札幌100マイル

*un journal*

自分のアンテナにひっかかったものを綴った日記

*un journal*

自分のアンテナにひっかかったものを綴った日記

『札幌シネマフロンティア』タグの付いた投稿

映画 『ゼロの焦点』



松本清張 生誕100周年記念作品 『ゼロの焦点』。
友人から譲りうけ試写会へ行ってきました。

実は、広末涼子×中谷美紀×木村多江の女優共演
は知っていたものの、基本ノーマークだった本作。
舞台挨拶に登場した犬童一心監督に驚き感激っ。
『ジョゼ~』以来のファンですから。
(場内はヒロスエじゃなかったことにテンション低め...)

監督登場でちょっぴり期待が高まった映画でしたが、
やはり予想通りといいましょうか、残念な作品でした。
(この感じは、2006年の『犬神家の一族』を超えたかも)

サスペンスのようですが、謎解きの面白さや
ハラハラドキドキ感が低く、昭和30年代を描いて
いるのにキャスティング等リアルさを感じることが
できませんでした。 『ヴィヨンの妻』では良い感じ
だった広末さんですが、本作の主役は荷が重いかも。

2時間ドラマならゆるせるレベルですが、
映画としてはいかがなものか...。

ゼロの焦点   「公式サイト」
{結婚式から7日後、仕事の引き継ぎのため金沢に向かった鵜原憲一は帰って
こなかった。夫の消息を追い金沢へと旅立った妻の禎子は、憲一の得意先だった
煉瓦会社で、社長夫人の室田佐知子と受付嬢の田沼久子に出会う。


監督:犬童一心
原作:松本清張
脚本:犬童一心/中園健司
出演:広末涼子/中谷美紀/木村多江/西島秀俊/鹿賀丈史 ほか
上映時間:2時間11分

■11月14日(土)より
札幌東宝公楽,札幌シネマフロンティア ほか全道でロードショー 


過去の映画レポはこちら★

映画 『なくもんか』



コチラで試写会をレポいたしましたが、映画の公開が
近づいてきましたので、応援の意味も込めて感想を少々。

映画は、クドカン初の家族モノ。
父に捨てられ生き別れた兄弟と、2人を取り巻く
人々を描いた人情コメディ。
 
小ネタ満載、クドカンワールド炸裂のノリノリな前半に
比べると、取って付けたような後半部分に失速したのは
非常に残念ですが、笑って泣けて心がほっこりする映画でした。

抑えた演技ながら、定番?の○○ー○姿を披露してくれる
阿部サダヲくんや、ひと癖ある役の竹内結子ちゃんが良い良い。
お笑いコンビ「金城ブラザース」の塚本くん&瑛太くんも
良かったし、いしだあゆみさんがとってもチャーミング。
今をときめくアノ子など...豪華キャスティングも必見です。

試写会でアベサダ君が話してくれたので、注目して観て
もらいたいのが、始めの方に出てくる商店街のシーン。
クリスマスからお正月への移り変わりなのですが、長回し撮影
なんですって。 カメラに映らないところで早着替えなどを
していたそうです。 そのシーンに注目して観たのですが
とってもスムーズに流れていました。 その裏でこんな努力が
あったなんて...必見ですよ。

そしてなんといっても「ハムカツ」が美味しそうなんです!
ハムカツブームが来るかもって思ったくらい、無性に
食べたくなりました...(笑)



★サツエキ方面で映画を観た後は
コチラでサクッといかがでしょうか?
お持ち帰りもOKよん。

なくもんか   「公式サイト」
祐太は子供の頃に父に捨てられるも、惣菜屋の店主に育てられ、今では立派に
店を切り盛りしていた。同じ頃、祐太はその顔も名も知らない生き別れになった
弟の祐介は、赤の他人と兄弟漫才師を組み、人気を博していた。


監督:水田伸生
脚本:宮藤官九郎
出演:阿部サダヲ/瑛太/竹内結子/塚本高史/皆川猿時
    片桐はいり/鈴木砂羽/カンニング竹山/いしだあゆみ ほか
上映時間:2時間14分

■11月14日(土)より
ユナイテッド・シネマ札幌,札幌シネマフロンティア ほか全道でロードショー 


過去の映画レポはこちら★

映画 『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』



席を予約して、この日を楽しみに待っていました。

ロンドンで開催を予定していたコンサートのリハーサル映像と、
舞台裏の模様を収録したドキュメンタリー。
THIS IS IT

マイケルの最後の勇姿をしっかり目に焼き付けてきました。

マイケルがスクリーンに姿を魅せた瞬間からウルウル。
スタッフやダンサーの熱い想いとか一体感にウルウル。
リハーサルとは思えない最高のパフォーマンスに
しびれまくり。カッコイイ~、すごいよ、スゴイよ、マイケル。

大スターなのに、人間味があって愛に溢れていて...、
2時間スクリーンのマイケルから目が離せませんでした。

ありがとう...ありがとう、マイケル!




うれしかったのは、
観客のほぼ全員がシアターの灯りが
点くまで席を立たなかったこと。

みんな同じ気持ちだったのかな?

 
また、スクリーンのマイケルに
会いに行きたい...。

マイケル・ジャクソン THIS IS IT   
原題:THIS IS IT
監督:ケニー・オルテガ
出演:マイケル・ジャクソン ほか
上映時間:1時間51分
「公式サイト」

<追記>上映期間を11月27日(金)まで延長することが決定!
スガイシネプレックス札幌劇場,ユナイテッド・シネマ札幌,
札幌シネマフロンティア ほか全道で上映中。

映画 『さまよう刃』



容疑者Xの献身』 に続き、東野圭吾作品の映画化。
こちらは原作未読で観賞。

う~ん、少年犯罪にスポットを当てた心を揺さぶる
衝撃作ということで、期待しすぎたかも...。

重いテーマの社会派人間ドラマを、最小限のセリフで
役者陣の内に秘めた演技が見所の、静かで重厚な
作品に仕上がっている。

どっしりと胸に迫るドラマを期待していただけにテンポが
悪かったり無駄なカットが多く緊張感に欠たのは残念。

正直なところ、前半の父親が復讐に至るまでのシーンは
R指定を気にせずにもっと描いて欲しかった。

最愛の娘を少年たちによって殺された長峰を演じた
寺尾聰さんのセリフが少ないながらも存在感がある
渋い演技は秀逸。 竹野内豊さん&伊東四朗さん
刑事コンビの抑えた演技も見逃せない。

さまよう刃   「公式サイト」
最愛の娘を少年たちによって殺された長峰。しかも少年法の存在によって
加害者の少年たちは保護される立場となる。しかし謎の密告電話により犯人を
知った長峰は、復讐が事件の解決にはならないと知りながらも犯人たちを追う。
また、織部ら刑事たちはそんな長峰の消息を追っていた。


監督・脚本:益子昌一
原作:東野圭吾
出演:寺尾聰/竹野内豊/伊東四朗 ほか
上映時間:1時間52分

■10月10日(土)より、ユナイテッド・シネマ札幌,札幌シネマフロンティア
               ほか全道でロードショー 


過去の映画レポはこちら★

映画 『引き出しの中のラブレター』



先日行って来たS.O.S.ミニライブ付き試写会の感想です。
ライブに満足してしまい、UPが遅くなってしまいました...。

映画は、ラジオのパーソナリティが番組を通じて人々の
大切な想いをつないでいく群像劇。

想いを伝えることの大切さを描いているので、じんわり
泣けて心が温まるお話でした。
ラジオや手紙といったツールがポイント。

道産子は函館方面のロケーションも見逃せない。
「West Coast」や「トラピスト修道院」へ行きたくなりますよ。

メインがラジオ番組といことで、音楽がとってもイイ。
♪ 煙が目にしみる(Smoke Gets In Your Eyes) ♪
この曲にやられました(涙)

正直、キレイにまとめすぎているのでTVドラマでも
いいかなぁと思うのですが、観て良かったです。

※エンドロールは最後までお見逃しなく!

引き出の中のラブレター   「公式サイト」
ラジオ・パーソナリティの真生は、絶縁状態の父と仲直り出来ずに死別したことを
悔やんでいた。ある日、北海道の高校生・直樹から届いた手紙をきっかけに、心の
奥底に眠る想いを募る「引き出しの中のラブレター」という企画を思いつく。


監督:三城真一
出演:常盤貴子/林遣都/八千草薫/仲代達矢 ほか
上映時間:1時間59分

■10月10日(土)より、ユナイテッド・シネマ札幌,札幌シネマフロンティア
               ほか全道でロードショー 


過去の映画レポはこちら★

pageTop