札幌100マイル

*un journal*

自分のアンテナにひっかかったものを綴った日記

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自分のアンテナにひっかかったものを綴った日記

2010年05月 の投稿一覧

映画 『孤高のメス』



実は、4月末に試写会で観ました。
なんと、カッコイイ堤真一さん、美しい夏川結衣さん、
成島出監督の舞台挨拶付! キャー、感激っ。

舞台挨拶で 「クチコミで宣伝して下さい!」 と言われ
作品自体も大満足の試写会だったにもかかわらず、
UPが遅れてしまいました...ゴメンナサイ。

************************

現職医師・大鐘稔彦氏によるベストセラー小説を
映像化。 原作未読のため、医療サスペンス系を
想像していたのですが、医療問題と真摯に向き合う
一人の医師の姿を描いた素晴らしい作品でした。

医療ドラマにありがちの派手な演出はないものの
命の重さや、人と人とのつながりを丁寧に描いて
おり、役者さんの演技も見応えがありました。

なんといっても信念の医師・当麻先生を演じた
堤真一さんの好演に尽きます。 
「こんな先生がいたらイイのに」と思ってしまうくらい
魅力的でカッコイイ! メスさばきも素晴らしく、
リアルな手術シーンには息を呑みます。

夏川結衣さんや余貴美子さんの演技に泣かされも
しましたが、やさしく温かな気持ちになれる素敵な作品です。

このところ、『パーマネント野ばら』 『春との旅』 と邦画の
秀作続きでうれしいです。 ぜひスクリーンでご堪能下さい。

孤高のメス   「公式サイト」
1989年、ある地方の市民病院に外科医・当麻鉄彦が赴任する。そこは、大学病院に
依存しなくては運営できない悪しき体制の病院だった。そんな状況の中でも、当麻は
自分の信念を曲げずに目の前にいる患者を救うことに全身全霊を傾ける。ある日、
市長が病に倒れてしまう。彼を救う手立てはただひとつ。法律ではまだ認められて
いない脳死肝移植手術しかない。当麻はどう決断するのか... 。


監督:成島出
原作:大鐘稔彦 (「孤高のメス」) 
出演:堤真一/夏川結衣/吉沢悠/中越典子/松重豊/成宮寛貴
    矢島健一/平田満/余貴美子/生瀬勝久/柄本明 ほか
上映時間:2時間6分

■6月5日(土)より
ユナイテッド・シネマ札幌,札幌シネマフロンティア ほか全道でロードショー 


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たいやきワッフル MIYAKAWA



平岸にある
TAIYAKI WAFFLE MIYAKAWA さんの
たい焼きをいただきました。

一見ふつうのたい焼きのようですが...
ワッフルのような 「たい焼き」 らしい。


ワッフルだけに生地は厚め。
気になる中身は、十勝あんチーズ、北海道牛乳、バナナショコラ。

洋風な感じで、なかなか美味しいです。

ふつうの「あんこ」もあるようですが、このワッフル生地には
洋風スイーツ系の中身の方が合うかも。

個人的には、冷めてしっとり落ち着いた「たい焼き」も好きなのですが、
コチラの生地は固くなっちゃうのが残念...温め直すことをおすすめします。

TAIYAKI WAFFLE MIYAKAWA
札幌市豊平区平岸3条10-1-1 第52松井ビル1F
電話 011-827-0178
営業時間 11:00~20:00
年中無休
ホームページ

ショコラティエマサール VS べんべや softcream lounge


ソフトクリームが美味しい季節になってきましたねぇ。
北海道らしい牧場系のソフトクリームも美味しいですが、
パティスリーの上品なソフトクリームもはずせません。








先日、札幌三越のデパ地下で
ショコラティエマサールさんの
アイスクリーム&ソフトクリームの
販売ブースを発見!


スイートショコラ&ホワイトショコラのコンビをいただきっ。


マサールさんのソフトクリームはお初。 木のスプーンがカワイイっ。



少々上品な盛りですが、ふんわりクリーミーな口溶け。
ショコラのビターな味わいがかなり好みっ。美味し~っ!


お次はコチラ ↓

20100529-05.jpg

看板につられて直行!

丸井今井 札幌店の大通館東側1Fにオープンした
べんべやさんの softcream lounge



バニラをワッフルコーンでいただきっ。

おっ、バニラビーンズが入ってる! 
濃厚クリーミーで上品な味わいで美味し~っ

ちょっと甘いかなぁと思ったのですが、意外とさっぱり
していてノドが乾かないの。 

店内のベンチは、3,4人くらいしか座れないので、
外のベンチや大通公園で食べるのがベストかも。


ショコラティエマサールさん、べんべやさん 共に
美味しいソフトクリームでした。 ごちそうさまでした。

映画 『春との旅』



生きる道を探し求める老人と孫娘のロードムービー
春との旅』 を観て来ました。

物語の背景には、不景気や高齢化といった社会問題が
描かれているので、重苦しい映画を覚悟していたのですが、
人と人とのつながりや生きることの素晴らしさを鮮やかに
描いた素晴しい作品でした。

セリフのない冒頭から、仲代達矢さんと徳永えりちゃんの
表情と動きに惹き込まれ、後半は涙が溢れて止まりませんでした。

2人の旅は、孫娘・春の成長物語でもあります。

老人・忠男の本当の旅の意味を考えると切なくなって
しまうのですが、春との旅は満足のいく幸せな旅だった
のでないでしょうか...。

牧場からの帰り道、冒頭とは別人のように楽しそうに
並んで歩く2人の後姿が印象的でした。 

脚本も秀逸ですが、ベテラン俳優陣の競演は、それぞれの
演技に説得力があり、大変見応えがありました。

その中で一歩も引けをとらない存在感をみせた
徳永えりちゃんには拍手を贈りたい。 
あのガニ股歩きは忘れられないなぁ(笑)

ちなみに、渾身の演技を披露した仲代さんがジャン・レノに
見えたのはワタシだけでしょうか?

春との旅   「公式サイト」
増毛の元漁師の忠男は足を痛め、給食係を務めていた孫の春は廃校により失業。
切羽詰まって忠男は最後の住まいを求め疎遠となった親類縁者を訪ね東北への旅に出る。


監督・原作・脚本:小林政広
出演:仲代達矢/徳永えり/大滝秀治/菅井きん/田中裕子/淡島千景
    小林薫/柄本明/美保純/戸田菜穂/香川照之 ほか
上映時間:2時間14分

■札幌シネマフロンティア ほか全道で上映中


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街の洋食屋さん 『コション』



先日、かなり久しぶりに南平岸の洋食屋
コション さんにおじゃましました。


平岸に住んでいる頃、よく通っていたのですが、
何を食べても美味しいんですよねぇ。


日替り定食(750円)をオーダー。



ボリューミーだということを忘れていました(汗)
ライス少な目にするんだったなぁ...。

でっかい和風ハンバーグ。 ご飯が進む味付けで美味し~っ。




お野菜もタップリ。
お皿の半分くらいあって、ドレッシングは
2種類かかっているのがうれしい心遣い。
ワシワシ食べてもなかなか減りません。




赤・白グラスワインは
1杯 200円なんですよぉ。

ソフトドリンク並でしょう?

ボリュームがあって、美味しくて、大満足。
お腹ポンポンになりました。 ごちそうさまでした。




コション
札幌市豊平区平岸3条13丁目7-19
第1平岸メインビル1F
電話 011-831-9991
営業時間 11:00~14:30
        17:00~20:30
定休日 月曜・火曜

映画 『ローラーガールズ・ダイアリー』



17歳の肖像』 に続き、またまた17歳・女子高生を
描いた青春映画を観てきました。

ドリュー・バリモアが初監督し、『JUNO/ジュノ』 の
エレン・ペイジ主演ということで気になっていたんです。

田舎町の退屈な生活にうんざりしていた女子高生が
ローラーゲームと出合って自分の道を見出していく
ガールズムービー。

ストーリーはベタですが、可愛いエレン・ペイジ
魅力満載で、自ら出演しパワー全開のドリュー監督の
感性が活かされた愛らしい作品に仕上がっています。

個人的には、お久しぶりのジュリエット・ルイス
エレン・ペイジのライバル役で出演していたのが
うれしかったなぁ。 できればもっと観たかった~っ。

気軽に楽しめる爽やかな作品でしたが、
ローラーゲームには惹かれませんでした(笑)

ローラーガールズ・ダイアリー   「公式サイト」
17歳の女子高生ブリスは、美人コンテストで優勝することが人生の成功と信じる
母親や、田舎町の退屈な生活にうんざりしていた。そんなある日、隣町の大都市
オースティンに出かけた彼女は、女たちが繰り広げるパワフルなローラーゲームに
魅了され、その世界に生きがいを見出す。


原題:Whip It
監督:ドリュー・バリモア
出演:エレン・ペイジ/マーシャ・ゲイ・ハーデン/クリステン・ウィグ
    ドリュー・バリモア/ジュリエット・ルイス/アリア・ショウカット
    イヴ/ゾーイ・ベル/アンドリュー・ウィルソン/ランドン・ピッグ
    ダニエル・スター ほか
上映時間:1時間52分   <PG-12>

ディノスシネマズ札幌劇場 にて上映中

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ゴーゴーミッフィー展




オランダの絵本作家
ディック・ブルーナ氏が
1955年に生み出したうさぎの
ミッフィーちゃん。

今年の6月に生誕55周年を
迎えるんですねぇ。 
55歳ってビックリ!
カワイイ顔してアラカン世代に
突入ですか...(笑)



とりあえず、ミッフィーおめでとう!ということで
大丸札幌店で開催のミッフィー誕生55周年を記念した展覧会
ゴーゴーミッフィー展 へ行って来ました。


キャー、ミッフィーかわいい~っ!

色鮮やかで、どれもこれも可愛すぎっ。 

日本初公開の絵本原画やスケッチ、ブルーナさん愛用の
自作カレンダーなど貴重な作品にニンマリ癒されました。 

ついつい限定のオリジナルグッズも買ってしまった...(照)

■可愛すぎるウェブサイトはこちら→ http://www.asahi.com/event/miffy/


ミッフィー誕生55周年記念
ゴーゴーミッフィー展

■期間/2010年5月26日(水)~6月7日(月)
■場所/大丸札幌店7階ホール
■時間/10:00~19:30(20:00閉場)
      ※最終日は 16:30まで、17:00閉場
■料金/一般800(600)円、大高生600(400)円、中学生以下無料
      ※()内は前売り及び10名以上の団体、各種大丸カードの優待料金。

■大丸ミュージアム・ウェブサイトはこちら→


映画 『アイガー北壁』



前人未踏のアルプス連峰の難所・アイガー北壁に
挑んだ、実在の若きドイツ・オーストリア人登山家達
4人の軌跡を描いたドイツ映画 『アイガー北壁』 を
オジサン達に混ざって観てきました。

正直なところ本格的な登山経験はないし、興味も
ないのですが、山岳映画はキライじゃありません。

映画は、アイガー北壁のリアルな映像に、
ただただ圧倒されました。 
自分も登攀しているような臨場感。
過酷な状況と緊張感に思わず力が入り、
観賞後は少々ぐったり。
寒くて痛々しくて観ているのが苦しかった。

なんで山に登るんだろう? 
「そこに山があるから」と言われても、
その心境は理解できないなぁ...。

見応えのある作品ですが、ヒロインの存在は余計だったかも。

アイガー北壁   「公式サイト」
1936年のナチス政権下、政府は国家の優越性を世界に示すため、ドイツ人が
アルプスの名峰・アイガーの北壁を初登頂することを熱望していた。そんな国家の
期待を背負い、4人のドイツ人青年とオーストリア人青年が北壁登頂に挑むが、
彼らを過酷な運命が待ち受けていた。


原題:Nordwand
監督:フィリップ・シュテルツェル
出演:ベンノ・フュルマン/フロリアン・ルーカス/ヨハンナ・ヴォカレク ほか
上映時間:2時間7分

■シアターキノ にて上映中


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からだにやさしく美肌にも良いスナックとは?



最近気に入ってリピートしている、からだにやさしい鮭のスナック
鮭のかわあげ。 名前の通り、鮭の皮を揚げたチップスです。



2010年北海道のおみやげ新作コンクールで最優秀賞
(北海道知事賞)受賞した商品なんですねぇ。

見た目は皮ですが、あっさり塩味で昆布粉末の旨みが利いています。 
パリパリサクサク食感がやめられないとまらない美味しさ。
これからの季節、ビールのおつまみにピッタリ。

鮭の皮にはコラーゲンが含まれているので、
美肌効果を期待して美味しく食べてま~すっ。


■きたキッチンやお土産店で販売中。

映画 『パーマネント野ばら』



公開初日に予備知識なしで観賞。

いけちゃんとぼく』 『女の子ものがたり』 に続き原作漫画は
読んだことがないのに何故か映画は観てしまうサイバラ作品。 

その中でも 『パーマネント野ばら』 が一番イイかも!

女性の可愛らしさや、たくましさ、おおらかさ、優しさ、などが
いっぱい詰った切ない物語に自然と涙がこぼれました。 

観終わった後から、更にじわじわ心に響いてきて(涙)
自宅に戻り、映画Trailerを観たり、さかいゆう氏の
書き下ろし主題歌「train」を聴いても泣ける始末。

女性の内面を描くのがとてもうまいなぁと思ったら
『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』 『クヒオ大佐
吉田大八監督なんですねぇ。 思わず納得。

山と海に囲まれた田舎町のロケーションも良いし、
台詞とキャスティングが素晴しい。

とにかく菅野美穂ちゃんがカワイイ。
好きな男性の前で見せる少女のような表情が可愛すぎるっ。
感情を抑えた演技や、ラストの顔も絶妙。

主人公の親友を演じた小池栄子ちゃんの怪演と
池脇千鶴ちゃんの控えめながら確かな演技力に、
見守る母・夏木マリさんとパンチオバチャン達も◎。
そして、江口洋介さん演じるカシマがカッコイイ~!

西原さんといえば、ご自身の作品にカメオ出演することで
有名?ですが、本作はあのシーンの人物だったとは...
全然気が付きませんでした(笑)

パーマネント野ばら   「公式サイト」
海辺の田舎町に佇む「パーマネント野ばら」は、離婚により一人娘を連れて出戻りした
なおこと、その母まさ子が切り盛りする小さな美容室。町の女たちはここにたむろ
しては、甲斐性のない男たちへの不満や愚痴をぶつけ合っていた。なおこの2人の
友だち、みっちゃんとともちゃんも男運は最悪だが、一方のなおこは高校教師の
カシマとの静かな恋を大切に育んでいた...。


監督:吉田大八
原作:西原理恵子 『パーマンネント野ばら』(新潮社刊)
出演:菅野美穂/小池栄子/池脇千鶴/宇崎竜童/夏木マリ/江口洋介 ほか
上映時間:1時間40分

■札幌シネマフロンティア にて上映中 


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みなみ北海道グルメパーク★ゆるキャラを愛でる!?



晴天に恵まれ 「みなみ北海道グルメパーク」 は賑わっていたようですねぇ。

終了間際に覗いてみると、人気商品は売り切れ状態でお客さんもまばら...。



※札幌初出店のラッキーピエロさんは
オープンから相当な行列ができて
急遽、販売予定数1,000個の
「整理券」 を配布して早々に
完売したようですね。

スゴイ人気だわっ。 ワタシは2週間前
函館で食べたからガマンガマン...。

そのかわり、ご当地キャラクターがいたので写真をパシャリ。


函館のキャラクター 『イカール星人』 と 奥尻島のキャラクター 『うにまる

生 「イカール星人」 リアル~っ! お子ちゃまにはコワイかも(笑)









アレレ? なんで
JRAのターフィー。


【函館】 串焼き かいもり





はるばる函館まで来て
イカ・海鮮ではなく、
串焼き かいもりさんに
おじゃましました。

20時すぎに行ったのですが、
ほぼ満席。 
かなりの人気店のようです。



こちらは豚精。 肉厚ジューシーで美味し~っ。
辛味噌?を付けても合う合う。 コレ美味しいっ。

串モノは「塩」でお願いしたのですが、かいもりさんは
「西京味噌」がおすすめだということを後で知りました...。

 

「だし巻き卵」 は、お出汁がたっぷり。 「もろきゅう」 はウニ味噌なんです。 旨っ。


お酒に合う美味しいメニューの中で一番気に入ったのがコチラ
「たらこの天ぷら」

中はレア状態で絶妙の揚げ具合。 酒が進みます(笑)



〆は、岩のりのおにぎりのお茶漬け(中身はたらこ)。 磯の香りがたまらん。


帰りは、店主さんがお店の外までお見送りをしてくれました。
次回は予約して行きます。 どうもごちそうさまでした!






【串焼き かいもり
函館市本町31-3-102
電話 0138-51-2812
営業時間 17:30~24:00(LO23:30)
定休日 日曜


函館の美味しいハンバーガーとソフトクリームに舌鼓


UPが遅くなりましたが、道南さくら巡りの時の函館グルメをご紹介。 
といっても桜がメインだったので「食」は控えめ(笑)


とりあえず王道中の王道、ラッキーピエロさんへ。


ベタですが、『チャイニーズチキンバーガー』 &コーヒー。

コレコレ、この味! 甘めのタレが美味しんだよねぇ。


こちらは、『トンカツカレー』  うひゃ、ボリューミー。



ラッキーボール

「幸運ごま風味揚だんご」という
キャッチが気になり、オーダー
してみると、でっかい胡麻団子
でした。 食べきれないのでお持ち帰り。
冷めても美味しかったですよ。



コチラを見て知ったのですが、5月22日、23日に開催される
みなみ北海道グルメパーク
ラッキーピエロさんが札幌初出店するんですねぇ。
『チャイニーズチキンバーガー』 また食べに行っちゃう?


お次は、アイス。










肌寒かったのですが、
函館牛乳 あいす118 さんに
お立ち寄り。



ソフトクリーム 「バニラ」のハーフサイズ。 濃厚なのにサッパリしていて美味し~い!

ジョッキ de コーヒー牛乳は1杯100円。 甘さ控えめで美味しい。

 
※函館・夜の部へつづく...。

映画 『ウディ・アレンの夢と犯罪』



ウディ・アレン監督の 『マッチポイント』 『タロットカード殺人事件』
に続くロンドン3部作の最終章。

ミューズ(スカーレット・ヨハンソン)は出演していませんが
兄弟役でユアン・マクレガーコリン・ファレル
共演ということで楽しみにしていた作品です。

ふとしたことから破滅に向かう兄弟の悲劇。
会話のテンポが良く、俳優陣の演技も見応えがある
ものの、過去のアレン作品と比べると平凡なサスペンスと
いった感じで物足りない。 ラストはあっけなさすぎっ。

どう見ても似ていないユアンコリンが兄弟と
いうのは無理があるだろうと思っていましたが、コリンの
小心者ぶりがお見事で、絶妙のキャスティングでした。

ウディ・アレンって日本ではあまり人気がないのかなぁ?
それでも恋するバルセロナ』 より前の作品なのに
日本公開まで3年もかかっているし、監督の名前を
付けちゃう邦題ってセンスがなさすぎる...。
おまけに札幌公開初日鑑賞にもかかわらず
客数が寂しすぎる。

アレン監督も75歳と高齢ですが、次回作に期待してますっ。

ウディ・アレンの夢と犯罪   「公式サイト」
ビジネス界での成功を夢見る兄イアンと、ギャンブル好きの弟テリーは、小型
クルーザーを購入し、カサンドラズ・ドリーム号と名付ける。イアンは恋人相手に
分不相応な見栄をはりながらも、新生活を夢見ていた。だがギャンブルで大負け
したテリーが巨額の借金を背負ってしまう。兄弟は大金持ちの伯父ハワードに
助けを求めるが、彼からとんでもない“頼みごと”を持ちかけられ...。


原題:Cassandra's Dream
監督・脚本:ウディ・アレン
出演:ユアン・マクレガー/コリン・ファレル/ヘイリー・アトウェル
    サリー・ホーキンス/トム・ウィルキンソン/フィル・デイヴィス
    ジョン・ベンフィールド/クレア・ヒギンス ほか
上映時間:1時間48分

■シアターキノ にて上映中 

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映画 『ルドandクルシ』



『天国の口、終りの楽園。』 の
ガエル・ガルシア・ベルナルディエゴ・ルナ
コンビが主演で贈る、陽気な兄弟の夢と現実を
描いたメキシコ映画。

どこか憎めないダメダメ兄弟が面白かった~っ。
ルド(タフガイ)の兄ベト役にディエゴ
クルシ(自惚れ屋)の弟タト役にガエル

妙に田舎のお兄ちゃん役がハマっている2人が
キュートすぎっ(笑)

人生の教訓をユーモアと皮肉をこめて描いて
いるのが面白く、物語の語り手がサッカーに
例えた話が味わい深い。

ラストはほろ苦さを味わいながらも、陽気な
ラテンのノリに元気をもらえること間違いなし。

ルドandクルシ   「公式サイト」
メキシコの片田舎にあるバナナ農園で働く兄弟ベトとタトは、サッカーに明け暮れる
日々を送っていた。ある日、そんな2人の姿がスカウトマンの目に留まり、大都会
メキシコシティ行きを賭けたPK対決をすることになる。


原題:Rudo y Cursi
監督・脚本:カルロス・キュアロン
出演:ガエル・ガルシア・ベルナル/ディエゴ・ルナ/ギレルモ・フランチェラ
    ドロレス・エレディア/アドリアーナ・パス/ジェシカ・マス ほか
上映時間:1時間41分   <PG-12>

■シアターキノ にて上映中 

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