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オランウータン飼育日記&円山四季だより

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『なんでも日記』カテゴリーの投稿一覧

将来を見据えて。



クヌギの木の林を再生させさせたい。


 大昔、クヌギの森を作ろうとしたのか?37本のクヌギの木が密集して生えている所

があります。しかし、かなり歳をとっているようで、だいぶくたびれているように見えま

す。密集しているため植えた年数は同じだと思いますが、太い木から細い木まであ

り、いずれもひょろひょろと伸びています。こういうものは、死ぬときは一気にいってし

まいます。



  手前の木にやっと実がつき始めました。左後ろの木もクヌギの木です。

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 しかし、これを見たときはすごく嬉しかったな。芽が出てから数年間はあまり大きく

ならないように苛めたから、きっと実がつくのはもっとかかると思いました。



 さっそく植え付けました。きっと来春に芽が出てくれることでしょう。うまく発芽してく

れたなら、3世ということになりますね。

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  同時に植えても、密植すると(間引かないと)太い木や細い木ができてしまいま

す。写真を見ても分かるように林全体が、ひょろっとたてに伸びています。太くなれな

いのです。

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 毎年秋遅くになると、たくさん採集して冬の間に少しづつ与えていきます。一部は冷

凍保存しておきます。クヌギの実はミズナラ(ドングリ)と違い、虫が付きません。ドン

グリはタンニンが多くて生でも、煮ても中々タンニンが抜けなくて、嗜好性が悪いので

す。その点、クヌギの実は、生で食べさせても煮て食べさせても嗜好性が良いので

す。ためしに生で食べたり、煮て食べてみたら、けっこういけました。塩味がいいです

よ。

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 同じように考えている飼育員もおり、子供動物園の裏では、三浦君が将来の事を考

えてカシワ等の実を植えつけています。

 その他に、

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 孟宗竹、銀杏、トチノキ、栗、洋グルミ。

こんなに大きくなりました。クジャクの子。

 8月13日に孵化したクジャクの雛は、今も順調に成長していますよ。



 孵化翌日、お母さんは我が子を守るべく、尾羽を上に立ててこちらを威嚇していま

す。これ以上近づくとこちらが危ないという感じです。



 子供の大きさがわかるでしょう。お父さんはまだ綺麗な飾り羽をしていますね。春か

ら、飾り羽を大きく広げて、ざざざっ、ざざざっ、ざざざっと羽を擦らせて?震わせて

?雌によく見せるようにして誘います。お願い!僕のお嫁さんになってね。(ディスプ

レイ)ちなみに、僕は何度か交尾を確認していますが、あの大きな飾り羽を広げたま

ま、雌に乗っかって交尾をしていました。



 かなり小さいというのが分かるでしょうね。孵化して翌日、ガンガン走り回っていま

す。

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 10月4日  お母さんと比較しても子供の大きさが分かるでしょう。かなり成長して

いますね。

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 いつに間にかお父さんの、あの綺麗な飾り羽が全部抜けてしまいました。
 
 子供の頭の上に小さなトサカみたいな羽が生えてきました。(なんて言う名称なの

かな?)



 餌台の下に子供が居ますが、これはミルワームを食べているのです。担当の飼育

員が、大好物なミルワームを子供がたくさん食べれるように撒いてあげているので

す。早く大きくな~れ!



 さて、この子は男の子?女の子?調べるには色々な方法がありますよ。すぐ分かる
方法もありますが難しいです。  大きくなるまで待ちましょう。

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 11月7日  かなり大きくなりました。



 子供は一番前で緊張しているようです。
 
 お父さんは、来年の繁殖の為に、冬の間、飾り羽をせっせっと伸ばすのです。

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 いつの間にか、こんなに伸びていました。だんだん大人になっていくんだね。

シシオザルの赤ちゃん一人歩き。

 モンキーハウス内で9月の二十二日に生まれた、シシオザルの赤ちゃんがちょろち

ょろ歩きだしています。まだまだ腰がふらついていますが、毎日見る度にしっかりして

いくのがわかります。本当にメチャ可愛くてしかたがありません。この写真を見てくだ

さい。







 可愛いでしょう!



 口の中に食べ物を隠しています。のどに詰まったらたいへんだよ。

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 お母さんは食べながらも警戒し子供を守っています。ちょっとした音にもすぐ子供を

抱き上げます。

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 次は何を食べようかな?

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 お母さんと食事です。お父さんは?  僕のところは、帰ったらみんな食べた後だも

んな。寂しいよ。



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 背中とお腹の写真ですが、お腹側には薄くしか毛が生えて無いけど、どうしてか判

りますか?チンパンジーも同じですよ。動物園に来てようく観察しみてください。なぜ

だか必ず判りますよ。途中から人工哺育になったレディーも同じです。

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 生まれた翌日です。しっかり抱かれています。





 この二枚の写真は、10月七日のものです。まだしっかり抱かれて、自由に動き回

れません。

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 お父さんは、うろちょろするばかりです。この後、お父さんに牙を剥いて威嚇されま

した。僕は退散しました。

とにかく、めちゃ可愛いんだよ。一日中、見ていても飽きないね。でもずっと抱いてい

る時もあるので、その時は悪しからず。

最後にお母さんとのツーショットです。

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ついに発見!木の下の越冬幼虫。(オオムラサキ)





 褐色幼虫です。



 褐色になりかかっています。





 オオムラサキの越冬幼虫を22日に初めて発見しました。体色が褐色に変化してい

ました。まだ木の上の緑の葉についているので、すぐにわかりました。(幼虫の長さ

は縦12~15mmぐらいでした。)



 あの2匹の褐色幼虫は、もう地上に降りたようです。葉にはついていませんでした。

(22日に褐色の幼虫を確認しましたが、23日にはもう地上に降りたようです。)





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 25日、エノキの木の下にいる越冬幼虫をついに発見しました。褐色と緑っぽい幼虫

が落ち葉にふっ付いていました。その他にも何匹かいました。

 
 葉の上から細い枝を通り太い幹にたどりつき、木の根元に下りていきます。そして、

地面に落ちている枯葉に糸を吐きつけ、へばりついて越冬します。(摂食・成長を止

め落葉の下で休眠に入ります。)


  体色が褐色になり落ち葉にふっつくので、落ち葉の色と見分けがつきません。ちょ

うど保護色になっているのですね。


 来春、木の上に登る前の幼虫に会いたいと思います。

園内の紅葉、今がピーク!













 どこの場所か分かるでしょうか?

 残念ながら今日は雨が降っており、暗くて鮮やかな写真が撮れませんでしたが、

雰囲気は伝わると思い載せることにしました。今年は例年に比べ赤い色が目立つよ

うに感じました。

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 大倉山です。



 神社山かな?



 ステージに向けて写しました。





 円山です。
 
 周辺の山々も色づき、とてもきれいですよ。



 ミズナラ(ドングリの実)



 クヌギ(クヌギの実)

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 園内のクヌギ林です。まだ葉が青々としています。

 動物も見えて紅葉も楽しめる円山動物園!子供たちは落ち葉ひろいをしてとても

楽しそうですよ。獣医室の近くでは、ちょうどクヌギの実も落下しだしています。実を

拾って遊ぶのも楽しいものですよ。この実はドングリの実とは違い虫が付きませんか

ら、飾り物にも使えますし、動物達に与えても嗜好性が高く、生や煮て与えてもとて

も喜びます。きっと灰汁が少ないからでしょうね。食べた感じが栗に少し似ています

よ。(園内の動物達には与えないでね。)クヌギは元々北海道には生えていません。

気温の関係で春は芽が吹くのが遅く、秋は実が結実するのが遅くて今頃、やっと結

実します。

 じゅうぶん紅葉を楽しめると思いますので、どうぞ、みなさんいらして下さい。


  

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