札幌100マイル

円山動物園ブログ

円山動物園の動物の近況や出来事などを綴ります

『動物』タグの付いた投稿

それがサーバル

こんにちは

エランド1号です^^






あまりブログでは登場しませんが、前を通るお客様に


「いや~かわいい~」


と言われる確立80%のサーバルです。



かつては『サーバルキャット』と呼ばれることが多かったようですが、

今では『サーバル』が主な呼び名になっています。


手足が長く、見た目はとってもエレガント。


その綺麗な毛皮をとるために密猟されたり

居住区近くに姿を現したときに車に轢かれたり、

家畜を守るために捕殺され、個体数が減ってきています。






「猫みたいでかわいい~」


という声をよく聞きますが、

実際に飼おうとする人は結構多いみたいです。


インターネットでサーバルというキーワードで検索すると、飼育の仕方や値段につい
ての質問がいっぱい。。。



ボブサップや叶姉妹が飼っているそうですが、

動物の愛護及び管理に関する法律の特定動物に指定されている為、

飼うには都道府県知事の許可が必要になります。



さらに、平均200万円前後とかなりの高額。


う~ん、飼うのはとても現実的ではないですね。



が、しかし

札幌のオアシス円山動物園ではサーバルのいろんな顔を見ることができるのです^^







こうして見ると猫みたいでかわいくて






こうして見るとエレガントでかっこいい



いろんな顔を持っていて、見れば見るほど魅力的。


それが

『サーバル』


運動能力が高く3mくらいジャンプすることができます。

そして、勇敢にも長さ1mもある大蛇にも動じることもなくサーバルパンチを繰り出します。


そんなところも

『サーバル』






太陽さんこんにちは

こんにちは


エランド1号です。


本日はポカポカ陽気につつまれ
たくさんのお客様にお越しいただきました。


どうも、ありがとうございました^^



こんないい天気の中

動物たちはマターリしておりました。



動物たちが発するマイナスイオンをどうぞ感じてください。











































あぁ~太陽ってすっごーい



という声が聞こえてきそうですが

癒されましたでしょうか?


「あのね、僕だって狩りできるのさ」

おはようございます。


エランド1号です^^



『サバンナの掃除屋』

『残飯あさり屋』



と聞いて想像する動物といえば





そうですね。

ハイエナです。


ハイエナは自分で狩りができない屍肉食の動物だと見なされてきましたが、それは日中に見せる間食している姿にすぎません。



実はハイエナは、自分で狩りをすることができる

『夜のハンター』なのです。


夕方から夜にかけて、シマウマやヌー

ときには、ライオンやゾウの子供までをもえじきにします。



上下のキバやあごが非常に強く

他の肉食動物では歯が立たなくて見捨ててしまう硬い骨の残りでも、噛み砕くことができるのです。



円山動物園で飼育されているのはハイエナの中で最も大型のブチハイエナです。

北海道では円山動物園でしか見ることができません。






ハイエナは群れで行動しますが

群れのリーダーはなんとメスです。



体もメスのほうが一回り大きく攻撃性も高いようです。

さらに、メスにもオスの生殖器と似たようなもの(中には脂肪の塊が入っています)がついています。




見た目ではオスとメスを見分けるのは非常に難しいんですね。



そして、英名では

『Laughing Hyaena』(笑いハイエナ)


と呼ばれるように

人の笑い声のような鳴き方をすることがあります。






見てください、このまん丸のお耳にかわいいお顔


キャラクターにしてもとってもかわいいはずなのに

イメージでひきょう者あつかいされてしまいます。








「あのね、僕だって狩りできるのさ」

あなたは、動物園に何を求めますか?

こんにちは


エランド1号です^^






今日は少しまじめなお話です。






簡単に言ってしまえば、




「あなたは、動物園に何を求めますか?」



ということを、お聞きしたいのです。








動物園の存在意義、役割とは



一般的には



1、レクリエーション


2、環境教育


3、種の保存


4、調査研究




の4つであると言われています。








誤解がないように一応言いますが、


書いた順番は優先順位ではありません。







例えば、

お客様に楽しんでいただき、癒しの空間を提供することが一番

種の保存はその次でいいだろう






なんてことにはならないわけです。

その逆もまた、ありません。







重要なのはバランスだと思います。




4つのバランスが上手く保たれて




人間も



動物も




みんな幸せ







そうなっていくことで

動物園の存在意義は

深まっていくのではないでしょうか。






動物園に関して

これまでもたくさんの議論がなされてきたようです。







「今のような展示で

動物との共生や命について

考えるきっかけを与えることができているだろうか」





「動物園で非日常を体感してもらい

感動を与え、癒しを提供することができているだろうか」





「動物たちを見てもらうことが

教育につながっているのだろうか」








動物園の語源である


『zoological gardens』


これを


『動物園』


と翻訳したのは福沢諭吉だそうですが、




『動物学園』


と翻訳していれば

今とはまったく違う動物園になっていただろう

とも言われています。






時代の流れによっても



動物園の役割や存在意義は変わっていくものなのかもしれません。









ただ、確かなことは


一方通行であってはいけないということです。







動物たちに対しても




動物園に来てくださるお客様に対しても








そこで、


ずばり直球でお聞きしたいのです。




「あなたは、動物園でどんな気持ちになりたいですか?」



「あなたは、動物園でどんな体験がしたいですか?」



「あなたは、動物園がどんな場所であって欲しいですか?」



「あなたは、動物園に何を求めますか?」





どんなことでも構いません。




ご協力いただけるのであれば



このブログにコメント


もしくは




当園にはご意見箱というものが置いてありますので、


ご意見記載用紙に書いて投函していただけないでしょうか。





場所は




正門










西門










レストハウス









展望レストハウス










この4箇所です。

どうか、ご協力お願いします。






最後にもう一度









「あなたは、動物園に何を求めますか?」




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