札幌100マイル

*un journal*

自分のアンテナにひっかかったものを綴った日記

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『中村獅童』タグの付いた投稿

映画 『レオニー』



100マイルさんのレポーター枠で、松井久子監督の
舞台挨拶付 「完成披露試写会」 に参加。 
レビューを放置していたら、とっくに劇場公開が始まって
おりました...トホホ。

さて、肝心の映画は、
世界的な彫刻家として知られるイサム・ノグチの母親
レオニー・ギルモアの生涯にスポットをあてた伝記ドラマ。

イサム・ノグチの作品は見たことがあっても、彼の育った
環境や母親レオニーの事はまったく知らなかったので、
波乱に満ちた人生に驚いた。

アメリカと日本の美しい映像と音楽が素晴らしく、主演の
エミリー・モーティマーも好演していますが、作品を
観る限りレオニーの生き方には共感も感情移入もでき
ませんでした。

レオニーが日本に来ても日本語を話そうとしなかったのは、
周りの人に好かれようとか、溶け込む気がなかったとしか
思えません。 自立した強い女性というより、協調性がない
頑固者にしか見えなかったのが残念。
              
ラストのモエレ沼公園の映像が素敵で、イサム・ノグチ氏
の作品を見に出かけたくなりました。

レオニー
1901年、女子大を卒業し、ニューヨークで教鞭をとっていたレオニーは日本から
来た詩人・野口米次郎(ヨネ・ノグチ)と出会う。お互いに惹かれあい恋に落ちる2人
だったが、レオニーの妊娠を知るとヨネは一方的に帰国してしまう。カリフォルニアに
移りシングルマザーとなったレオニーだったが、日系に対する差別を感じ、ヨネの
誘いにのって渡日を決意する。


製作・脚本・監督:松井久子
原案:ドウス昌代『イサム・ノグチ~宿命の越境者』(講談社刊)
出演:エミリー・モーティマー/中村獅童/原田美枝子/竹下景子
   吉行和子/中村雅俊(友情出演)/柏原 崇/大地康雄
   勅使川原三郎/メアリー・ケイ・プレイス
上映時間:2時間12分
公式サイト

■ユナイテッド・シネマ札幌,札幌シネマフロンティアほか全道で上映中


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