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映画 『カティンの森』
Posted by bluestar on 2010年1月9日(土) 22:34
ポーランド映画 『カティンの森』 を鑑賞。
1939年9月、ドイツ軍とソ連軍に侵攻されたポーランド。
1万5千人のポーランド人将校が忽然と行方不明になった。
そして1943年春、ソ連内のカティンで数千人の遺体が
発見され、「カティンの森事件」をアンジェイ・ワイダ監督が、
実際に遺された手記や手紙を基に描き出す歴史ドラマ。
映画で初めて知る史実は、想像以上に重く
人々の悲しみや苦悩がリアルに描かれた
ずっしりと心に残る作品でした。
ラストの衝撃的な映像のあとに無音で流れる
エンドクレジットが印象的。
【カティンの森】 「公式サイト」
1939年、西からドイツ軍に追われる人々とソ連軍に東から追われた人々が、
ポーランド東部にあるブク川の橋の上で偶然出くわす。西側からはソ連の捕虜と
なった夫・アンジェイ大尉を探すアンナと娘のニカ、東側からは大将夫人ルジャが
おり、彼らはそれぞれの目的地へ向かうため川を渡る。
原題:Katyn
監督・脚本:アンジェイ・ワイダ
原作:アンジェイ・ムラルチク
出演:マヤ・オスタシェフスカ/アルトゥル・ジミイェフスキ/
ヴィクトリャ・ゴンシェフスカ/マヤ・コモロフスカ ほか
上映時間:2時間2分 <R-15>
■シアターキノにて上映中
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