札幌100マイル

オランウータン飼育日記&円山四季だより

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穏やかから 興奮。

 

 のんびり穏やかに泳いでいます。

 まるで温泉にでも入っているような感じに見えます。気持ち良さそう~。




 暑さにはかなり絶えられるそうで、逆に極寒には弱く室内に暖房を入れてるところも

あるようです。 当園の場合、水の中に居るほうが暖かいと思います。

 
 給餌が始まると興奮してパニック状態になります。時にはもの凄いスペードで泳

ぎ、まるでイルカのように空中にジャンプしたりします。 勢いあまって地上部に転が

り上がっちゃう事もあります。 




 人噛みで魚の頭がぐしゃぐしゃです。ぎざぎざの鋭い嘴がひかります。噛まれたら

大変です。圧力も加わり打撲と、鋸の歯のようになっているので傷がグチャグチャに

なり治るのに一週間以上かかります。

 水に入っていたので顔も真っ赤。








 水の中では自由自在に泳ぎ、鳥が空を飛ぶように見えます。

 そんなペンギンですが、歩く時はなんかぎこちないよ。





 足跡です。





 拡大すると





 もっと拡大するとこうなります。





 これは産室の入り口です。この中に産箱が設置されています。

 野生のペンギンと同じく、海(当園は淡水)と巣を往復して生活しています。非常に

用心深い動物で、野生では人の生活圏に近い所に住んでいるのに、人を見るとすぐ

海に飛び込んでしまい、なかなか観察する事ができないそうです。だから野生のフン

ボルトペンギンの詳しい生態はあまりよくわからないそうです。

あと何十年かかるかな。

 
北海道の在来種ではないけど、ここで越冬し増えてくれれば将来的に資材や飼料

に使えると思えるので期待しています。






 それがこれです。

 孟宗竹です。植えてから何年くらい経つかな。

 皆さん、この孟宗竹の竹の子は普段色々な料理に使っていますよね。 その他に

資材としても使われています。太く成長したらオランやテナガの遊具や食料にしたら

良いと密かに考えていました。 二本植えた内の一本が根付きました。本数も年々増

えており二十本ぐらいあるかな。 でもみんな細いんだ。 ネマガリダケより太いのは

何本かあるけど・・・。

 もしかしたら太くさせるのに間引きだとか施肥が必要なのかも知れません。 この 

しばれ の激しいこの地にうまく根が張るだけでも大変なことだよね。 秋に竹の根を

守るために落ち葉をたくさん盛って守っています。





 左にある葉が茶色くなってる木が クヌギ です。その隣にあるのが孟宗竹です。 

クヌギも本州産の植物ですが、外来種のニセアカシアみたいな繁殖率ではないの

で、市内に広まる事はないと思います。 実もドングリよりはるかに嗜好性が良く、虫

が寄生しない(雪が降る直前に結実する。)ので扱いがいいのです。当園のクヌギ林

は明治二十年代に植えられたものなので(密植したためヒョロヒョロ伸びた。)倒れだ

したら一気に絶滅するのではないかな。今のうちにある程度本数を確保しなければと

思っています。




 雪の中でもへっちやらです。青々としています。





 左側の茶色のやつが元の竹です。店で大きな竹の子が売っているよね。 その右

側のやつが殖えた竹です。メチャ細いよ。





 これが一番太い竹だけど、これじゃ~ね~。竹の子はたぶん弟路郎も食べてくれる

と思うけど、もう何年かの間、しばらく観察してみようと思います。
 

どうしたんだろう?カラスさん。

 最近、園内でカラスの姿をあまり見かけなくなりました。どうしたのでしょうか?

 四年ぐらい前まではフリーフライトをしていて、多い時には80羽から100羽ぐらい

のカラスに囲まれて「ビリー」も熱くなったりしていました。 僕たちが邪魔をするカラ

スを追い払うのも大変な時もありました。(あまり余計なことを書かないほうがいいか

な。) ところが、だんだん少なくなってきたみたいで、最近では居るとしても2~3羽

ぐらいです。 もしかしたらこれは園内の環境変化が原因なのかも知れないな。確か

に年々カラスの食べ物が(動物の餌をかすめる)減ってきています。 それともたん

に円山地区にカラスが居なくなったのかも知れません。昨年の7月1日からのゴミだ

しルールの変化も関係しているかも知れません。燃えるゴミの有料日にカラスに荒ら

されないようにすれば、かなりカラスの食事量が減ります。 




 食べ物が無いからか、よく見ると朽ちてきた木の木っ端を食べていました。驚きまし

たよ。最初、腐った木を穿って中にいる虫でも食べていると思いました。

 
 食べ物が豊富にあるところに移動した? 食べ物が足りないと弱い個体はあぶれ

て死んでしまう。淘汰されてしまう。

 
 
 これから園内でのカラスの動向に注目していきたいと思います。

 
 
 元々カラスは森林に生息していたはずです。いつから人間の生活圏に住むように

なったのかな。





 食べ物が無くて途方に暮れているのでしょうか。

冬季も絶好調!サブリーダー!



 サブリーダーのノンちゃん!今日もたくさんのお客さんの前で絶好調です。 

 すでに技術的にも私を超えました。今日は52名の観客の前で見事な鷹のコントロ

ール。 無事、フリーフライトを行いました。




 たくさんのお客様の前でもヘッチャラです。




 飛ばしている時のこの余裕の表情。自信がついている証拠です。

 それに比べて僕はダメだな。鷹の扱いが雑なのかな。最近少し嫌われているかも

ね。

 
 
  

やっぱり獣道かな。





 やっぱりこれは獣道になるのかな。 



 
 毎日通っています。




 たくさん歩いた後はお昼寝です。




 ご免ね、起こしちゃったね。 眠たいかい。




 下から見たところです。




 雪の積もった細い木の上もスイスイ歩きます。




 しかし、レッサーはいつ見ても可愛いわ。




 これも獣道かな。 夏場は自由に色々なところを歩き回っているのに、どうして冬場

はこの様な道になるのかな?歩きやすいからかな。雪が邪魔だからかな。 レッサ

ーパンダは夏も冬も同じようなところを歩いているように見えるけどね。




 これは飼育員が歩いている道です。 ここを通ると近いからです。

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