札幌100マイル

オランウータン飼育日記&円山四季だより

オランウータン飼育日記&円山四季だより

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急に秋が近づいてきました。

 
 最近、寒暖の差が大きくなってから、園内の木々も急に色づきだしました 

 毎日、見るたびに赤や黄色が多くなってきているのがわかります。 その変化を見

るのを毎日楽しみにしています。 特に春から初夏へ、夏から秋へ変化する様を見

るのが大好きです。 今日も朝から楽しませてくれました。










 上からカツラ、ナナカマド、マユミ、ツタです、急に色づいてきました。ハルニレやサ

クラもどんどん色づいていますよ。 



 


 オニグルミの実もたくさん落下しだしました。 そしたら毎日のようにエゾリスの姿を

見かけるようになりました。 もうそろそろ胡桃を貯蔵していくのでしょうか。







 今年生れのカナヘビの子供です。 生息場所を整備してからたくさん見ることがで

きるようになりました。 今日は数分の間に6匹も確認することができましたよ。

 日中の短い時間に体に熱を取り入れます。 周りにはやはり同じように餌のハエた

ちも集まっていました。 冬が来る前にたくさん食べなきゃね。 


 遠くに行かなくても園内で十分紅葉を楽しむ事ができるので、毎日変わりゆく風景

を見に行くのも良いと思いますよ。 

 明日の朝もまた楽しみです。


 是非体験してみてください! 僕は毎年楽しみにしています。

 カツラの葉っぱが色づいてきたら、ひらひら落ちるカツラの木の下に佇んでみてく

ださい。 甘~~い、綿飴の匂いがしてきますよ。 

 本当だってば。

今、LOHASナイトで残っています。



 ロハスナイトでオランウータンのトークをしました。

 今、終わって、その合間にブログをしています。 だから、さっきまでスーツ姿をして

いました。 普段、めったに着ないのでネクタイを四回ほど結び直しました。ふ~っ。

 
 これから二十時十五分になったらオランの前でお話をします。そして、最後はお見

送りで「ワシミミズク」を据えてお別れです。

 
 怪我の調子も良いので、休み明けはバリバリいきますよ。 さあ、もうそろそろ行か

なくっちゃ~。


 帽子をかぶれば良かったかな。  眩しすぎるぜ!

参りましたわ!

 
6日前に両手を怪我をしてしまい、これからやろうとした事が遅れそうです。

 昨年から言っていたテナガザルのエンリッチメントです。ペットボトルを利用したも

のとホースを利用したものです。



 グレコと同じ?参ったな~と頭に手をやる僕です。 皆さん怪我には気をつけましょ

うね。





 困っている顔ではないね。 ついカメラを向けられるとこんな顔になっちゃいます。


 
 それと、トキの屋外飼育場の環境改善をしようと思っていました。



 ここは現在タンチョウが生活していますが、以前はトキ舎でした。木を剪定して木の

上に巣を作れるようにしたり、地面には色々な植物を植えたりしていました。落ち葉も

たっぷりあったので、色々な生き物たちも集まってきて、それらを食べたりもしていま

した。




これが現在のトキ舎です。 止まり木代わりの あずまや の骨組みがあるだけで,

砂の上には雑草が生えているだけです。 このままでは可哀相だから棲みやすい環

境に変えていこうと思います。 ただ冬季は昨年より、雁、鴨類がここで生活するよう

になったので、その事を考慮してやらなければなりません。

 これから植栽等ぼちぼちやろうと思ったけど、手足の怪我が治るまではちょっと無

理かな。 

 昔、柔道やアイスホッケーをやっていたので、少々手の力が強く、熊手 を片手で

使うことができるので、何とか通常の仕事はできて助かっています。

 
 お金をかければすぐに完了するのですが、全部自分でコツコツやっていこうと考え

ています。


 早く治らないかな。 シャワーを浴びるのも大変なんですよ。




 この子はオスです。名前が無いのでつけてあげようかな。

動物園の森、一安心です。。

 


 今年生れのカナヘビの子供を三匹確認しました。 春にお腹の大きなお母さんを見

ていたので、何とか子供が生まれて育って欲しいと願っていました。 一安心です。 

実は造成工事の影響を気にしていたのです。カエルやサンショウウオ、バッタなどの

子供達も順調に育っています。 

 お腹の大きなアオダイショウやシマヘビも何匹かいたので、きっと今頃、小さな赤ち

ゃんヘビがへビオトープの木の下辺りで休息していることでしょう。

 オオムラサキも先週、エゾエノキの高い所の葉っぱに産卵しているのを確認してい

ます。 

 秋になったら止水ビオトープの調査もしてみようかな。きっとたくさんのヤゴ達を見

つける事ができるかも知れません。ミズカマキリやコオイムシもいるかもよ。

 こんな所で子供達と生物採集なんかしたら楽しいだろうな。 僕なんか未だに一人

で生物採集をしたりしているよ。 楽しいからね。


 これから何年、何十年もかけながら、少しづつ50年前の札幌の原風景を取り戻し

ていくことでしょう。




 ここにも一人、似たような奴がいます。

マガモが犯人?



 ここは植物館の跡地です。昨年の秋に植物館を解体し、土を盛って整地しました。

そして春から、ちょうど角の所に小さな池が出来ました。 元々ジメジメしていた場所

であり水も若干染み出ていたので、もしかしたら小さな水たまりみたいな池ができる

かも知れないなと思っていました。





 シオカラトンボが池の上を飛んでいたので、近くに寄って見てみたら卵を産んでい

ました。また、たくさんのアメンボの他にマツモムシも60匹ぐらい泳いでいました。 ミ

ジンコもたくさんいました。

 



 これがマツモムシです。  

 でもよく見るといる筈のない生き物が、それも数え切れない程の「モノアラガイ」がい

たのです。 一切川の水は流していないし・・・? どう考えても変です。




 殆どが6ミリぐらいの大きさです。 

 それと「ガマ」 が4本も生えていました。




 ガマって池や沼にたくさん生えている多年生の植物です。 「因幡の白兎」にでてき

ますよね。 


 どうしてこのような事がおきるのか? 春先、雪解け水がまだたくさんあった頃、そう

いえば「マガモ」が毎日のように飛来してたっけ。 足や羽に種や卵が付いていたと

か。 来年の春にはまだこの池が存在しているので、注意深く観察しようと思います。

もしかしたらヤゴも生息してたりしてね。

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