札幌100マイル

円山動物園ブログ

円山動物園の動物の近況や出来事などを綴ります

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ひとりっこの白クマ赤ちゃん通信

ども。題名、いただきました 笑。
白くま赤ちゃんなので、
カリスマブロガーひーずみの影を少し纏います(纏いきれないか)。

本日、朝6時にホッキョクグマ『ララ』とその子ども(以下ちびララ(仮))を外放飼場に出しました。
初お目見えです。天気も良く、日差しが暖かでした。



物おじすることなく、落ち着いた様子ですぐにあそび回るララとちびララを見て、安堵したのもつかの間、収容予定の8時になってもぜんぜん中に入ってくれません。
久しぶりに出た外が気持ちいいのか、はたまた雪が気持ちいいのか。


む。ピントが甘い・・・(-_-)

やばい。このままでは開園時間になってしまう・・・。
職員がいろいろとエサで釣ったり、呼んだりしても一向にララは中に入りません。



しかたなくララとちびララの状況を見つつ、来園者の方々の人止めを継続してそのまま開園。見守りました。



幸いなことに来園者の方々にも、興奮することなく落ち着いているララ親子でした。


つ・・・つぶれる。

そこで急遽、明日(4月1日)から一般公開することに^^。やったね。


やったね。



・・・このブログを見ている皆様には、すでに何度も目にしたり聞いていることだと思いますが、やっぱり言わせてください!!
『世界中の動物園でも年に数頭しか成功しないホッキョクグマの自然繁殖。
2000年以降、日本国内で唯一ホッキョクグマの自然繁殖に成功しているのが円山動物園です。』
ですです。本当に誇っていいことだと思います。円山プライド。
やったぜ円山ZOO!すごいぞ飼育員!ヒーハー!
・・・はあはあ。すみません・・・。


見つけた遊びその1


方向転換!


狙いを定めて。




母さんに向かってダイブ!



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あら。

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ハズレ。

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見つけた遊びその2
お母さんごっこ「よしよし、もうねなさい」

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先に寝ちゃった。



明日はエゾヒグマ『とわ』ちゃんも公開となりますので、一回り大きくなったとわちゃんとララ親子が見れますよ!

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元気いっぱい!

ことばのちから

ども。
ご無沙汰しました。2月12日ぶりに書きます。
この1月半、何をしていたかといいますとただボケっとしていたわけではなく、
不肖私も事務職員のはしくれらしく、年度末そして数日後に迎える年度初めと事務仕事がびっちりビタビタで机に張り付いてました。(今もだけど)
その間、いろいろなことがありました。心からのお祈りと一日も早い復興を願っております。そして今、動物園の職員のはしくれとしてできることはなにかと考えますと、少しでも皆様に楽しいうれしい気持ちになれる情報を発信することではないか、と思いいたりました・・・。


「前置きが長い」とレッサーパンダ。

というわけで今日もいきましょう!
今日は机に張り付いていた私も、お偉いさんの引率という役目で園内に出まして、来月オープンの噂のあの施設に潜入しました。
ただ、まだ動物は移動してませんので、みなさんの想像力、イマジネーションを膨らませてください。


かっこいいですね・・・・・・アニエス○ーのマークそっくり疑惑あり(秘)。

あんまり詳しく載せてネタバレしてもアレなんで全部ぼんやりいきます。
ご了承ください。


植物も入りました。本田氏いわく、実際の生息域に生えている植生にこだわって植えてあるそうです。ここに・・・・


彼が入ります・・・イメージ、イメージ。


通路は暗く、展示スペースが際立ちます。


謎の図・・・。


こちらはセンターラボ。この館のウリのひとつですね。
飼育員自らが展示となるというコンセプト。
イメージは『バイオハザードの研究所』(本田談)とのこと。


担当のメガネ獣医3号と解説する本田氏。

そういえば今日から獣医ブログスタートしましたよ!
要チェックです。http://sapporo.100miles.jp/vetblog/article/1

あ、あと、もうホームページには載ってますが、
施設再開のうれしいニュースもあります。
明日時間があれば写真を撮りに行ってきます。

少しづつ、でも着実に、ともに乗り越えて、
ともに歩いていきましょう。


今日の

今日は週1回の乾草を取り替える日です。

実は乾草を取り替える他にもう一つ重要な作業があるんです。

クマ館も現在暖房費節減で設定温度を下げています。
でも今日だけはチョットだけ温度を上げさせてもらいました。

理由は乾草を取り除いた後栄子さんの下半身を洗い流しています。
足が動きませんので自分で手入れが出来ません。
チョット冷たいですが水で汚れを洗い流します。


すっかり綺麗になった栄子さんです。

実はココからが《もう一つ重要な作業》です。

この作業に欠かせない人物、『眼鏡3号こと獣医高江洲氏』

ほぼ寝たきりの為じょくそう(床ずれ)が心配されます。

(じょくそう(床ずれ)とは圧迫等によって血行が遮断されることにより、皮膚に栄養、代謝障害が起きます。この状態が長時間あるいは繰り返されることにより寝たきりの方、長期入院患者、術後入院患者の身体の接触面に、ただれが起こったり悪化して皮膚や内部組織が腐った状態になることを床ずれ(じょくそう)と言います)

綺麗になった下半身の診断をしてもらいました。

引きずるように動く為多少毛が薄くなり、皮膚が硬くなってきているとのことでした。
心配されたじょくそうは今の所は大丈夫です。

体がある態度乾いた所で温度設定を元に戻しました。

診察が終わった後はいつもどおり乾草をたっぷりと敷きつめ
いつもより果物大目のメニューでお食事してもらいました。


栄子さんは毎日元気です。

デナリ・キャンディ同居

こんにちは。
http://sapporo.100miles.jp/winter_pj/article/120
↑ここでの紹介があったとおり、本日デナリとキャンディの同居を試みました。


まずは同居の前に檻扉越しにお見合いです。
ここでの様子如何ではその後の同居も見合わせようと思っていました。

デナリはキャンディが来園して以来ずっと発情していたので同居に関して問題は無かったのですが、問題はキャンディがデナリを見たときにどういう反応を示すか?でした。
僕の予想ではデナリを怖がるか、それほど関心を示さないと思っていましたが、意外や意外キャンディは檻扉越しにデナリと鼻をつけ合わせ舐め合ったりしていました。

デナリとララが同居した時ですらそれ程の反応は見られないので、これはかなり相性が良いと確信をし閉園後に同居することにしました。



閉園後同居する前にまず、
獣医師軍団の麻酔・投薬組、クマ館屋上から闘争があった時に二頭を引き離す放水・爆竹部隊、クマ館内の扉を閉め隔離する部隊と3軍に別れて同居に挑みました。(その際放水部隊にトラブルがありS川さんがずぶ濡れになりました)

準備が整いいざ同居です。

なんということでしょう。見守っている僕たちの心配をよそに2頭は驚くほど自然にコミニュケーションを取り合っていました。
あまりの自然さ故にちょっと拍子抜けです。
やはりお互い異性には既に会っているのでデナリ・サツキの時程の妙な緊張感はありませんでした。




暗くなったので途中で観察は終了しましたが、最終的には2頭でじゃれあうほどの仲の良さを披露してくれました。

という訳でデナリ・キャンディの繁殖に関しての第一段階はクリアです。
あとはデナリがキャンディをその気にさせて交尾をすれば更に次のステージに進めます。是非デナリ様には頑張っていただきたいものです。

相性的には問題が無いので本日より終日同居です。
2頭の様子を是非見にいらしてください。

栄子さん

地震被害にあわれた皆様に心からお見舞い申し上げます。

多くの来園者からの質問で
『どうやって栄子さんの体位を変えているんですか?』

今回は特別にお答えしましょう。

栄子さん下半身が動かない状態ではありますが上半身は元気です。



ですから素手では危険です。近づけません。

そこで秘密兵器の登場です。

(ホッキョクグマ担当河西さん作)
この2本の特殊な道具を使って体位変換を行います。


この板も使います。

手順
①板を持って栄子さんに近寄ります。
②寝ていた栄子さんが座ります。
③寝ていた時下側を上になるように倒します。
④倒すのは先ほどの道具で腰の辺りを押します。
⑤無事に倒れてくれて終了です。
 (すいません。写真は無いです。作業中は写真とっている余裕がありません)

なんだかんだ言ったって相手はクマです。
高齢で足が動かなくてもクマです。
作業は獣医さん立会いの下、4人以上で行います。

この作業を毎日2回行っています。
このほかに週1回乾草を取り替える作業があります。

少しでも体の負担を少なくし長く生きてもらう為職員一同頑張っています。



今日は乾草を取り替える日。
新しい乾草でお食事をする栄子さんです。

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