札幌100マイル

*un journal*

自分のアンテナにひっかかったものを綴った日記

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『邦画』タグの付いた投稿

映画 『なくもんか』



コチラで試写会をレポいたしましたが、映画の公開が
近づいてきましたので、応援の意味も込めて感想を少々。

映画は、クドカン初の家族モノ。
父に捨てられ生き別れた兄弟と、2人を取り巻く
人々を描いた人情コメディ。
 
小ネタ満載、クドカンワールド炸裂のノリノリな前半に
比べると、取って付けたような後半部分に失速したのは
非常に残念ですが、笑って泣けて心がほっこりする映画でした。

抑えた演技ながら、定番?の○○ー○姿を披露してくれる
阿部サダヲくんや、ひと癖ある役の竹内結子ちゃんが良い良い。
お笑いコンビ「金城ブラザース」の塚本くん&瑛太くんも
良かったし、いしだあゆみさんがとってもチャーミング。
今をときめくアノ子など...豪華キャスティングも必見です。

試写会でアベサダ君が話してくれたので、注目して観て
もらいたいのが、始めの方に出てくる商店街のシーン。
クリスマスからお正月への移り変わりなのですが、長回し撮影
なんですって。 カメラに映らないところで早着替えなどを
していたそうです。 そのシーンに注目して観たのですが
とってもスムーズに流れていました。 その裏でこんな努力が
あったなんて...必見ですよ。

そしてなんといっても「ハムカツ」が美味しそうなんです!
ハムカツブームが来るかもって思ったくらい、無性に
食べたくなりました...(笑)



★サツエキ方面で映画を観た後は
コチラでサクッといかがでしょうか?
お持ち帰りもOKよん。

なくもんか   「公式サイト」
祐太は子供の頃に父に捨てられるも、惣菜屋の店主に育てられ、今では立派に
店を切り盛りしていた。同じ頃、祐太はその顔も名も知らない生き別れになった
弟の祐介は、赤の他人と兄弟漫才師を組み、人気を博していた。


監督:水田伸生
脚本:宮藤官九郎
出演:阿部サダヲ/瑛太/竹内結子/塚本高史/皆川猿時
    片桐はいり/鈴木砂羽/カンニング竹山/いしだあゆみ ほか
上映時間:2時間14分

■11月14日(土)より
ユナイテッド・シネマ札幌,札幌シネマフロンティア ほか全道でロードショー 


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映画 『なくもんか』~試写会・舞台挨拶編



昨夜、とっても楽しみにしていた試写会へ行ってきました。

舞妓 Haaaan!!!』 の水田監督×脚本クドカン×主演・阿部サダヲが
再びタッグを組んだホームコメディ なくもんか です。

なんと、水田伸生監督と阿部サダヲ氏の舞台挨拶に登場!
映画キャンペーンはココ札幌から始まったそうですよ。

TVや映画で観るまんま?の生アベサダ君は、鮮やかな赤の
ハンチングにワイシャツとネクタイが プリントされた?シャツに、
ちょっと短めパンツというキュートないでたち。

テンションの高い役が多いけれど、シャイで感じの良い方でした。
ますますファンになっちゃったかも。
ちなみにアベサダ君ってニャンコ顔だよね? 憎めない顔だわ。

水田監督はダンディで、監督というよりプロデューサーのような雰囲気。
おしゃべりも楽しくて素敵な方でした。

映画は、父に捨てられ生き別れた兄弟を中心とした人情劇。
水田監督にも弟さんがいたことから、アイデアが浮かんだそうです。

映画の感想はまた後ほどレポしますが、笑えて泣けて心がほっこりする映画です。

そしてなんといってもハムカツが食べたいっ。

ぜひ飲食店や惣菜店さんがタイアップして「ハムカツ」揚げてくれないかしら?
とりあえず、映画館近辺の「ハムカツMAP」希望!
地味に期待してます(笑)

映画「なくもんか」公式サイト

映画 『クヒオ大佐』



今年の映画出演が 『ジェネラル・ルージュの凱旋
南極料理人』とノリに乗っているカメレオン俳優・堺雅人氏の
新作を観て来ました。

意外とお似合いの「つけ鼻」で、堺氏が演じるのは
実在の人物・自称「外国人」のクヒオ大佐。

「僕はジョナサン・エリザベス・クヒオ。36歳の米軍パイロット。
父はカメハメハ大王の末裔。母はエリザベス女王の妹の夫の
従姉妹...」。 怪しすぎるルックス(笑)と経歴にも関わらず、
20年間に渡って多くの女性たちから多額のお金をだまし取った
結婚詐欺師・クヒオ大佐こと、本名・竹内武男は北海道生まれ...
って、道産子かいっ。

映画は、笑えるお気楽コメディを想像していたら、人間ドラマ
的要素が強かった。 なんか切ないなぁ...。

なんでこんな怪しい男に騙されるんだろうと思いつつ、
クヒオの言葉に惹かれる気持ちは分かるかも...
なんて考えながら観ちゃいました。

個人的に脇を固めるキャスティングがワタシ好み?で
とってもイイ。 ツッコミまくる新井くんは存在感バツグンだし、
愛のむきだし』から気になる女優・満島ひかりちゃんの
目チカラはスゴイし、『トウキョウソナタ』でも自然な演技が
良かったアンジャッシュの児嶋くんのルックスは反則(笑)だし、
安藤サクラちゃんはイヤな女を演じるのが上手い。

クヒオ大佐   「公式サイト」
時代は、湾岸戦争が始まった90年代初頭。父はカメハメハ大王の末裔、母は
エリザベス女王の妹の夫のいとこ、そして自分は「米軍特殊部隊ジェットパイロット」
という華麗なる経歴?を振りかざしては、女たちを落としていく恋愛詐欺師、
ジョナサン・エリザベス・クヒオ大佐。そんなクヒオを信じ、献身的に愛し続ける弁当屋
の女将しのぶ。彼女だけではない、自然博物館の学芸員の春も、ナンバー1ホステスの
未知子も、みんなクヒオに惹かれていく。


監督:吉田大八
原作:吉田和正 「結婚詐欺師・クヒオ大佐」
出演:堺雅人/松雪泰子/満島ひかり/中村優子/新井浩文
    児嶋一哉(アンジャッシュ)/安藤サクラ/内野聖陽 ほか
上映時間:1時間52分

■ユナイテッド・シネマ札幌 にて上映中


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映画 『さまよう刃』



容疑者Xの献身』 に続き、東野圭吾作品の映画化。
こちらは原作未読で観賞。

う~ん、少年犯罪にスポットを当てた心を揺さぶる
衝撃作ということで、期待しすぎたかも...。

重いテーマの社会派人間ドラマを、最小限のセリフで
役者陣の内に秘めた演技が見所の、静かで重厚な
作品に仕上がっている。

どっしりと胸に迫るドラマを期待していただけにテンポが
悪かったり無駄なカットが多く緊張感に欠たのは残念。

正直なところ、前半の父親が復讐に至るまでのシーンは
R指定を気にせずにもっと描いて欲しかった。

最愛の娘を少年たちによって殺された長峰を演じた
寺尾聰さんのセリフが少ないながらも存在感がある
渋い演技は秀逸。 竹野内豊さん&伊東四朗さん
刑事コンビの抑えた演技も見逃せない。

さまよう刃   「公式サイト」
最愛の娘を少年たちによって殺された長峰。しかも少年法の存在によって
加害者の少年たちは保護される立場となる。しかし謎の密告電話により犯人を
知った長峰は、復讐が事件の解決にはならないと知りながらも犯人たちを追う。
また、織部ら刑事たちはそんな長峰の消息を追っていた。


監督・脚本:益子昌一
原作:東野圭吾
出演:寺尾聰/竹野内豊/伊東四朗 ほか
上映時間:1時間52分

■10月10日(土)より、ユナイテッド・シネマ札幌,札幌シネマフロンティア
               ほか全道でロードショー 


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映画 『引き出しの中のラブレター』



先日行って来たS.O.S.ミニライブ付き試写会の感想です。
ライブに満足してしまい、UPが遅くなってしまいました...。

映画は、ラジオのパーソナリティが番組を通じて人々の
大切な想いをつないでいく群像劇。

想いを伝えることの大切さを描いているので、じんわり
泣けて心が温まるお話でした。
ラジオや手紙といったツールがポイント。

道産子は函館方面のロケーションも見逃せない。
「West Coast」や「トラピスト修道院」へ行きたくなりますよ。

メインがラジオ番組といことで、音楽がとってもイイ。
♪ 煙が目にしみる(Smoke Gets In Your Eyes) ♪
この曲にやられました(涙)

正直、キレイにまとめすぎているのでTVドラマでも
いいかなぁと思うのですが、観て良かったです。

※エンドロールは最後までお見逃しなく!

引き出の中のラブレター   「公式サイト」
ラジオ・パーソナリティの真生は、絶縁状態の父と仲直り出来ずに死別したことを
悔やんでいた。ある日、北海道の高校生・直樹から届いた手紙をきっかけに、心の
奥底に眠る想いを募る「引き出しの中のラブレター」という企画を思いつく。


監督:三城真一
出演:常盤貴子/林遣都/八千草薫/仲代達矢 ほか
上映時間:1時間59分

■10月10日(土)より、ユナイテッド・シネマ札幌,札幌シネマフロンティア
               ほか全道でロードショー 


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