札幌100マイル

円山動物園ブログ

円山動物園の動物の近況や出来事などを綴ります

2016年08月 の投稿一覧

アムールトラタツオへのお気持ちありがとうございます。

アムールトラのタツオが18日に亡くなって4日が経ちました。

闘病中のタツオへの応援ありがとうございました。

また、亡くなってからもたくさんのメッセージやお花をいただき本当にありがとうございます。あらためて多くの皆様に愛されて幸せな子だと思いました。

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今日はアフリカゾーンのオープンにいらした秋元市長も、タツオの長年の円山動物園への貢献に敬意を表して献花させてもらいました。

 

 

14日・16日・17日のアムールトラのタツオについて

8月14日(日)のタツオですが、時折自分で水飲み場まで行って水は飲んでくれますが、依然として食欲はなく、一日、ほとんど横になって過ごしておりました。

お昼近くに、隣の寝室との境の檻のそばに横になってくれたので、補液を試みました。

おなかに触ったり、注射針を刺すことには抵抗がなかったのですが、液が皮膚の下に注入される刺激で立ち上がってしまったので、ほんの少ししか補液できませんでした。

タツオは大きな動物ですので、リットル単位で補液する必要があるのですが、なかなかうまくいかず、残念です。

今後も、檻越しで手が届く場所に横になってくれたら、チャレンジするつもりです。(動物診療担当係長)

 

8月16日(火)のタツオは、ほとんど立ち上がることもできなくなってきています。

昨日までは寝返りも打てていましたが、16日の昼からは、寝返り自体打つことが難しくなっているようです。今日は、少しでもエネルギーを取ってもらう為に飲み水に糖分を加えて与えています。また、手近にバケツに用意していたスポーツドリンクにも口を付けたようです。そしてなんと、夕方顔の前に牛レバーを差し出したところ、6切れほど食べてくれました。

今日17日(水)もチャンスをみてエサを与えてみようと思っていますが、顔を上げ、水を飲むのも難しくなっています。

タツオは頑張ってくれていますが、なかなか厳しい状況です。(飼育展示課長)

アムールトラのタツオについて

タツオですが、水は飲んでいますが、依然として食欲が全くない状態が続いています。タツオの好きそうなものをいろいろと与えているのですが、肉には、反応してくれません。

8月13日(土)もほとんどの時間は横になって過ごし、時折、水を飲むために起きあがったり、身体を動かす程度です。なお、呼吸は普通の状態です。

それでも、13日は、3回ほど寝室とサブ放飼場の間の扉に顔をのぞかせてくれたので、お客さんにもタツオの顔を見てもらうことができました。

なお、午前中は壁に沿って寝ていたので、反対側の寝室の扉の下の方をちょっとだけ開いて、熊手をそっと差し入れて敷き藁の交換を行いました。

これからもタツオに何とか食べてもらえるよう、引き続き、いろいろと試していきます。(園長)

アムールトラタツオの健康状態(その3)

 

8月12日(金)のタツオの状態ですが、依然として食欲が全くない状態が続いています。

 

水は飲んでいますが、ほとんどの時間は横になって過ごし、時折身体を動かす状態です。

呼吸は、肩で息をするような荒い呼吸ではなく、普通の呼吸状態です。

 

タツオの現在の状態を考えると「普段と同じ生活リズムで過ごさせた方が良い」と考えており、8月13日から15日までの夜の動物園については、寝室とサブ放飼場の間の扉は、普段の閉園時間である16時30分を目安に閉めさせていただきたいと思います。

そのため、タツオは観覧できなくなりますが、ご理解をお願いします。

(飼育展示一担当係長)

アムールトラタツオの健康状態(その2)

火曜日に引き続きアムールトラタツオの健康状態ですが、依然食欲がない状態が続いています。

今日は、サブ展示場プールの防水工事が終了しましたので、サブ展示場と室内の扉は開放になっていました。

昼前に一度、自ら外に出ていき、しばらく外で過ごしておりましたので、私たちはその間に大急ぎで敷き藁を全部取り替えることができました。

掃除が終わったタイミングで、また、自ら室内に戻った後は、閉園まで室内で横になって過ごしていました。

水は飲んでくれていますが、食べ物はいろいろ試しているのですが口をつけてはくれていません。

ミルクもおいてみたのですがこちらも見向きもしません。引き続きいろいろ試していこうと思っています。

(飼育展示課長)

 

 

 

アムールトラのタツオの健康状態について

本日、アムールトラのタツオの展示はお休みをいただきました。

最近のタツオ、サブ展示場への扉を開けていてもなかなか外に行かない状態が続いていました。

現在、タツオが過ごしている寒帯館は冷房を稼働しており、室内が涼しいのも一因だと思いますが、夏になってほとんど一日中寝室内で座って過ごすことが多かったです。それでも、先週の金曜日ぐらいまでは、しっかりエサのミンチ(6kg)も食べて、元気に過ごしていました。

ところが、土曜日以降、突然の食欲廃絶、まったく食べなくなっています。そしてほぼ一日中横になって過ごしています。

今は、エサの種類を増やし何とか食べて、元気になってくれないかと願っているところです。

しばらく展示をお休みすることが続くかもしれませんが、ご了承願います。(飼育展示課長)

近況報告(アフリカに引っ越しした動物たち)その2

ブログをご覧の皆さん、こんにちは!

 

まずは、お知らせです。

キリン館の1階は、開園時間中自由に観覧することができるようになりました。

ユウマが思った以上に早く獣舎や観覧方法に馴れてくれたおかげです。

ただ、2階はガラス越しの観覧のため、まだ閉鎖していますが、近々2階も全面開放する予定です。

 

ハイエナとライオンの観覧も、時間は今までと同じ11時から12時までと、14時から15時までですが、明日(8/6)から土日も開放することになりました。

土日しか来ることができなかったみなさま、すみませんでした。

 

では、近況報告です。

 

≪サーバルキャット編≫

まずはサーバルキャットのエンちゃん。5月に骨折してから平坦な場所で運動させていたのですが、ついに(とうとう?)立体的な動きを自ら始めました。

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『おや?何かが金網にへばりついてるぞ??』

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『おやおや、エンちゃん、自分で登ったのかい??』

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「あっ、(M)に見つかっちゃった、ブログに載せられるぅ~~~」

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翌日のエンちゃん、

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軽快に走り回っています。

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「えっ、金網に登ったなんて・・・あたしみたいなレディが、そんな野蛮なことするわけないでしょ!!」

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「オレも若けりゃぁ、颯爽と上るんだけどなぁ・・・」

 

≪カバ編≫

ドンさんも外プールに馴れ、外に出ている時間が長くなりました。ハイエナ・ライオンの観覧場所からも「ウン」がよければ、ドンが出ている姿をご覧いたか出ます。

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プールの中のドン、ザン側にいる方が多いです。

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運が良いと、餌を食べているところを見ることができます。

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水面から目と鼻を出すザンさん

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水面下では、こんな恰好をしていました。

 

≪エランド編≫

ハイエナ・ライオンの観覧場所を拡げたところ、エランドも近くなりました。

でも、相変わらず「シカがいる!!」と言われています・・・エランド用の看板が必要かな?

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ぷっちょは寄ってきます。たくさんの人が見ていても寄ってくるの

 

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ハイエナ・ライオンの観覧スペースを拡げたところ、オペルはやはりたくさんの人に驚いてしまったようで、本日(8/5)は狭い方の屋外展示場に出しました。

 

今週は、これでおしまい、です。

来週は、もう少し「ちから」を入れて取材します。

 

今週のおまけ写真

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取材対応でサル山に入ったところ、土下座で出迎えてくれました???

(M)

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