札幌100マイル

*un journal*

自分のアンテナにひっかかったものを綴った日記

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『洋画』タグの付いた投稿

映画 『ソルト』



前作 『チェンジリング』 のような演技派アンジェリーナ・ジョリー
好きですが、やっぱり強く美しいアンジーが観た~いっ!

そんな願いをしっかり叶えてくれるのが、アンジーの
魅力満載のスパイ・アクション映画 『ソルト』。

本作でアンジーが演じるのは、二重スパイの容疑を
かけられたCIAエージェントのソルト。

先日、アメリカでロシアの美人スパイが逮捕され
話題になったばかりなので、まさにタイムリー。

ストーリーとしては、主人公・ソルトの行動が理解できず
モヤモヤ感が付きまとうのは残念ですが、スリリングで
スピード感あふれるド派手なアクションは目が離せない。

とにかくアンジーがカッコイイ! もう、それに尽きるくらい
女性版ジェームズ・ボンドやジェイソン・ボーンのような
体を張ったアクションや七変化と見どころ満載。

当初はトム・クルーズ主演で話が進んでいたようですが、
これはアンジーに代わって大正解!

深く考えないで、頭を空っぽにして観ることをオススメします。

それにしてもアノ終わり方は引っかかる...。
最近コノ手の終わり方をする作品が多いだけに消化不良。

ソルト   「公式サイト」
CIA職員のイブリン・ソルトは、謎のロシア男性の告白により、大統領暗殺のために
送り込まれたロシアの二重スパイの嫌疑をかけられる。CIAから追われる身となった
イブリンは顔を変え、髪の毛の色を変え、別人になりすまして真相を突き止めようとするが...。


原題:Salt
監督:フィリップ・ノイス
出演:アンジェリーナ・ジョリー/リーブ・シュレイバー/キウェテル・イジョフォー
    ダニエル・オルブリフスキー/アンドレ・ブラウアー/アウグスト・ディール  ほか
上映時間:1時間50分

ディノスシネマズ札幌劇場,ユナイテッド・シネマ札幌,札幌シネマフロンティア
ほか全道でロードショー 


■過去の映画レポはこちら★

映画 『小さな命が呼ぶとき』



100マイルさん枠で観てきました。 
明日から公開なのにUPが遅くなりました。

ブレンダン・フレイザー&ハリソン・フォードが主演とくれば、
ハムナプトラ』 『インディ・ジョーンズ』 のイメージから
冒険映画を想像しがちですが...、ストレートなタイトルからも
分かるように、実話をベースにしたヒューマンドラマ。

先日TV 「奇跡体験 アンビリーバボー」でも放送されていましたが、
ポンペ病の子どもを持つ父親が自ら製薬会社を設立して
不可能といわれた治療薬の開発に挑む物語。

子供の寿命のタイムリミットと治療薬の完成までは、想像も
できないくらいの壮絶な闘いだったと思いますが、主人公ジョンの
不可能を可能にしてしまう行動力と決断力は素晴しい。

支えあう家族の絆や、子供たちへの愛情と最後まで
あきらめないタフな精神力に心を打たれました。

ポンペ病とは、生まれつき体の中の糖(グリコーゲン)をうまく
分解できないために発症する病気。世界には、乳幼児から
成人まで5,000~10,000人の患者が存在し、日本でも
難病指定を受けている。日本では150~300人の患者が
存在すると考えられている。未治療の場合、筋力の低下、
歩行・呼吸障害などの症状により、車椅子や呼吸器が必要と
なり、命を落とす危険が高い。
 (公式サイトより引用)

※旭川市にもポンペ病と闘ってる男の子がいます。
そのお母さんが、難病を知ってもらうために 『ハートはあったかい
という絵本を出版されます。 映画公開時にはこの絵本も
劇場で販売されるようなので、手にとってみて下さいね。
<出版先> http://www.sohokkai.co.jp/new/post_3.html

小さな命が呼ぶとき  
3人の子供に恵まれ、幸せに暮らすジョンとアイリーンのクロウリー夫妻だったが、
生まれたばかりの赤ん坊と1歳の娘が、難病のポンペ病に冒されていることを
知る。ジョンは子供たちの治療に専念するため会社を辞め、型破りな薬学者
ストーンヒル博士に協力を求める。


原題:Extraordinary Measures
監督:トム・ヴォーン
製作総指揮:ハリソン・フォード/ナン・モラレス
原作:ジータ・アナンド 『小さな命が呼ぶとき』(105分/アメリカ/2009年)
出演:ブレンダン・フレイザー/ハリソン・フォード/ケリー・ラッセル
    メレディス・ドローガー/ディエゴ・ヴェラスケス/サム・M・ホール ほか
上映時間:1時間49分
公式サイト

■2010年7月24日よりディノスシネマズ札幌劇場にてロードショー




午前十時の映画祭 『バベットの晩餐会』



『午前十時の映画祭』 初回に参加してから、なかなか
タイミングが合わず5ヶ月以上が経過してしまった...。

札幌シネマフロンティアの24作目は、バブルの頃に
観たデンマーク映画 『バベットの晩餐会』。

大好きな映画なので、テレビ放映された時に録画し、繰り返し
観た作品なのですが、現在はビデオもDVDも販売されて
いないのは非常に残念っ。 

久しぶりにスクリーンで堪能できる、この機会は見逃せません!



心温まるストーリーと、絵画を見ているような美しい映像が
印象的。 この作品を観るとお腹が空くんですよねぇ(笑)

前半は少々地味なのですが、かつてパリの名シェフだった
バベットが晩餐会の料理を作り始めてシーンからどんどん
惹き込まれる。 贅を尽くした料理の数々が並ぶ晩餐シーンは圧巻。


MYバイブル 「シネマ厨房の鍵貸します」 にバベットのレシピ
「そば粉のブリニス」 が掲載されていたので、試しに作って
みたこともあります。(なんちゃってブリニスですが...)


バベットの晩餐会
19世紀後半、デンマーク辺境の小さな漁村に質素な生活を送る初老を迎えた
プロテスタントの姉妹がいた。そこにパリ・コミューン(パリ市民による自治政権)で家族
を失ったフランス人女性バベットがやってくる。その後彼女は家政婦として長年姉妹に
仕えるが、宝くじで大金を手にいれると、村人のために晩餐会を開きたいと申し出る。

原題:Babettes Goestebud
監督・脚本:ガブリエル・アクセル
原作:カレン・ブリクセン
出演者:ステファーヌ・オードラン/ジャン・フィリップ・ラフォン
     ボディル・キェア ほか
上映時間:1時間44分

映画 『インセプション』



レオナルド・ディカプリオ×渡辺謙×『ダークナイト』 の
クリストファー・ノーラン監督がオリジナル脚本で描く
次世代アクション超大作 『インセプション』 の試写会へ
行って来ました。 ボディチェックあり、警備が厳重だったわっ。

映画を観た感想は、久しぶりに頭フル回転でスクリーンに集中。
豪華キャストとノーラン監督のイマジネーションに圧倒され、
2時間半の長尺もあっという間なのですが、かなり難解...。

面白い作品ですが、複雑な設定を理解し、置いてきぼりを
くらわないように付いていくのが精一杯でした。

観賞後に反芻したり、語り合うのも楽しいですが、2回・3回
観た方が本当の面白さを理解できると思うので、リピート決定! 

アレ?この展開は、まんまとノーラン監督の作戦にハマった
んじゃない? インセプションされちゃったかも(笑)


さて、通常の映画は、事前情報をあまり入れない方が
楽しめると思うのですが、本作に関してはキャストの
役割を知っておいた方がベターなので、ちょこっとご紹介。

主人公・コブレオナルド・ディカプリオ)は、人の夢の中に
侵入しアイディアを盗む企業スパイ。

大物実業家のサイトー渡辺謙さん)は、ライバル会社を
潰すため、コブにミッションを依頼する。

コブの犯罪チームのメンバーは、夢の世界をデザインする
「設計士」アリアドネエレン・ペイジ)、他人に成りすます
「偽造師」イームストム・ハーディー)、深い眠りを促す
鎮静剤を調合する「調合師」ユスフディリーブ・ラオ)。
そしてコブの右腕のアーサージョセフ・ゴートン=レヴィット)。

夢の世界が何層にも重なり合い、コブの最愛の女性・モル
マリオン・コティヤール)まで出てきて複雑に絡み合う。

豪華で魅力的なキャストの中で印象的だったのが、堂々とした
演技のさんと、『(500)日のサマー』 の草食男子から一転、
スーツにオールバックの髪型で凛々しくたくましいジョセフくん。 
前作のキャラとかぶっているレオ様そっちのけで、ジョセフくんに釘付け!


この時代に、ほぼ実写という脅威の映像は必見!
大きなスクリーンで観るべき作品なので、ぜひ劇場で!


インセプション   ※7月17・18・19日先行上映決定
人が眠っている間にその潜在意識に侵入し、他人のアイデアを盗みだすという
犯罪分野のスペシャリストのコブは、その才能ゆえに最愛の者を失い、国際指名
手配犯となってしまう。そんな彼に、人生を取り戻す唯一のチャンス「インセプション」
という最高難度のミッションが与えられる。


原題:Inception
監督・脚本:クリストファー・ノーラン
出演:レオナルド・ディカプリオ/渡辺謙/ジョセフ・ゴードン=レヴィット
    マリオン・コティヤール/エレン・ペイジ/トム・ハーディ
    キリアン・マーフィ/トム・ベレンジャー/マイケル・ケイン  ほか
上映時間:2時間28分
「公式サイト」

■7月23日(金)より
ディノスシネマズ札幌劇場,ユナイテッド・シネマ札幌,札幌シネマフロンティア
ほか全道でロードショー 


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映画 『トイ・ストーリー3』



待ってましたとばかりに、「Dolby 3D」 で初日に鑑賞。
夕方からの上映のせいか想像以上に空いていましたねぇ。

さて、前作から11年ぶりのディズニー・ピクサーの
看板作品 『トイ・ストーリー』シリーズの第3弾。

さすが、期待を裏切りませんねぇ。
おもちゃたちの冒険と絆にハラハラドキドキ、
笑って、泣けて、評判通りの素晴らしい作品でした。

本作は、大人へと成長していくアンディとおもちゃたち
との愛と別れがテーマ。 シンプルなストーリーは、
大人の心にもストレートに響きます。

かつて子供から大人になるときに忘れてしまった
大切なモノを思い出させてくれる素敵な作品でした。

そうそう、かつてハサミでジョキジョキとスポーツ刈りにしてしまった
お人形には心から謝りたい。あの時は本当にごめんね...(涙)


お楽しみの同時上映短編アニメ 『Day & Night』 も
良かったし、「3」は文句の付けようがないほどの作品
なのですが、北海道では字幕が上映されていないのは何故?
唐沢&所コンビの吹替に慣れちゃったから違和感はない
のですが、トム・ハンクスの声も聞きたいなぁと...。

トイ・ストーリー3   「公式サイト」
アンディがおもちゃで遊んでいたのも今は昔。アンディは大学に入学する年齢になり、
カウボーイ人形のウッディたちおもちゃは託児施設に寄付されることになった。
しかし、そこに待っていたのは乱暴な子どもたち。ウッディは脱出に成功するもの
の、アンディの元へ行くか、仲間たちを助けに戻るかの究極の選択を迫られる。


原題:Toy Story 3
監督:リー・アンクリッチ
製作総指揮:ジョン・ラセター
声の出演:トム・ハンクス/ティム・アレン/ジョーン・キューザック
       マイケル・キートン ほか
日本語吹替:唐沢寿明/所ジョージ ほか
上映時間:1時間43分

■東宝プラザ,ユナイテッド・シネマ札幌,札幌シネマフロンティア
 ほか全道でロードショー 


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