札幌100マイル

円山動物園ブログ

円山動物園の動物の近況や出来事などを綴ります

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雪は天から送られた手紙

ども。
雪まつりも近づいてきましたね。
数年前に大雪像作りの職員派遣に参加したことがあります。
マイナス10℃以下の寒さの中、地上13m、ビルの建築現場並の高さに登り、重たい雪を必死にくっつける作業を思い出すと、今でも涙が出てきます。つらかった・・・。寒かった・・・。

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高いところも大丈夫。ダイアナモンキー親子

こんな思い出があるので、極力雪まつりは見に行くことにしています。雪像の細部までこだわった造形を見ると、「うんうん、よくがんばった。よくがんばった。」と作った方々の苦労に目頭が熱く・・・(歳をとると涙腺が弱くなりますね)。

さて、今日はララとこどものようすからいきますか!
連続パラパラマンガ風に載せます。動いて見えるかな。















ララになめられて、子どもが右手を上げるようすがわかります?
やっぱ動いては見えませんね・・・(-_-)。
最後の2枚はこどもの顔が確認できるんですが・・・。

映像は「動物園センター」で流しています。ぜひご覧ください。


そういえば先日、定山渓自然の村でスノーシュー体験に行ってきました。
天気も良く、大変楽しかった。やっぱりこづかい貯めてマイスノーシューを買おう!


よっしーこと吉野職員が当園で行うサンデーセミナー『スノーシューで歩こう』は1/30,2/13です。
1/30はそろそろ定員に達しそうです。2/13のほうは1/30から予約受付開始、お早めに申し込みを!

ついにオオカミブログがスタートしましたね。オオカミの情報がどんどん発信されています。雑記帳は少しさびしくなりましたが、新たなブロガーの誕生に期待しましょう。


取り込み中のジェイ


ジェイの○んちをチェックするキナコ 笑

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やっぱ気になる年頃ルーク 笑

さて、獣医ブログはいつ・・・?


※今日のきのこ

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このきのこは、昨年秋に動物園のとある場所で撮ったのですが、
けっこう大きくて、しかもいっぱい生えてました。
つるんとした玉子色の傘、太くしっかりとした柄。
「こんなに大きくて特徴的だからすぐにわかるだろう」と思い、
調べたのですが・・・・(T_T)。わからない・・。
形はタマゴタケ系の毒キノコに似てるんですが、根元がわからないのが致命的でした。

きのこを撮るときはもっと根元の方とか周りに生えている樹とか
傘の裏のひだのようすなど、ちゃんと撮らないとダメですね。
きのこをなめるな!という気持ちを思い出させてくれました。
思い出の『タマゴテングタケ(仮』です。

あ、指摘していただいた前回のきのこ、『アカチシオタケ』にかなり似てますね!
おそらく正解でしょう。今年も生えたら確かめます!

隠しきのこ

ども。
日曜日ですが仕事です・・・・・(-_-)。
慣れてます。明日は休みなので実は気分は金曜日です^^。


冬も元気なシンリンオオカミ『ルーク』。
がっしりとした腕がオオカミの証。かこいい。

円山動物園の中で職員の机があるのは、「動物園センター」です。正門から入るとすぐ右手にある建物ですね。毎朝、ここの情報ホールでのラジオ体操から1日が始まります。

この情報ホールはお客様にも開放されておりまして、動物関係の図書が見れたりします。現在はホッキョクグマ『ララ』のサーモグラフィー映像(1/1現在)も流されています。


サーモ映像。よーくみると子どもが・・・わかるかな。

先月、ここの一角に動物のぬいぐるみを集めたイスを設置しました。円山動物園に来た記念に動物たちに囲まれて写真を撮れますので、ぜひ撮影してみてください。

↓ここです。


写真を撮ると・・・・

こんなかんじ。カップルでもどうぞ 笑。


円山動物園では1月~2月の日曜日は『サンデーセミナー』を開催しています。
今日はサンデーセミナー『なるほどふしぎ発見!ちびっこウサギ○×クイズトーク』がありましたので、その様子を少しお伝えします。


子ども動物園スタッフから出される、面白くてためになるウサギのクイズに子どもたちが元気よく答えてました。

来週の1/23(日)は『ダチョウ講座』と『猛禽類の野生復帰施設の紹介』の2本立て。
興味のある方はぜひ参加してみてください。


サンデーセミナーに行こうか相談中の『ショウジョウトキ』

あ、今後の予定も書きますと
1/30『スノーシューで歩こう』「動物園の森」をスノーシューで歩く。
2/6『獣医さんの話』動物園で働く獣医がわかる講座
2/13『スノーシューで歩こう』2回目
2/20『酪農学園大学の研究発表』エゾシカ電気柵実験などの発表
2/27『チンパンジーレディの群れへの復帰感動ストーリー』レディ、群れ復帰までの4年半を振り返る講座。
と盛りだくさん。
全部おすすめですが、個人的にはmyスノーシューを買おうかと迷っていますので、スノーシューとやはり最後のレディの群れ復帰ははずせないなと思ってます。


昨日、新ウサギ舎に新しいウサギが入ったと、ウサギ担当飼育員の『ひなっち』から聞いたのでさっそく見に行きました。


しっぽがキュート!


むむ。小さい。かわいい。
ネザーランドドワーフの『もっちー』です。

小さいうさぎもいいですが、当園には大きいフレミッシュジャイアントもいます。このウサギもかなりいい。
ドン!

ドドン!

ドドドン!

フレミッシュジャイアント『だいだい』。
大きいので3枚で表現してみました 笑。


元気にお食事中のフレミッシュジャイアント『ジョン』。
彼も結構大きい。
なかなかこの大きさが写真では伝わらないと思うので、ぜひ見に来てください。

※今日のきのこ(もうないので、かなりピントが甘いヤツ使います・・すいません)

ドン!


秋に撮った写真ですが、赤い柄がキュート!
傘に入った放射状の赤い色もグット!
昔の火星人を思い浮かべます。
かなり小さいキノコです。大きいキノコもいいですが、
こういう小さくても自己主張しているキノコにも惹かれます!
かなりいい。
大きさ、色からして『ニオイヒメホウライタケ(仮』に似てますね。

におい嗅いでみればよかったかな・・・。


しばれる日々。

ども。
寒い。北海道弁で言えば「今日はしんばれるねぃ」ってとこでしょうか。


雪もたくさん降ってます・・・。

最近は若い人は使わないかもしれませんが、-5度を下回ると、単純に「寒い」ではなく、「しばれる」と言いたい気持ちになります。-10度を下回るともう皮膚が痛い。なんにも言いたくなくなります・・・(-_-)。

そんな「しばれ」まくっている新年の円山動物園の動物達を見て行きましょう!

まずはワラビー。


これはベネットアカクビワラビー「ミミ」。雪とたわむれてます。こころなしか寒そうですが・・・。


そしてハイイロカンガルー。


ボクシング。
必殺の・・・

両足キック!全体重をしっぽにのせることができます。


次は熱帯動物館へ。
午前中はみんな外に出てることが多いです。


ナナコ・・・こちらもこころなしか寒そう。


なぜか雪を食むユウマ 笑


ユキヒョウの「リーベ」。
そろそろペアリングの時期です。ユキヒョウも繁殖期以外はペアと言えども仲良くはありません。発情のようすを見極めて、慎重に同居させていかなければなりません。闘争になったら怪我をするおそれもあります。がんばれシーク・イン!


となりの「リーベ」のようすを伺う偉大な「アクバル」。
うまく繁殖できることを期待します。


こちらはグラントシマウマの「スモモ」と奥に「飛雄馬」。
ペアリングにはまだまだ時間がかかりそうです。


ライオン「リッキー」。雪とライオンという組み合わせも動物園ならではですね。
少し寒いかな。


こちらはアムールトラ「リング」。「タツオ」とはまた違った威厳を感じます。かっこいい。アイちゃんとのペアリングはまだ先の話です。

こども動物園の方に行くと・・・

この看板・・・。

もしかすると・・・この・・・。


発表前なので今日はこのへんで・・・。
怒られるかな。

長々と書いてしまいました。今年もよろしくお願いします。

※きのこもうありません・・・(T_T)。

今日の園内

ヒヨドリですね。望遠レンズをつけていなかったので小さいです。
ナナカマドの赤い実を食べに来ていました。
かなりのおしゃべりで「ぴーちくぱーちく」うるさいです。

ナナカマドの実は寒くなればなるほど、甘みが増してうまくなると聞いたことがあります。鳥達も秋や冬のはじめのころは見向きもしませんが、寒くなると食べているような気がします。気のせいかな・・・。

第二次ブログ戦争!

・・・・・年末ですね。(2文字読んだだけで書いてる人がわかる!と言われたので「ども」から始めるのヤメました。・・・でも替るものが思いつかない・・・笑)

1年ぐらい動物園で働いてますと、まず曜日の感覚がなくなっていきます。そしてGWや祝日などの嬉しさもなくなり(来園者が増えてうれしいんですが・・・出勤だし。忙しいし)、最後に年末年始の感覚がマヒします。


クリスマスケーキの上に・・・クマ?


産室にこもる前のララでした。

この時節に友人などに会うと、温度差が激しく、年末年始の様々なイベントを迎えて浮かれてるのがうらやましい(うらめしい?)。
こっちは23日もイベント業務、元旦から出勤、3日は餅つきイベント。
・・・これはこれでやりがいがあるんですけどね^^。

なんてグチ的な話はおいといて、

円山動物園の特色のひとつは、この「ブログ」だと思っています。広報媒体としての位置づけは、ホームページやプレスリリースに及ばないかもしれませんが、より深く、マニアックな情報や、より軽いお知らせ、イベントの情報、そして個人的に興味のあることなど情報発信のツールとしては非常に優秀なやりがいのあるものだと思います。職員の人となりも文章に出てて、親近感を持っていただけたら幸いです。また即時性にすぐれているのもいいですね。


ニジキジのメス すばらしい模様。

この動物園ブログ、近々新たに立ち上がりそうな動きがあります。どうもウワサでは獣医たちが始めそうだとか。獣医ブログ・・・。

昨年度までは「炎のカリスマひーずみ女史」の「双子の白くま赤ちゃん通信」が不動のトップとして君臨してきたわけですが、白くまの移動、ひーずみ女史の異動があり、動物園ブログは戦国時代に突入しました。


群雄割拠!?

更新頻度ナンバーワンの次期トップ有力候補の吉田飼育員の「ゴリラとオランのブログ」

チンパンジー「トニー一家」の日々、レディの復帰訓練を綴った祐川飼育員の「チンパンジー達」

更新頻度こそ低いが独特の文章とマニアックな人気が高い本田飼育員の「は虫類のディープな世界」

若い職員の感性ある写真、文章とねぇさんの男気が人気の「子ども動物園ブログ」

吉野職員の秋田弁講座と動物園の森、自然のようすがわかる「植物的時間」(もっと更新してよ 笑)

朝倉職員のニホンザルといっしょに環境教育、勉強の日々「サルと一緒」

なんでもありの「どうぶつ雑記帳」(きのこがメインじゃないよ)職員ならだれでも書けます。

そしてそして期間限定ながら、着実にアクセス数を増やしているのが「冬プロレポート」!毎日更新は、かなりのインパクト!。

ここに新たに獣医ブログが登場!?


うーん。どうしよう。

ほかにもニホンザルの担当が小林飼育員に変わったので、「サルと一緒」が2人態勢で巻き返しにかかってくるらしいです。朝倉・小林のタッグ・・あなどれない。

当どうぶつ雑記帳のエース、オオカミの弓山飼育員に不穏な動きありとの情報も。危機感を抱いてます。
もしもオオカミブログとして独立されたら・・・。
同時にエゾシカ担当も引き抜かれると、
どうぶつ雑記帳、かなりのピンチです。きのこももう生えてない。やばい!


ブログ書く?と相談中の『ぷっちん』と『ぷりん』

でもいままで以上に動物園ブログが盛り上がるのは間違いなしです。お楽しみにしていてください。
目指せトップ!

獣医ブログ、オオカミブログ・・・・・楽しみだなぁ 笑。

※今日のきのこ



おかっぱ頭を思い起こさせる、黒いきのこ。
かなりの高得点!(点数付けたことないけど)

これがたくさん生えてたら、しめじに似ているんですが、
一本だけ・・・か・・・。わからん・・・(-_-)。
あだ名は『オカッパシメジ(仮)』ですね。

チーム円山ZOO!

ども。寒いっすね。
ここ2,3日、札幌は真冬日です。真冬日とは1日の最高気温がマイナスの日で、1日中雪が解けない日ですね。こういう日が続きますと、道などの雪が固まり、『根雪』という春まで解けない雪景色になります。

さて当円山動物園の職員は一部の役職者を除き、作業着を着て仕事をしています。来園していただいた方はわかると思いますが、あの青と緑の中間の色みたいな服です。マルヤマンも着ていますね。


ドキドキ体験「あざらしのお食事」で解説中の土佐飼育員、かっこいい。

この作業着、飼育員も事務職員も同じものを着用しておりますので一体感が生まれて非常にいいことだと思ってます。チーム円山ZOO!!みたいな^^。
しかし、困ったことが一つ・・・園内を歩いていると子供たちから「あー。飼育員さんだー!!」と話しかけられることもしばしば。


本物の飼育員ひなっち。ウサギがでかい!

もちろん、外見はいっしょでも中身はちょっと前まで他の部署で仕事をしていた事務職員ですので、動物に関する質問など答えられるわけもないのです。

近づいてくる子供たちに「あわわわ」と心の中でおののき、作り笑顔をさらにひきつらせて、「ぼくたち、げんきよくあいさつできたねー。えらいえらい」なんてお茶を濁してその場を去ろうとします。


ブチハイエナ手前がオスの「カムトリ」かな?

が、たいして真剣にスポーツをしていたわけでもないのに、恵まれた体格をしてるものですから、子供たちには完全に飼育員に見えるらしく、あっというまに取り囲まれて矢継ぎ早に質問を浴びせられるということになります。


ドキドキ体験「モルモットのふれあい体験」を体験取材中の広報担当おかもとさん。事務職員。

かなりあせりますが、そういうときは冷静を装って「ちょっとまってね確認するから」といいまして、無線で本物の飼育員に助けを求めます。

子供たちの純真な眼差しに心の奥がちくちくと痛みますが、その後は飼育員になりきり、聞いた質問の答えをいいます。「マレーバクの白黒の色は自然の中では保護色になると考えられているんだよー」なんて子供たちに教えます。


「それ、ホント?」マレーバクの円夏

「飼育員さん、ありがとー」と去っていく子供たちの後姿を見つつ、「ホントはオレ、飼育員じゃないんだよー」と大声で叫びたい衝動にかられますが、「これでいいんだ(おそらく!?)」と自分を納得させて、その場を離れることにしています。


「ゆっくり、一歩づつ」アブダブラゾウガメ『キク』

飼育員や事務職員、技術職員、いろいろな職員が動物園では働いています。しかし来園者の方から見れば、すべて動物園の職員です。おもてなしのココロを決して忘れないように、いつでもココロある対応をしていこうと、胸に秘めて日々仕事しています。(まだまだですが)

「人と動物と環境の絆をつくる動物園」
その志だけはわすれないように。


ドキドキ体験「カンガルーのお散歩」真ん中が『エリカ』かな。おなかに注目!
近々、彼女に注目のイベントがあるかも!?

※今日のきのこ


もうさすがにストックがなくなってきました。
こういう苔っぽいところに生えているきのこも絵になりますねー。

また色がいい!でも図鑑でも記憶にも該当するきのこが見当たりません・・・(-_-)。
命名は・・・・「コケシロタケ(仮」です。

冬にきのこは生えない・・・。
しいたけの原木でも買ってこようかな 笑。

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