のとても美しい垣根です。
一番上の飾り結びが特徴です・・・が、この写真じゃ良く見えないですね・・・


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