札幌100マイル

*un journal*

自分のアンテナにひっかかったものを綴った日記

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『洋画』タグの付いた投稿

映画 『クロッシング』



-上映は終了しましたが、備忘録として-

同名タイトルの韓国映画もありましたが、本作は
ニューヨーク・ブルックリンを舞台に、善と悪に揺れる
3人の警察官の心の闇を描いたクライム・サスペンス。

久しぶりの重厚で骨太な警察官モノ。
最後まで緊張感があって見応えがありました。

引退を1週間後に控えたベテラン警官エディ(リチャード・ギア
麻薬捜査課の刑事サル(イーサン・ホーク
覆面捜査官のタンゴ(ドン・チードル

俳優陣の演技が素晴らしく、その一挙一動から目が
離せない。 特筆すべきは、イーサン・ホークの存在感!
その土曜日、7時58分』 のような追い詰められたダメ男が
ハマってて、抜群に上手い。
『インファナル・アフェア』系の覆面捜査官を演じた
ドン・チードルのアノ最期はありえないでしょう。
リチャード・ギアの役は、ハリソン・フォードでも良いかも。

出来すぎたラストがちょっと残念。

クロッシング
1週間後に退職予定の警官エディは、犯罪が日常茶飯事のニューヨークの
ブルックリンで20年以上働いてきた。一方、麻薬捜査官で家庭的なサルは、
妻と5人の子どもたちのために、新居を購入するための資金に困っていた。
そして潜入捜査官タンゴは、危険な任務に嫌気が差しており...。


原題:Brooklyn's Finest
監督:アントワン・フークア
出演:リチャード・ギア/イーサン・ホーク/ドン・チードル
    ウェズリー・スナイプス/ウィル・パットン/リリ・テイラー ほか
上映時間:2時間12分   <R-15>
「公式サイト」


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映画 『マチェーテ』



クエンティン・タランティーノ&ロバート・ロドリゲスによる
『グラインドハウス』 で流れたフェイク予告編をもとに、
ロドリゲス監督が本物の長編映画として製作した
超B級アクション。

うわっ、コレ傑作かも!
遊び心満載で、期待以上に面白すぎっ!

チープなストーリーは置いといて(笑)、
エログロ・バイオレンスに抵抗がなければ
文句なしに楽しめるはず。

うっかり見逃した 『グラインドハウス』 は、
レンタルしてきちゃったっ(笑)

007のボンドばりにモテモテのマチェーテを演じる
悪役顔のダニー・トレホのインパクトも凄いけど
脇を固める豪華キャストも見逃せない。
ツンデレSEXYなジェシカ・アルバに、戦う女が
ぴったりハマるミシェル・ロドリゲス、身体を張ってる
お騒がせセレブリンジー・ロハーンと、女優陣の
サービスショットが満載。 これって監督の好み?
このところアタリなしのロバート・デ・ニーロが出演
しているのはビックリだし、スティーヴン・セガール
いつも同じ役に見えるのはワタシだけ?

エンドロール前に流れた予告映像は 「続編」 を期待
してもイイのかなぁ? 是非よろしくお願いします!

マチェーテ
メキシコの麻薬王トーレスを追跡していた麻薬捜査官マチェーテは、トーレスの罠に
はまり家族を皆殺しにされてしまう。数年後、米テキサスへ逃亡し、肉体労働者と
して糊口をしのいでいたマチェーテにテキサス州の上院議員暗殺を持ちかける
人物が現れる。


原題:Machete
監督:ロバート・ロドリゲス/イーサン・マニキス
脚本:ロバート・ロドリゲス/アルバロ・ロドリゲス
製作:ロバート・ロドリゲス/クエンティン・タランティーノ/エリザベス・アベラン
    アーロン・カウフマン/リリアーナ・ニコリック/リック・シュワルツ
出演:ダニー・トレホ/スティーブン・セガール/ロバート・デ・ニーロ
    ジェシカ・アルバ/ジェフ・フェイヒー/ドン・ジョンソン/ミシェル・ロドリゲス
    リンジー・ローハン ほか
上映時間:1時間45分   <R-18>
「公式サイト」

■11月19日(金)まで、ユナイテッド・シネマ札幌にて上映中


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映画 『[リミット]』



目覚めたら土の中!
棺に入れられ、土中に埋められた男の
ワン・シチュエーション・スリラー。

『SAW』 っぽい、斬新なアイディアが面白そうなので、
予備知識なく鑑賞。

上映時間の90分間、ほとんど棺の中に閉じ込められた
主人公の男しか映らないにもかかわらず、最後まで
飽きさせない演出は拍手モノなのですが...
なに、このガッカリ感。

てっきりダラダラ長く意味深なオープニングが伏線だと
思っていたら、あのオチは後味が悪すぎるし、カントリー調
の妙に能天気なエンディング曲も不快。

ちなみに主演のライアン・レイノルズの奥さんはあの
スカーレット・ヨハンソン。 
でもって米誌ピープルの今年度 「最もセクシーな男性」 に
選ばれたライアン...でもなぜ?(笑)

リミット
イラクでトラック運転手として働くアメリカ人ポールは、ある日突然何者かに襲撃され、
気づくと地中深くに埋められた棺の中にいた。手元にあるのは携帯電話、ライター、
ナイフ、ペン、酒、そして残り90分の酸素のみ。タイムリミットが迫るなか、ポールは
必死に脱出を試みるが...。


原題:Buried
監督:ロドリゴ・コルテス
出演:ライアン・レイノルズ
上映時間:1時間30分
「公式サイト」

■ディノスシネマズ札幌劇場 にて上映中


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映画 『ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士』



待ってました、待ってました!
ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女
ミレニアム2 火と戯れる女』 に続く完結編。
(※レビュー放置してごめんなさいっ)

前作で瀕死の重傷を負ったリスベットが病院に移送される
ところから始まる本作。 
※前2作があっての3作目なので、1作目はまだしも
2作目を観ていないとハッキリ言って楽しめません!

期待度が高かっただけに、物足りなさや無難にまとめた
感じはありますが、一応完結したので、とりあえず満足。

地味な病院シーンは、リスベットの担当医が魅力的で
イイ味だしてたし、後半の法廷劇は緊張感があって良かった。
あの戦闘服(パンクファッション)で現れたリスベットには
シビレた~っ。  とことんストイックでカッコイイ!

そして相変わらず絡まない リスベットとミカエル...。
でもこの2人の距離感が作品最大の魅力。
ラストに再会し、普通はハグくらいするところを
「またね」 「きっとだよ」 と言い合って別れる姿が
味わい深くてステキだったなぁ。

もう、リスベット&ミカエルに会えないのは寂しいなぁ
と思っていたら、ハリウッド・リメイクされるらしい。
同じくスウェーデン映画の 『ぼくのエリ』 同様、あまり期待
できませんが、ミカエル役がダニエル・クレイグなので
観ちゃうだろうなぁ(笑)

ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士
天才ハッカーのリスベットは、ジャーナリスト殺しという無実の罪を晴らすため、
命がけで真犯人を見つけ出す。瀕死の重傷を負ったリスベットは逮捕されるが、
敏腕ジャーナリストのミカエルらと協力し、法廷で政府公安警察への反撃を開始する。


原題:Millenium 3: The Girl Who Kicked the Hornet's
監督:ダニエル・アルフレッドソン
原作:スティーグ・ラーソン
出演:ノオミ・ラパス/ミカエル・ニクヴィスト/レナ・エンドレ/
    アニカ・ハリン/ アクセル・モリッセ ほか
上映時間:2時間10分   <PG-12>
「公式サイト」

■ディノスシネマズ札幌劇場 にて上映中


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映画 『ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ』



今年は、ジョン・レノンの生誕70年にして没後30年の
アニバーサリーイヤー。

誰もが知っているジョン・レノンの知られざる青春時代を
描いた本作。 ジョンの生い立ちや複雑な家庭環境を
知らなかったので、思春期の葛藤と苦悩を興味深く鑑賞。

映画では、奔放な母ジュリア(アンヌ=マリー・ダフ)から
音楽の素晴らしさを、厳格な叔母ミミ(クリスティン・スコット・
トーマス)から人としての生き方を学ぶジョン。
対照的な2人の母親から愛情を受けた多感な時期の経験や
環境が、その後の楽曲作りに大きく関わったんでしょうね。

前編を彩るロック・ナンバーや50年代のファッションも楽しめるし、
ジョンがポールやジョージと出会うあたりからワクワクしながら
観ていたのですが、童顔すぎるポールに違和感あり。 

ジョンの複雑な心の動きを繊細に演じたアーロン・ジョンソンくんって、
幻影師アイゼンハイム』で少年時代のアイゼンハイム演じたり、
ジョージアの日記』 のイケメン転校生を演じていた子なのね。
全然気が付かなかったんだけど、雰囲気変わったんじゃない? 
プライベートでは、本作のサム・テイラー=ウッド監督と
婚約してベビーも誕生したっていうから、これまたビックリ。
ちなみに監督とアーロンは23歳年の差カップル...末永くお幸せに!

ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ
1950年代のリバプール。厳格な伯母ミミに育てられているジョンは、近所に実の母親
ジュリアが住んでいることを知り、ミミに内緒で会いに行く。自由奔放なジュリアから
ロックミュージックを聞かされたジョンは音楽活動にのめりこんでいくが、17歳の
誕生日にある事件が起こる。


原題:Nowhere Boy
監督:サム・テイラー=ウッド
脚本:マット・グリーンハルシュ
出演:アーロン・ジョンソン/クリスティン・スコット・トーマス
    アンヌ=マリー・ダフ ほか
上映時間:1時間38分   <R-15>
「公式サイト」

■ユナイテッド・シネマ札幌 ほかで上映中


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