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映画 『さまよう刃』
Posted by bluestar on 2009年10月5日(月) 12:52
『容疑者Xの献身』 に続き、東野圭吾作品の映画化。
こちらは原作未読で観賞。
う~ん、少年犯罪にスポットを当てた心を揺さぶる
衝撃作ということで、期待しすぎたかも...。
重いテーマの社会派人間ドラマを、最小限のセリフで
役者陣の内に秘めた演技が見所の、静かで重厚な
作品に仕上がっている。
どっしりと胸に迫るドラマを期待していただけにテンポが
悪かったり無駄なカットが多く緊張感に欠たのは残念。
正直なところ、前半の父親が復讐に至るまでのシーンは
R指定を気にせずにもっと描いて欲しかった。
最愛の娘を少年たちによって殺された長峰を演じた
寺尾聰さんのセリフが少ないながらも存在感がある
渋い演技は秀逸。 竹野内豊さん&伊東四朗さん
刑事コンビの抑えた演技も見逃せない。
【さまよう刃】 「公式サイト」
最愛の娘を少年たちによって殺された長峰。しかも少年法の存在によって
加害者の少年たちは保護される立場となる。しかし謎の密告電話により犯人を
知った長峰は、復讐が事件の解決にはならないと知りながらも犯人たちを追う。
また、織部ら刑事たちはそんな長峰の消息を追っていた。
監督・脚本:益子昌一
原作:東野圭吾
出演:寺尾聰/竹野内豊/伊東四朗 ほか
上映時間:1時間52分
■10月10日(土)より、ユナイテッド・シネマ札幌,札幌シネマフロンティア
ほか全道でロードショー
過去の映画レポはこちら★
カテゴリー: 映画 '09|タグ: さまよう刃, ユナイテッド・シネマ札幌, 中央区, 伊東四朗, 寺尾聰, 映画, 札幌, 札幌シネマフロンティア, 東野圭吾, 益子昌一, 竹野内豊, 試写会, 邦画
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映画 『引き出しの中のラブレター』
Posted by bluestar on 2009年10月4日(日) 23:27
先日行って来たS.O.S.ミニライブ付き試写会の感想です。
ライブに満足してしまい、UPが遅くなってしまいました...。
映画は、ラジオのパーソナリティが番組を通じて人々の
大切な想いをつないでいく群像劇。
想いを伝えることの大切さを描いているので、じんわり
泣けて心が温まるお話でした。
ラジオや手紙といったツールがポイント。
道産子は函館方面のロケーションも見逃せない。
「West Coast」や「トラピスト修道院」へ行きたくなりますよ。
メインがラジオ番組といことで、音楽がとってもイイ。
♪ 煙が目にしみる(Smoke Gets In Your Eyes) ♪
この曲にやられました(涙)
正直、キレイにまとめすぎているのでTVドラマでも
いいかなぁと思うのですが、観て良かったです。
※エンドロールは最後までお見逃しなく!
【引き出の中のラブレター】 「公式サイト」
ラジオ・パーソナリティの真生は、絶縁状態の父と仲直り出来ずに死別したことを
悔やんでいた。ある日、北海道の高校生・直樹から届いた手紙をきっかけに、心の
奥底に眠る想いを募る「引き出しの中のラブレター」という企画を思いつく。
監督:三城真一
出演:常盤貴子/林遣都/八千草薫/仲代達矢 ほか
上映時間:1時間59分
■10月10日(土)より、ユナイテッド・シネマ札幌,札幌シネマフロンティア
ほか全道でロードショー
過去の映画レポはこちら★
カテゴリー: 映画 '09|タグ: West Coast, トラピスト修道院, ユナイテッド・シネマ札幌, 三城真一, 中央区, 仲代達矢, 八千草薫, 函館, 常盤貴子, 引き出しの中のラブレター, 映画, 札幌, 札幌シネマフロンティア, 林遣都, 試写会, 邦画
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ウェルカム!ロマンティックパーク 『光の森』 2009
Posted by bluestar on 2009年10月3日(土) 01:36
雨ザーザーのなか、中島公園のライトアップを見てきました。
「豊平館」を通り、光の森(日本庭園)へ。
光の森ステージでは、釧路出身のデュオ 『clover』 さん達の
素敵なLIVEが行われていました。 残念なことにも雨強すぎ...。
通路もドロドロ。 レインブーツを履いてきて正解でした。
紅葉はまだまだですが、ライトアップは幻想的でロマンチック。
~10月4日(日)17:00~20:00まで開催中です。
カテゴリー: アート・催事・イベント|タグ: ライトアップ, ロマンティックパーク, 中央区, 中島公園, 光の森, 八窓庵, 日本庭園, 札幌, 紅葉, 豊平館
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中島公園ライトアップ
Posted by bluestar on 2009年10月2日(金) 08:42
通勤路の中島公園。 銀杏がたわわに実っています。
そんな中島公園で本日から開催されるのが、
ウェルカム!ロマンティックパーク『光の森』
豊平館や日本庭園内が美しく幻想的にライトアップされます。
■10月2日(金)~10月4日(日)17:00~21:00
雨が気になりますが、今から楽しみ楽しみっ。
今朝の日本庭園(光の森)北門です。
数日前の試験点灯をちょこっとのぞき見...今年も良い感じっ。
カテゴリー: アート・催事・イベント|タグ: ライトアップ, ロマンティックパーク, 中央区, 中島公園, 光の森, 八窓庵, 日本庭園, 札幌, 紅葉, 豊平館, 銀杏
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映画 『ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~』
Posted by bluestar on 2009年10月1日(木) 12:36
今年は太宰治の生誕100年を記念して、『斜陽』 『パンドラの匣』と
次々に映画化されるなか、第33回 モントリオール世界映画祭で
最優秀監督賞を受賞した『ヴィヨンの妻』 を試写会で観賞。
小説家として秀でた才能がありながら酒、借金、浮気と
どうしようもないダメ男・大谷と、その妻・佐知の物語。
原作未読のため、お堅く重苦しい話なのかと思いきや、
面白く見応えがあり、キャストも魅力的。
古き良き日本がいっぱい詰った奥深い作品でした。
正直、大谷と佐知の夫婦関係は理解しがたいのですが
男女の関係なんて他人には分からないものなので
客観的に楽しませていただきました。
男女で受け止め方も違ってくるのではないでしょうか?
男性の理想の女性像ともいえる「佐知」を、強くしなやかに
演じる松さんがとっても良い。凛とした美しさにうっとり。
ダメダメ男でありながら、何故か憎めない魅力的な
大谷を浅野忠信くんが好演。 お二人ともハマリ役。
サブタイトルの「桜桃とタンポポ」ってなに?と思ったら、
痛みやすいけれど甘みがあって愛される「桜桃」を大谷、
どんな環境でも対応して成長し、華やかではないけれど
誠実な美しさを持った「タンポポ」を佐知に例えているそうです。
なるほど、深いですねぇ。
【ヴィヨンの妻 ~桜桃とタンポポ~】 「公式サイト」
戦後の混乱期、酒飲みで多額の借金をし浮気を繰り返す小説家・大谷の妻・佐知は
夫が踏み倒した酒代を肩代わりするため飲み屋で働くことに。生き生きと働く佐知の
明るさが評判となって店は繁盛し、やがて彼女に好意を寄せる男も現れ佐知の心は
揺れる。そんな中、大谷は親しくしていたバーの女と姿を消してしまう。
監督:根岸吉太郎
原作:太宰治 「ヴィヨンの妻」
脚本:田中陽造
出演:松たか子/浅野忠信/室井滋/伊武雅刀/広末涼子
妻夫木聡/堤真一 ほか
上映時間:1時間54分 PG12
■10月10日(土)より、札幌シネマフロンティア ほか全道でロードショー
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