秋の西岡公園で
Posted by zoozakki on 2011年10月30日(日) 19:00
こんにちワニ!
先日、10月28日(金)
西岡公園で、自然観察会を行ってきました。
その様子を、紹介します。
講師は酪農学園大学の小林巌教授です。
円山動物園からは、オラン担当の吉田飼育員とユキヒョウ・トラなど猛獣担当の田岡飼育員です。
吉田さんや田岡さんのサービストークも交えながら、西岡公園を一周します。
円山飼育員のビックスリーのうち、2人も来ているなんて、常連さんから見ればよだれものですね。動物園の裏話なんかも聞けてたみたい・・・。
さてどんな様子だったかと言うと、
まずは、昆虫から
アキアカネ(いわゆる赤トンボ!その他にキトンボもいたよ)
アカタテハ(とっても綺麗なチョウチョ)
モンシロチョウ(驚きの季節ハズレ~な感じ!普通は春だよ春!)
西岡公園は住宅地に隣接する公園ですが、めっちゃ自然が豊かなんですって!
例えばトンボで言うと49種類もいるらしい。道内全域で70種類なので、驚異的な多様さです。
鳥類も豊富です。
沢山の鳴き声や、ドラミング(キツツキが木をつつく音)が聞こえたよ。
本当に沢山いたんですが、写真に撮れたのは、
カモ①
カモ②
カモ③
では、ここで問題です!
この写真も真ん中辺にある、「木についている溝」は何でしょうか?
私は、最近お騒がせの「クマ」かっと思ったのですが、ちょっと違いました。
実は、クマゲラの食べた跡だったのです。惜しかったですよね、クマつながりで!
小川先生によると、木の中にいるアリの幼虫などを食べるらしいです。
老木になると木の中は空洞ができたり腐ったりして、昆虫の絶好の住処となるんだって!
あれまー驚いたねー勉強になったねー!
時には、あまりに夢中になって木をつついている事もあって、結構近づいても逃げないこともあるらしいよ。
実際に見てみたいっすねー!
さて次に、ここは八つ橋という場所です。
水源池からの清流が流れています。
なんとココにはホタルがいるそうで、夏には沢山のホタルが見れるとか。(残念ながら、今回は妄想だけですが)
案の定、川の中には沢山のカワニナ(ホタルの餌になる貝)がいました。
参加者の皆様からは、今度は絶対夏にやりたいと声が上がっていました。当然ですよね!!課長、来年はよろしくお願いしまっす!(独り言っす)
また、国語のお勉強もしましたよ!
さて次の漢字は何と読むでしょう?
「四阿」
・
・
・
答え「あずまや」でしたー!わかりましたぁ?
この漢字は飼育員なら絶対読めるとか、昔先輩方に鍛えられたらしいっす(吉田飼育員談)
他にも、木の年齢がわかる方法(年輪じゃなくて年軸というもの)や
30年後この森はどうなるのか?とか
お子様やお孫さんに話したくなるようなためになるお話が盛りだくさんでしたー!
本当に勉強になったよー!!!
というような感じで、あっという間の2時間半でした。
参加者の方々からは、とても良かった勉強になった楽しかったと感想を頂きました。
このような企画がまたあると良いですね。
課長っ!よろしくお願いしまっす!(またまた独り言っす)
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