『映画 ’10』カテゴリーの投稿一覧
2010年「映画」を振り返る
Posted by bluestar on 2011年1月6日(木) 22:38
2011年の記念すべき1本目映画は、年末に見逃した 『キック・アス』 。
予想以上に面白く、良い映画幕開けとなりました。
そこで遅ればせながら、2010年の映画を振り返ってみたいと思います。
2010年公開の映画鑑賞本数は、外国映画101本(リバイバル含む)、
日本映画42本の合計143本+リピート作品5本+短編映画。
2011年も素晴しい映画に出会えることを祈りつつ、去年に続いて
ワタシ的 2010年★ベストムービー やっちゃいます。
<外国映画ベスト10>
1位...『オーケストラ!』 ★ (ブラボー! ラストに大感動)
2位...『第9地区』 ★ (斬新なSF映画に拍手)
3位...『インセプション』 ★ (圧倒的なイマジネーション!)
4位...『トイ・ストーリー3』 ★ (笑って泣けて心がほっこり)
5位...『ぼくのエリ 200歳の少女』 ★ (美しく残酷で切ない...)
6位...『息もできない』 ★ (ヤン・イクチュンの才能に脱帽)
7位...『瞳の奥の秘密』 ★ (重厚な大人のラブストーリー)
8位...『(500)日のサマー』 ★ (とにかく胸キュン)
9位...『キック・アス』 ★ (美少女ヒーロー「ヒットガール」最高!)
※2011年に鑑賞したのですが、2010年公開作品なので滑り込みランクイン
10位..『しあわせの隠れ場所』 ★ (家族愛に涙)
以下順不同で、『ミレニアム』、『抱擁のかけら』、『ハート・ロッカー』
『マイレージ、マイライフ』、『フローズン・リバー』、『17歳の肖像』、
『ベスト・キッド』、『エクスペンダブルズ』、『マチェーテ』、『リトル・ランボーズ』
なども良かったなぁ!
<日本映画ベスト10>
1位...『告白』 ★ (衝撃的! 松さんの演技が忘れられない)
2位...『最後の忠臣蔵』 ★ (日本人の心にしみます)
3位...『ちょんまげぷりん』 ★ (サムライ男子LOVE)
4位...『十三人の刺客』 ★ (ド派手な時代劇エンターテインメント)
5位...『川の底からこんにちは』 ★ (♪ 社歌♪ が頭から離れない)
6位...『さんかく』 ★ (リアルな人間描写がたまらない)
7位...『悪人』 ★ (役者陣の演技に釘付け)
8位...『ゴールデンスランバー』 ★ (爽快な娯楽大作)
9位...『春との旅』 ★ (生きることは素晴らしい)
10位..『海炭市叙景』 ★ (地方都市の姿を淡々と映し出した秀作)
以下順不同で、『今度は愛妻家』、『ボックス!』、『パーマネント野ばら』、
『ハナミズキ』 などもお気に入り。
地元(北海道)が舞台の映画や地方モノに弱い傾向ありかも。
2011年も日本人として日本映画に期待したいと思います!
映画 『最後の忠臣蔵』
Posted by bluestar on 2010年12月31日(金) 02:19
「北の国から」シリーズを手掛けた杉田成道監督が
池宮彰一郎氏の同名小説を映画化。
赤穂浪士の吉良邸討入り事件後、密かに生き残った
二人の男の物語。
いや~良かった!
2010年、映画〆に選んで大正解。
今年のサムライ映画の大トリを飾るに相応しい、
日本人の美徳を思い出させてくれる秀作映画。
武士の忠義の重さを描くと共に、切ないラブストーリー
としても大変見応えがありました。
クライマックスのシークエンスは、号泣。
...心にしみます。
役所広司さんと佐藤浩市さんの演技が素晴らしいのは
もちろんですが、ヒロインを演じた桜庭ななみちゃんの
凛とした美しさと演技が思いのほか良かったです。
同じく役所さん主演の 『十三人の刺客』 と対極にある
作品だと思いますが、今年のサムライ映画の中で
一番好きです。
【最後の忠臣蔵】
赤穂浪士の吉良邸討ち入りで、大石内蔵助率いる46名が切腹により主君に殉じた中、
密かに生き残った瀬尾孫左衛門(役所)と寺坂吉右衛門(佐藤)という2人の武士が
いた。討ち入りの事実を後世に伝えるため生かされた寺坂は、事件から16年後、
討ち入り前夜に逃亡した瀬尾に巡り会い、瀬尾の逃亡の真相を知る。
監督:杉田成道
原作:池宮彰一郎
出演:役所広司/佐藤浩市/桜庭ななみ/安田成美/笈田ヨシ
山本耕史/伊武雅刀/風吹ジュン/田中邦衛/片岡仁左衛門 ほか
上映時間:2時間13分
「公式サイト」
■ユナイテッド・シネマ札幌,札幌シネマフロンティアほか全道で上映中
過去の映画レポはこちら★
映画 『リトル・ランボーズ』
Posted by bluestar on 2010年12月30日(木) 01:26
映画作りの虜になった2人の少年の友情と絆を
『ランボー』 へのオマージュを交えながらユーモラス
に描くハートフルなヒューマンドラマ。
とにかくキュートでチャーミングな映画!
映画 『ランボー』 に衝撃を受けて、映画作りに
夢中になる少年達の姿が微笑ましく、子供たちの
イマジネーションの世界が美しく表現されている
のが素晴らしい。
環境も性格も正反対のウィルとカーターの
キャラは、『スタンド・バイ・ミー』 のゴードンと
クリストファーを観ているよう。
...最後はホロリとさせられちゃったなぁ(涙)
【リトル・ランボーズ】
1982年のイギリスが舞台。11歳のウィルは、教会の厳しい規律のもと、音楽や
映画などの娯楽を一切禁止されて育つ。ある日、学校一の問題児カーターと
出会い、彼の家で生まれて初めて映画「ランボー」を見る。大きな衝撃を受けた
ウィルは、カーターと友情を育みながら、映画作りを始める。
原題:Son of Rambow
監督・脚本:ガース・ジェニングス
出演:ビル・ミルナー/ウィル・ポールター/エド・ウェストウィック
ジュール・シトリュク/ゾフィア・ブルックス/ニール・ダッジェオン
タルラー・エバンス ほか
上映時間:1時間34分 <PG-12>
「公式サイト」
■シアターキノ にて上映中
過去の映画レポはこちら★
映画 『森崎書店の日々』
Posted by bluestar on 2010年12月30日(木) 01:21
失恋して会社を辞めたことをきっかけに、東京・
神保町の古書店で働きながら、少しずつ成長し
再生していくヒロインの姿を描くハートフル・ストーリー。
バタバタした年の瀬に、映画全体に流れる
ゆったりとした雰囲気に癒されました。
恋愛部分はイマイチでしたが、ヒロインが神保町の
人々とのふれあいながら自分を見つめ直す姿は
ほんわり温かい気持ちになりました。
ヒロイン貴子を演じたモデルの菊池亜希子ちゃんは
透明感のある普通っぽさがカワイイ。
貴子をあたたかく見守っている叔父の内藤剛士さん
も良かったし、古書店の客を演じた岩松了さんは独特の
岩松ワールド全開(笑) きたろう喫茶?のコーヒーが飲みたいっ。
神保町へ行って、古本屋巡りをしたくなりました。
【森崎書店の日々】
同じ職場の恋人から別の女性と結婚することを打ち明けられた貴子は、ショックの
あまり会社を辞めてしまう。ある日、部屋に閉じこもってばかりいた彼女のもとに、
本の街・神保町で古書店を営む叔父から連絡が入る。叔父のもとに身を寄せる
ことになった貴子は、そこで出会った人々との交流を通し、大人の女性へと成長を
遂げていく。
監督:日向朝子
原作:八木沢里志
出演:菊池亜希子/松尾敏伸/奥村知史/吉沢悠/きたろう
岩松了/田中麗奈/内藤剛志 など
上映時間:1時間49分
「公式サイト」
■シアターキノ にて上映中
過去の映画レポはこちら★
映画 『バーレスク』
Posted by bluestar on 2010年12月29日(水) 22:51
世界の歌姫 クリスティーナ・アギレラと、7年ぶりに
スクリーン復帰したオスカー女優・シェールの共演
というだけでドキドキワクワク、楽しみにしていた作品です。
映画は、歌手を夢見るヒロインがロサンゼルスの
クラブで働き始め、次第にその才能を開花させていく...
ありがちなサクセス・ストーリーですが、華やかで
ゴージャスな歌や踊りと、ディーヴァ2人の圧倒的な
パフォーマンスに魅了されっぱなし。
パワフルな歌声のアギレラと貫禄十分なシェールの
歌声は鳥肌もの! もうコレだけで大満足。
それにしても64歳とは思えないシェールはスゴすぎ。
できればもっと歌声を聞きたかったなぁ。
アギレラ扮するアリにメロメロになるジャックを演じた
カム・ジガンデイがキュートだったし、『プラダを着た悪魔』と
キャラがかぶってるスタンリー・トゥッチも笑えた。
ショーを観ているような音楽重視の王道ストーリーなので、
音響のイイ、大スクリーンがおすすめ!
【バーレスク】
歌手になる夢を追い掛けているアリは、セクシーなダンサーたちが毎夜ゴージャスな
ショーを繰り広げているロサンゼルスのバーレスク・クラブで働くことに。オーナーの
テスのもと、たぐいまれな歌唱力と傑出したダンスの才能を花開かせていく。
原題:Burlesque
監督・脚本:スティーブ・アンティン
出演:シェール/クリスティーナ・アギレラ/エリック・デイン
カム・ジガンデイ/ジュリアン・ハフ/アラン・カミング
ピーター・ギャラガー/クリステン・ベル/スタンリー・トゥッチ ほか
上映時間:1時間40分
「公式サイト」
■ユナイテッド・シネマ札幌,札幌シネマフロンティア ほか全道で上映中
過去の映画レポはこちら★
カテゴリー: 映画 '10|タグ: カム・ジガンデイ, クリスティーナ・アギレラ, シェール, スタンリー・トゥッチ, スティーブ・アンティン, バーレスク, ユナイテッド・シネマ札幌, 映画, 札幌, 札幌シネマフロンティア, 札幌市, 洋画
コメントorトラックバックはまだありません
コメントorトラックバックはまだありません