札幌100マイル

円山動物園ブログ

円山動物園の動物の近況や出来事などを綴ります

『ハイエナ』タグの付いた投稿

今年は絶好調!?

新年明けましておめでとうございます。今年も円山動物園の応援をよろしくお願いいたします。

熱帯動物館ダチョウ・猛獣(ライオン、ブチハイエナ、サーバルキャット)担当のカシワヴェチです。
(私事ですが後厄も無事に終わり、おみくじでは大吉を引き少々浮かれおります。)

さて、お正月三が日は本当にたくさんのお客様に来園していただき、真にありがとうございました。
猛獣のワイルドタイム(お正月特別メニュー)にもたくさんのお客様が集まっていただきました。
色々とガイドの内容を考えていたんですが、お客様の多さに緊張してしまい残念なガイドになってしまいました。しかも特別メニューの写真が一枚もありません!人間浮かれているとダメだということですね…。

かろうじて閉園後にハイエナを同居した時に写真を撮ったので紹介します。



これが一緒にしたときの写真なんですが、びっくりするくらい写真を撮るのが下手ですな…。
挨拶行動とかたくさんしてたんですよ。 でもね、近づかないとうまく撮れないし、近づくとこっちを気にしてうまくいかないし結局ダメなんですよ。本当にブチハイエナは写真を撮りづらい動物なんです。


これがライオンだと、



こっちを見てくれたり、



無視してくれたりしてくれるんですよ。  しかも動かない!


サーバルキャットだと、



キキも動かない!  (岸○呂○は動かない!って言いたい。)




ケビンは顔を作ってくれる!



ポッキーは笑って(?)くれるんですよ!


今年は写真の腕をあげるためにも、どんどん写真を撮りたいと思います。そしていいのが撮れましたらブログに乗せたいと思います。期待しないで待っててくださいね。



追伸。


今年もダチョウのフラッタリング(発情期の求愛ダンス)が始まってます。



しかしこの写真もひどいですね。。。 ダチョウも動くし、でかくて写真が撮りづらいです。。。

写真のできはともかく、たぶん今年も今月から産卵が始まるはずです。
たくさん産んでくれるのを期待しましょう。

私の好きな動物




わたしが好きなのはカバさんのお尻と





まんまるお耳のハイエナさん


とってもかわいいですよね。

私が、円山動物園に来てから感じたことは、

お客様の動物たちに対する愛がすごく大きくて暖かいな

ということ。


園内を歩いていても、ブログのコメントを見ていても、ご意見用紙を読んでいても、円山の動物たちは愛されているなぁと感じます。


そこで、ふと思ったことはみなさんも


「動物たちのこんなところをもっと見て欲しい」

「この動物のこんなしぐさがたまらない」

「この動物はこの角度からが一番かわいいの」


などなど

もっとたくさんの人に伝えたい、抱えている想いがあるのではないかということ。


ということで、この場であなたの秘めたる想いを思い切りぶちまけてみませんか?


☆私の好きな動物

☆この動物のこんなところを見て欲しい

☆私は○○好きなら誰にも負けない

☆私の好きな○○はこんなかわいいこともするんだよ


などなど

コメントに書く内容はなんでも構いません。


たくさんの人に伝えたい、教えたいけど手段がない

そんな時にはここでぜひ、その想いをぶちまけて下さい。


また、いろんな人のコメントをみて円山の新しい魅力を発見できるかもしれません。

たくさんのコメントお待ちしてます!!






誰にも言ってないけど、実はエランドも超好き

「あのね、僕だって狩りできるのさ」

おはようございます。


エランド1号です^^



『サバンナの掃除屋』

『残飯あさり屋』



と聞いて想像する動物といえば





そうですね。

ハイエナです。


ハイエナは自分で狩りができない屍肉食の動物だと見なされてきましたが、それは日中に見せる間食している姿にすぎません。



実はハイエナは、自分で狩りをすることができる

『夜のハンター』なのです。


夕方から夜にかけて、シマウマやヌー

ときには、ライオンやゾウの子供までをもえじきにします。



上下のキバやあごが非常に強く

他の肉食動物では歯が立たなくて見捨ててしまう硬い骨の残りでも、噛み砕くことができるのです。



円山動物園で飼育されているのはハイエナの中で最も大型のブチハイエナです。

北海道では円山動物園でしか見ることができません。






ハイエナは群れで行動しますが

群れのリーダーはなんとメスです。



体もメスのほうが一回り大きく攻撃性も高いようです。

さらに、メスにもオスの生殖器と似たようなもの(中には脂肪の塊が入っています)がついています。




見た目ではオスとメスを見分けるのは非常に難しいんですね。



そして、英名では

『Laughing Hyaena』(笑いハイエナ)


と呼ばれるように

人の笑い声のような鳴き方をすることがあります。






見てください、このまん丸のお耳にかわいいお顔


キャラクターにしてもとってもかわいいはずなのに

イメージでひきょう者あつかいされてしまいます。








「あのね、僕だって狩りできるのさ」

チーム円山ZOO!

ども。寒いっすね。
ここ2,3日、札幌は真冬日です。真冬日とは1日の最高気温がマイナスの日で、1日中雪が解けない日ですね。こういう日が続きますと、道などの雪が固まり、『根雪』という春まで解けない雪景色になります。

さて当円山動物園の職員は一部の役職者を除き、作業着を着て仕事をしています。来園していただいた方はわかると思いますが、あの青と緑の中間の色みたいな服です。マルヤマンも着ていますね。


ドキドキ体験「あざらしのお食事」で解説中の土佐飼育員、かっこいい。

この作業着、飼育員も事務職員も同じものを着用しておりますので一体感が生まれて非常にいいことだと思ってます。チーム円山ZOO!!みたいな^^。
しかし、困ったことが一つ・・・園内を歩いていると子供たちから「あー。飼育員さんだー!!」と話しかけられることもしばしば。


本物の飼育員ひなっち。ウサギがでかい!

もちろん、外見はいっしょでも中身はちょっと前まで他の部署で仕事をしていた事務職員ですので、動物に関する質問など答えられるわけもないのです。

近づいてくる子供たちに「あわわわ」と心の中でおののき、作り笑顔をさらにひきつらせて、「ぼくたち、げんきよくあいさつできたねー。えらいえらい」なんてお茶を濁してその場を去ろうとします。


ブチハイエナ手前がオスの「カムトリ」かな?

が、たいして真剣にスポーツをしていたわけでもないのに、恵まれた体格をしてるものですから、子供たちには完全に飼育員に見えるらしく、あっというまに取り囲まれて矢継ぎ早に質問を浴びせられるということになります。


ドキドキ体験「モルモットのふれあい体験」を体験取材中の広報担当おかもとさん。事務職員。

かなりあせりますが、そういうときは冷静を装って「ちょっとまってね確認するから」といいまして、無線で本物の飼育員に助けを求めます。

子供たちの純真な眼差しに心の奥がちくちくと痛みますが、その後は飼育員になりきり、聞いた質問の答えをいいます。「マレーバクの白黒の色は自然の中では保護色になると考えられているんだよー」なんて子供たちに教えます。


「それ、ホント?」マレーバクの円夏

「飼育員さん、ありがとー」と去っていく子供たちの後姿を見つつ、「ホントはオレ、飼育員じゃないんだよー」と大声で叫びたい衝動にかられますが、「これでいいんだ(おそらく!?)」と自分を納得させて、その場を離れることにしています。


「ゆっくり、一歩づつ」アブダブラゾウガメ『キク』

飼育員や事務職員、技術職員、いろいろな職員が動物園では働いています。しかし来園者の方から見れば、すべて動物園の職員です。おもてなしのココロを決して忘れないように、いつでもココロある対応をしていこうと、胸に秘めて日々仕事しています。(まだまだですが)

「人と動物と環境の絆をつくる動物園」
その志だけはわすれないように。


ドキドキ体験「カンガルーのお散歩」真ん中が『エリカ』かな。おなかに注目!
近々、彼女に注目のイベントがあるかも!?

※今日のきのこ


もうさすがにストックがなくなってきました。
こういう苔っぽいところに生えているきのこも絵になりますねー。

また色がいい!でも図鑑でも記憶にも該当するきのこが見当たりません・・・(-_-)。
命名は・・・・「コケシロタケ(仮」です。

冬にきのこは生えない・・・。
しいたけの原木でも買ってこようかな 笑。

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