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2009年「映画」を振り返る
Posted by bluestar on 2010年1月6日(水) 23:12
2010年の幕が開き、今年1本目映画は...
観たいと言う相方に付き合って、2回目の 『アバター』 字幕・3Dを鑑賞。
(前夜祭で観たときは5割程度の客入りでしたが、お正月はほぼ満員)
さてさて、2009年の映画鑑賞本数は140+α。
ショートムービーなどの自主上映作品を観ているので少々曖昧。
2009年は、「外国映画」のアタリ年だったかも。
苦手なジャンルにトライして大当たりがあったり、
期待はずれもあったり...楽しませていただきました。
2010年も素晴しい映画との出会いを期待して、
いっぱい映画を観るぞー!
さてさて、去年に続き <My ベストムービー> やっちゃいます。
<外国映画ベスト10>
1位...『スラムドッグ$ミリオネア』 ★ (文句なしの1位!映画はこうでなくちゃっ)
2位...『グラン・トリノ』 ★ (イーストウッド作品ハズレなし)
3位...『愛を読むひと』 ★ (ただただ切ない...号泣)
4位...『チェイサー』 ★ (主演2人の演技は圧巻)
5位...『イングロリアス・バスターズ』 ★ (タランティーノ面白すぎっ)
6位...『レスラー』 ★ (復活ミッキー・ローク)
7位...『母なる証明』 ★ (究極の母性愛に心を揺さぶられた)
8位...『扉をたたく人』 ★ (ジャンベ最高)
9位...『ミルク』 ★ (やっぱりショーン・ペン)
10位..『チョコレート・ファイター』 ★ (生身のアクションがスゴイ!)
以下、順不同で、『ベンジャミン・バトン』、『チェンジリング』、『エグザイル/絆』
『キャラメル』、『スター・トレック』、『サンシャイン・クリーニング』、『シリアの花嫁』
『パイレーツ・ロック』、『ジュリー&ジュリア』、『アバター』 なども捨てがたかった!
そして<特別賞>は、『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』。
<日本映画ベスト5>
1位...『ディア・ドクター』 ★ (西川美和監督作品ハズレなし)
2位...『空気人形』 ★ (ペ・ドゥナのハマリ役)
3位...『愛のむきだし』 ★ (むきだしパワーにやられた)
4位...『サマーウォーズ』 ★ (家族の絆に涙)
5位...『沈まぬ太陽』 ★ (映画らしい骨太ドラマ)
以下、『女の子ものがたり』、『南極料理人』、『風が強く吹いている』、
『パンドラの匣』 などもお気に入り。
映画番外編ですが...
秀作作品を数多く上映してくれる
シアターキノさんで2010年度の
会員登録をしてきました。
来年の会員手帳はグリーン。
キノで年間10本以上観る人の
必需品手帳です。
この手帳に綴られる作品が
素晴らしい映画でありますように。
そしてそして、1月後半から札幌は映画イベントが目白押し。
『キューバ映画祭』や『北欧の映画「サーミ・ニエイダ・ヨイク」上映会』
『ゆうばり国際ファンタスティック映画祭』に『午前十時の映画祭』などが
開催されるので、どれを観ようか迷っちゃうけど楽しみだなぁ。
西川美和監督×川本三郎氏【豪華対談】@シアターキノ
Posted by bluestar on 2009年7月5日(日) 00:26
楽しみにしていた 『ゼロ年代映画祭』 オープニング対談
西川美和監督×川本三郎氏(映画評論家)
会場となるシアターキノさんへ、かなり早めに着いてしまったので
サイン会用にパンフレットを購入して、お隣の 『kino cafe』 さんで一休み。
ん? cafeに入ってサプラ~イズ。
奥の席でシアターキノの代表と打ち合わせをしているのは
西川監督と川本さんでは...(背中しか見えないけど)。
うれしい偶然です。
満員の会場で始まった、西川美和監督と川本三郎さんの対談は、
近年の映画や、『ディア・ドクター』 について、思わず納得の
中身の濃いものでした。(もっともっと聞きたかった)
対談後、サイン+映画の感想を伝えて握手していただきました。
監督といえば、人間の深層を鋭くえぐる作品のイメージがあり、
「男前」な方かと思いきや...雑誌やTVで拝見する以上に小柄で
女優さん並に可愛いルックスの方なんです。短く切った髪型がお似合いでした。
このギャップ?に益々ファンになりました。
直木賞候補になった「きのうの神さま」も読んでみようと思います。
今後、益々目が離せない西川監督。 次回作も期待しています!
※豪華な対談を企画してくれたシアターキノさんに感謝申し上げます。
そして、川本さん早く風邪を治して下さいね。
映画 『ディア・ドクター』
Posted by bluestar on 2009年7月2日(木) 12:51
【ディア・ドクター】
東京の医大を出て山間の小さな村に研修に訪れた相馬は、村の医療を一手に
こなす中年医師・伊野の人柄に触れ、充実感を覚え始める。ある日、かづ子と
いう独り暮らしの未亡人から頼まれた嘘を突き通すことにより、伊野自身が抱えて
いたある秘密が明らかになっていく...。
胸をえぐられるような兄弟の愛憎劇を描いた 『ゆれる』 から3年。
人間の深層心理を鋭く描く、西川美和監督の新作は、
「僻地医療」をテーマに、シリアスな展開のなかに、コミカルな
シーンを絶妙に取り入れた人間ドラマ。
じんわり温かい気持ちになり、良い意味で期待を裏切られた。
西川監督って、人間や物事の二面性を描くのが上手過ぎる!
脚本・監督をこなし、溢れる才能に脱帽。
キャスティングもみごとにハマっていて、主人公・猪野役の鶴瓶さん
や豪華なキャストの好演が光る。
ファーストシーンから田園風景の「緑」と、場違いなBMWの「赤」
のコントラストが美しい。
さりげなく映し出される何気ないシーンも意味深で見逃せない。
改めて「医療問題」を考えたり、それぞれの立場で観かたが変わ
る映画だと思う。 個人的には、八千草薫さんと井川遥さん演じる
母娘の関係に、娘の立場で感情移入。あの空気感がたまりません。
オリジナル脚本三作目ですが、西川監督作品ハズレなし!
※シアターキノでは西川美和監督 『ゆれる』 を1日1回上映中。
まだ観ていない人はこの機会に是非!
~7/4(土) 20:30 (※7/4(土)のみ 20:45)
監督・原作・脚本:西川美和
出演:笑福亭鶴瓶/瑛太/余貴美子/井川遥/香川照之/八千草薫 ほか
上映時間:2時間7分
「公式サイト」
シアターキノ,札幌シネマフロンティア にて上映中。
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