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映画 『シリアの花嫁』
Posted by bluestar on 2009年11月16日(月) 12:46
気になりつつ、見逃してしまった映画 『シリアの花嫁』 を
蠍座さんで観賞。 (ちなみにDVDは発売済みの作品です)
ゴラン高原のイスラエル占領地からシリア側へ嫁ぐ
花嫁とその家族の物語。
映画の舞台はゴラン高原のマジュダルシャムス村。
もともとはシリア領だったのが、1967年以降イスラエルに
占領され、住民たちは「無国籍」。 そして一度境界線を
越えたら2度と家族のもとへは帰れない...。
重いテーマなので、シリアスな社会派ドラマと思いきや、
エキゾチックな音楽にのせて、ユーモアと皮肉が効いた
内容に惹き込まれました。 家族の絆も味わい深く、
未来への希望を感じるラストが印象的。
秀作映画をスクリーンで観ることができて良かったです。
改めて、中東映画は普段自分が知ろうとしない世界を
学ぶことが多い。 ドイツに暮らすトルコ系移民を描いた
『そして、私たちは愛に帰る』、ベイルートのエステサロンに
集う女性たちを描いたレバノン映画『キャラメル』など...。
もうすぐ公開される 『戦場でワルツを』 も興味深く、
今から楽しみです。
【シリアの花嫁】
原題:The Syrian Bride
監督:エラン・リクリス
脚本:スハ・アラフ/エラン・リクリス
出演:ヒアム・アッバス/マクラム・J・フーリ/クララ・フーリ ほか
上映時間:1時間37分
<公式サイト>
蠍座 『重力ピエロ』
Posted by bluestar on 2009年9月23日(水) 08:55
原作ファンのため、映画を観ようか迷っているうちに見逃して
しまった『重力ピエロ』。 蠍座さんの上映に感謝感謝。
祝日なこともあり、初日から超満員。(座席数68+パイプ椅子)
※10月5日(月)まで上映中。
映画は、伊坂作品の世界観を出すのは難しいだろうけど、
原作にはないエピソードを織りまぜて、良い部分が出ていた
ので満足。「兄弟愛」には感情移入...ウルウルです。
キャスティングはとっても良かったなぁ。
兄・泉水役の加瀬亮くんと、弟・春役の岡田将生くんは
カッコイイ兄妹だし、その父親役の小日向文世さんは
ひょうひょうとした演技がとってもイイ。
★北海道のPR大使「ゆとり旅案内人」だったんでね。
道産子なのは知っていたけどPR大使だったとは知らなかった!
【重力ピエロ】 「公式サイト」
大学院で遺伝子の研究をする兄の泉水と、芸術的な才能を持つ弟の春。2人は
仙台の街で起こる連続放火事件と、現場近くに必ず残されるグラフィティアートの
関連性に気付き、事件の謎解きに乗り出すが、そのことで24年前から今へと繋がる
家族の謎が明らかになっていく。
監督:森淳一
原作:伊坂幸太郎
出演:加瀬亮/岡田将生/小日向文世/鈴木京香/渡部篤郎/吉高由里子 ほか
上映時間:1時間59分
蠍座
Posted by bluestar on 2009年7月10日(金) 12:47
iittalaのマグに入ったコーヒー。
「いちじく」と「黒糖」のケーキとともに一休み。
一見、どこかの素敵カフェのようですが...
映画館 『蠍座』 さんのカフェのようなロビーの一角です。
すっごい久しぶりにおじゃました蠍座さん。映画の前にカフェ使い。
早めに到着して美味しいコーヒー&美味しい焼き菓子をいただきながら
本を読んで開場までの時間を過ごしました。
居心地が良くて落ち着いた雰囲気の中で、安くて美味しいヒーヒーを
いただけるので、ヘタなカフェより断然おすすめです。
※ちなみに、ロビーは飲食持込OK。
この日見た映画は、『ノン子36歳(家事手伝い)』。
坂井真紀ちゃんが 『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』 に
引き続き、体当りの熱演。 ダメ女が生々しくリアルに描かれていて
共感はできないけど気持ちはわかるなぁ。
【蠍座】
札幌市北区北9条西3丁目 タカノビルB1
電話 011-758-0501