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by 大熊 一精

大熊 一精
プロフィール

1967年生まれ、埼玉県川越市出身。
銀行系シンクタンクに12年間勤務の後、2002年から札幌市に移り住み、現在はフリーランスのコンサルタントとして活動中。 「一日一冊」を目標に、ジャンルを問わずに、本を読んでいます。読書量全体のうち、電子書籍端末で読む割合は3割ぐらい。 札幌市民になってからは、毎年、コンサドーレ札幌のシーズンチケットを購入し、2014年シーズンで13年目。週末ごとに悲しい思いをすることのほうが多いのに、自分が生きているうちに一度ぐらいはJ1で優勝してほしいと願いながら、懲りずに応援を続けてます。
著書「北大の研究者たち 7人の言葉」(エイチエス、2012年刊)


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『日本のモータースポーツ黎明期物語 砂子義一伝説』(kindle版)

『日本のモータースポーツ黎明期物語 砂子義一伝説』

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最初は金持ちの道楽だったカーレースの世界に、自動車メーカーが会社として参戦し、そしてプロのレーシングドライバーという新しい職業が生まれていく−という過程を、日本のレーサーの草分けである砂子義一の生涯を通じて描いた作品です。

と、さらっと書きましたが、私は砂子義一なる人物のことは、名前すら知りませんでした。この本の冒頭に登場する「日本グランプリ」という、F1とはまったく無関係なカーレースのことも、この本で初めて知りました。第1回日本グランプリの開催は1963年、鈴鹿サーキット開業の翌年のことです。

第2回日本グランプリにプロのレーシングドライバーとして参加した砂子義一は、カーレーサーになりたくてなったわけではありません。そもそも、1937年生まれの砂子義一の前には、プロのレーシングドライバーなどという職業は存在していなかったのですから、なりたいと思うはずもありません。

そんな時代に、工業高校を出てバイクメーカーに就職した砂子義一が、プロのレーシングドライバーになっていく経緯は、現在からみれば驚くほど牧歌的です。

 

この作品(電子書籍)は、著者による砂子義一氏へのロングインタビューを中心に、著者がこつこつと集めた資料や、砂子義一氏提供による貴重な写真を、出版社を使わずにまとめたものです。旧来型の紙の本であれば費用面での高いハードルがあった自費出版が、電子書籍の登場によって容易になり、こうして成果物として多くの人の目に触れられる形になりやすくなったことは、素晴らしいことです。

ちなみに、amazonプライム会員だと、無料で読めます(が、私は280円で購入しました…このブログを書くにあたってamazonの当該ページを見直してから、じつは無料で読める=読めた=のだと気づいたのでした)。

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