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映画 『のだめカンタービレ 最終楽章 前編』
Posted by bluestar on 2009年12月10日(木) 22:37
二ノ宮知子さんの原作漫画は未読、TVドラマもほとんど
見ていないのに、友人に誘われて 『のだめカンタービレ』
の試写会へ行ってきました。
期待通り音楽は圧巻で、オケの演奏シーンは鳥肌もの!
映画のテンポも良く面白かったのですが、ギャグや
大げさなCGに引きまくり。
正直、アノ世界観についていけませんでした...。
ファンの方ごめんなさい。
※隣のオバチャンペアには大ウケで、小ネタとかいちいち
口に出して椅子を揺らして大笑い...(汗)
前編は、のだめ(上野樹里ちゃん)より、千秋(玉木宏くん)の
出番が多かったので、玉木ファンにはたまらないかも。
映画スタンスで観賞した、ほぼ「のだめ」初心者のワタシは
ついていけませんでしたが、ドラマファンの方は大いに
楽しめる作品なのではないでしょうか?
ぜひ音響の良いシアターで観る事をおすすめします。
【のだめカンタービレ 最終楽章 前編】 「公式サイト」
プラティニ国際音楽コンクールで優勝した千秋は「ルー・マルレ・オーケストラ」の
常任指揮者になることになったが、オケは資金不足で、多くの団員が辞めていき、
公演の観客も集まらない状態。非協力的でやる気の感じられないオーケストラに
失望した千秋は、のだめに定期公演の「ボレロ」のチェレスタの演奏を依頼するが...。
監督:武内英樹
原作:二ノ宮知子(「のだめカンタービレ」講談社)
出演:上野樹里/玉木宏/ウエンツ瑛士/ベッキー/山口紗弥加/山田優
谷原章介/なだぎ武/福士誠治/吉瀬美智子/伊武雅刀/竹中直人
瑛太/水川あさみ/小出恵介ほか
上映時間:2時間1分
■12月19日(土)より
札幌東宝公楽,札幌シネマフロンティア ほか全道でロードショー
映画の感動が蘇るCDもおすすめですよ。
【のだめカンタービレ 最終楽章 前編&後編】
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映画 『パンドラの匣』
Posted by bluestar on 2009年12月8日(火) 12:38
『ヴィヨンの妻』 に続いて、生誕100周年を迎えた太宰治の
原作小説を映画化した 『パンドラの匣』 を観賞。
今回も原作は未読。 なんとも不思議なトレーラーに
惹かれて観てみたら、コレが大正解!
物語は、風変わりな結核療養所を舞台に、そこへ入所した
少年「ひばり」に芽生えていく恋心や希望を瑞々しく描く。
コレは本当に太宰作品なのか?
レトロポップな独特の世界観と映画を彩る菊地成孔氏の
手がけた音楽にハマった。 後半失速の「ヴィヨン」より好み。
太宰×菊地コラボも素晴しいのですが、キャスティングが絶妙。
フレッシュな染谷将太くんに、芥川賞作家で歌手でもある
川上未映子さんの映画初出演とは思えぬ妖艶さと存在感、
小悪魔キャラがハマっていた仲里依紗ちゃんの好演が光る。
「やっとるか」 「やっとるぞ」 「がんばれよ」 「よーしきた」
なんとも不思議な診療所の掛け声と音楽が頭から離れない(笑)
【パンドラの匣】 「公式サイト」
結核を患う少年・ひばりは終戦を機に、「健康道場」と称する風変わりな結核療養所に
入所。看護士のマア坊や、美人看護士長の竹さん、個性的な療養患者たちとの日々を
通して、次第に生きる活力を取り戻していく。
監督・脚本・編集:冨永昌敬
原作:太宰治
音楽:菊地成孔
出演:染谷将太/川上未映子/仲里依紗/窪塚洋介/ふかわりょう
小田豊/杉山彦々/KIKI/洞口依子/ミッキー・カーチス ほか
上映時間:1時間34分
■シアターキノにて上映中
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映画 『SOUL RED 松田優作』
Posted by bluestar on 2009年11月22日(日) 20:40
うれしいことに、コチラの方から招待券をお裾分けいただき
張りきって鑑賞してきました。 ありがとうござますっ!
1989年に急逝し、現在でもカリスマ的人気を誇る俳優、
松田優作氏。 今年生誕60年、没後20年という節目の
年に制作された最初で最後の公式ドキュメンタリー。
内容は、出演作品映像に親交の深い映画人たちの
インタビューを交えて俳優人生の軌跡をたどります。
リアルタイムでは優作さんの晩年の姿しか見ていない
自分には、未公開と思われる映画オーディションの映像
から目が離せなかったし、監督さんなどの思い出話も
興味深く、今見ても出演作品の名場面は純粋にカッコイイ。
改めて優作さんの影響力やカリスマ性を感じることは
出来たのですが、プライベート映像や美由紀夫人の
インタビューもないため、正直ドキュメンタリーとしては
物足りない印象。 (マイケルを2回観た後だしねぇ...)
【SOUL RED 松田優作】
監督:御法川修
出演:松田優作/浅野忠信/アンディ・ガルシア ほか
上映時間:1時間42分
<公式サイト>
■11月27日(金)まで 札幌シネマフロンティア にて上映中
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映画 『風が強く吹いている』
Posted by bluestar on 2009年11月9日(月) 12:33
三浦しをん氏の小説を映画化。駅伝部キャプテンと
天才ランナーを中心に、個性豊かな素人メンバー
10人が箱根出場を目指す物語を観賞。
毎年なぜか見てしまうお正月の定番、箱根駅伝。
駅伝観戦が好きなだけに、イケメン俳優を集めた
チャラチャラした映画かも...と、二の足を踏んで
いたのですが、これは観て良かった。感動しました(涙)
駅伝の魅力がいっぱいつまった、爽やかな青春映画を
観て、なんだか自分も走リたくなっちゃった(笑)
ありがちなストーリーながら、グイグイ惹き込まれるのは
若手俳優達のリアルで見応えある走りの賜物だと思う。
迫力の駅伝シーンは必見! 彼らの努力の走りに拍手っ。
走りっぷりもさることながら、個性豊かで魅力的な
キャスティングは好感度大。 キャプテン・ハイジ役の
小出恵介くんはリーダーにピッタリだし、天才ランナー
ケル役の林遣都くんは瞳キラキラ、走るフォームが
とても美しい。なんといっても朝焼けや夕焼けををバックに
走るシルエットが美しく印象的。
映画を観たら、ますます来年の箱根駅伝が楽しみになりました。
【風が強く吹いている】 「公式サイト」
箱根駅伝へ出場することを夢見る寛政大学4年生のハイジは、事件を起こして
陸上から遠ざかっていた天才ランナーの新入生カケルと出会う。致命的な怪我から
ランナーになることを諦めかけていたハイジだったが、自らが寮長を務める寮にカケル
を強引に入居させ、密かに駅伝出場への計画を立て始める。
監督・脚本:大森寿美男
原作:三浦しをん
出演:小出恵介/林遣都/川村陽介/中村優一/斉藤慶太/斉藤祥太
ダンテ・カーヴァー/橋本淳/森廉/内野謙太 ほか
上映時間:2時間13分
■ユナイテッド・シネマ札幌,札幌シネマフロンティア ほか全道で上映中
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カテゴリー: 映画 '09|タグ: ユナイテッド・シネマ札幌, 三浦しをん, 大森寿美男, 小出恵介, 映画, 札幌, 札幌シネマフロンティア, 林遣都, 箱根駅伝, 邦画, 風が強く吹いている
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映画 『ゼロの焦点』
Posted by bluestar on 2009年11月3日(火) 23:35
松本清張 生誕100周年記念作品 『ゼロの焦点』。
友人から譲りうけ試写会へ行ってきました。
実は、広末涼子×中谷美紀×木村多江の女優共演
は知っていたものの、基本ノーマークだった本作。
舞台挨拶に登場した犬童一心監督に驚き感激っ。
『ジョゼ~』以来のファンですから。
(場内はヒロスエじゃなかったことにテンション低め...)
監督登場でちょっぴり期待が高まった映画でしたが、
やはり予想通りといいましょうか、残念な作品でした。
(この感じは、2006年の『犬神家の一族』を超えたかも)
サスペンスのようですが、謎解きの面白さや
ハラハラドキドキ感が低く、昭和30年代を描いて
いるのにキャスティング等リアルさを感じることが
できませんでした。 『ヴィヨンの妻』では良い感じ
だった広末さんですが、本作の主役は荷が重いかも。
2時間ドラマならゆるせるレベルですが、
映画としてはいかがなものか...。
【ゼロの焦点】 「公式サイト」
{結婚式から7日後、仕事の引き継ぎのため金沢に向かった鵜原憲一は帰って
こなかった。夫の消息を追い金沢へと旅立った妻の禎子は、憲一の得意先だった
煉瓦会社で、社長夫人の室田佐知子と受付嬢の田沼久子に出会う。
監督:犬童一心
原作:松本清張
脚本:犬童一心/中園健司
出演:広末涼子/中谷美紀/木村多江/西島秀俊/鹿賀丈史 ほか
上映時間:2時間11分
■11月14日(土)より
札幌東宝公楽,札幌シネマフロンティア ほか全道でロードショー
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