札幌100マイル

オランウータン飼育日記&円山四季だより

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恥ずかしい結果になりました。

 ドキドキしながらタンチョウを見に行きました。

 


 ガ~ン!抜けてない! 10枚しか抜けていない。





 本当はこんな感じになっている予定だったのに・・・。 

 恥ずかしいです。 

明日の朝には・・・。

 さっき事務所に下がる前にタンチョウを見ましたが、明日の朝、一年おきに起こる翼

(羽)の脱落がおきそうな予感がします。 翼の羽(風切羽)が3日間ぐらいの間に全

部、一気に抜け落ちるのです。 想像してみて下さい。 全く飛べなくなるのですよ。


 こんなこと書いて、もしその様にならなかったら恥ずかしいな。

 




 この写真は今日(7月4日)の夕方、写しました。 

 明日の朝は、抜けた羽根でいっぱいになっていますように・・・。

ついに猛禽類のフリーフライト・デビュウ!しました。

 
 
 六月二十九日と七月一日、二日続きでサブリーダーの葛西さんと新人の渡邉君

が、ついにフリーフライトデビュウを果たしました。 僕から見たら、はっきり言って百

点満天だね。 どうして、初日からあんなに上手く出来るのか?やはり、若さとやる気

とセンスだね。 






 二人とも堂々としていて新人離れしているわ。 伝えたいことをきちんと自分の言葉

で話している。 さすがだわ。 僕なんて初めてのときは、緊張して頭の中が真っ白

になって半分も話せなかったよ。








 こんな感じでおこないました。 はっきり言ってレベルは僕と同じか、もしかしたら僕

より・・・。 どうしましょう。  もう一度、話の内容と技術を再点検して(技術向上)、彼

らに流石と言わせなきゃね。 僕の立場もあるからね。




 おっ、ルアーもさまになっているよ。




20090703-08.jpg

 デビュウーするには、足紐の縛り方や据え回し、餌の仕込み等やることはたくさん

あります。 始まる前や終了後、毎日、ノートを開きミーティングです。五g体重が変

化するだけで反応が変わりますからね。

 
 チーム全員が切磋琢磨して技術向上を目指しますよ。 


 ちなみに、月曜日と火曜日が彼らの出番です。 どうか見に来てくださいね。

動物園の森の止水ビオトープ。

 昨年の春に、毎年のようにアスファルトの水溜りに産卵し、干からびてる卵を救助し

育てましたが、今年はその横に新しくつくった、動物園の森「止水ビオトープ池」にたく

さんのエゾアカガエルが産卵しました。






 
 この頃、マガモの夫婦が毎日のように来ていたので、卵を食べられないか心配でし

た。 小さな池だと全滅することもあるのです。 

 エゾサンショウウオも深い所に産卵しているかも知れません。 以前にこの池の近

くで生息していたのを確認していますから。 



20090621-00.jpg  
 オタマジャクシの群れです。池全体、いたる所にいます。




  
  この写真は6月19日に写したものです。 今、一 斉にカエルに変態
 
 しだし,水際で上陸準備をしています。 池から二十メートルぐらい離れ

 た所まで移動しているカエルもいました。

 
 昨年放した小ガエル達もこの近くに潜んでいるかも知れないな。

 何とか、サンショウウオも見つけようと思います。


 水際に植栽したりして、時間をかけて生物の暮らしやすい環境づくりをしていかなけ

ればいけないですね。 ミズスマシやアメンボ、マツモムシは早くからきていました。

これから、ミズカマキリやゲンゴロウ、コオイムシにトンボなども来てくれるでしょう。 

環境が整えば、ガムシもくるかも知れません。 これらはみんなここに住みついてく

れる事でしょう。  上の方には流水ビオトープもあるから楽しみが二倍です。

秋が楽しみです。

 昨年の秋、コオロギ繁殖作戦ということで, 採集してきたコオロギにたくさん産卵さ

せて、最終的には数千匹の幼虫を得ることになりました。6~7ミリぐらいの大きさに

なったので、6月13日、弟路郎の屋外放飼場に第一陣を放しました。 200匹ぐらい

いるかな。



 もしかしたらもっといるかも知れません。 こんな感じで放していこうと思います。




やったぱり自然の中にいる生き物は見ていてもいいな。 生き生きとしているよ。




 楽しみです。この草原から秋になったらたくさんの鳴き声が聞こえてくる事でしょう。

弟路郎もレンボーもコオロギの歌声を毎日生で聴けるのです。

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