札幌100マイル

*un journal*

自分のアンテナにひっかかったものを綴った日記

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『シアターキノ』タグの付いた投稿

ジャンベ最高~映画 『扉をひらく人』

The Visitor 

シアターキノさんのロビーで、映画 『扉をたたく人』 公開記念、
江別市出身の打楽器奏者・茂呂剛伸(もろごうしん)さんの
ジャンベ&縄文太鼓のミニ演奏を聴いてきました。

キャンドルナイトで茂呂さんのジャンベ演奏を聴いて以来、
ジャンベ(アフリカン太鼓)の魅力にハマった一人です。

映画は、ジャンベを通して閉ざした心を開いていく人間ドラマ。
秀作映画を観賞後に、パワフルなジャンベ演奏を聴くことができて大満足。
(映画レポは後ほど...) 

ジャンベ最高、映画最高!
茂呂剛伸さん、シアターキノさん、ありがとうございました。

※ジャンベ演奏家・茂呂剛伸さんLIVE情報は、こちら★

映画 『女の子ものがたり』



いけちゃんとぼく』に続き、西原理恵子さんの自叙伝的
作品を映画化。 (今年はサイバライヤーなのか?)

原作は未読。 タイトルのイメージから、ほんわか可愛らしい
お話と思いきや、現実的な女の子の物語。

女の子が大人になる時の切なくてほろ苦い思いが
いっぱい詰まった作品。 瑞々しくて良かった~。

ヒロインを演じた3世代の女優さんがとっても良い。
森迫永依ちゃんは健気で可愛く、大後寿々花ちゃんの
透明感のある演技も良かったし、深津絵里ちゃんの
ダラダラ・ダメ女っぷりもキュートで魅力的。

田舎の風景とアコースティックな音楽が心地よく、
ラストは涙、涙...大切な友達に会いたくなっちゃった。

女の子ものがたり
漫画家の高原菜都美はスランプで、まったく筆の進まない日々が続いていた。
新米編集者の財前もあきれ果て、ついには彼女にキツい一言を投げつける。
その一言をきっかけに、かつて自分が「女の子」だった頃のことを思い出す。


監督・脚本:森岡利行
原作:西原理恵子「女の子ものがたり」
出演:深津絵里/大後寿々花/福士誠治/波瑠/高山侑子/森迫永依
    三吉彩花/佐藤初/風雪ジュン/板尾創路/奥貫薫 ほか
上映時間:1時間50分
「公式サイト」

■シアターキノ、ユナイテッド・シネマ札幌 にて上映中。 


過去の映画レポはこちら★

『女の子ものがたり』 限定ミルクティー



シアターキノさんで映画 『女の子ものがたり』 を観る前に、
お隣の kino cafe (キノカフェ)さんで一休み。

『女の子ものがたり』をイメージした、オレンジピール&スパイスのクッキーと
ミルクティーのセットを頂きました。



クッキー可愛いっ。 女の子してます。
2種類の食感が楽しめて美味しいの。



ミルクティーが美味しい季節になりました。
たっぷり飲めて満足満足。


★ 映画 『女の子ものがたり』 レポは後ほど...。

映画 『色即ぜねれいしょん』



原作はみうらじゅんの自伝的青春小説。

体育会系でもヤンキー系でもない 「文科系男子」の
ひと夏の成長物語。 これは、面白かった~っ!

思春期のモヤモヤした雰囲気たっぷりの青春映画。
大半の男子は共感できるんだろうなぁ(笑)
女子のワタシが見ても、懐かしさと甘酸っぱい感じに
ニタニタ、キュンキュンしっぱなし。 旅に出たくなっちゃった。

主役の純を演じた「黒猫チェルシー」の渡辺大知くんは
歌もイイし、素朴で純粋なかんじがとっても良かった。
ヒロイン臼田あさ美ちゃんも可愛かったなぁ。

純の両親や周りの怪しい?大人たちがすごくイイ。
やさしく可愛い母親・堀ちえみさんと、口数の少ない高倉健
タイプの父親・リリー・フランキーさんが妙にハマっていた。
 
純のヒッピー家庭教師に、「くるり」の岸田繋くん。
「ぼん」って呼ぶ京都弁がツボ。
隠岐島のユースホステルで働くヒゲゴジラに「銀杏BOYZ」の
峯田和伸くん。 知らない人だと思っていたら『少年メリケンサック』で
本作の監督・田口トモロヲさんの若い頃を演じていた人だ。
気付かなかった...。

渡辺大知、峯田和伸、岸田繋が歌うエンディング曲
どうしようかな」もお聞き逃しなく!

法然!法然! あの「法然コール」は一度やってみたい(笑)

色即ぜねれいしょん   「公式サイト」
1974年の京都。仏教系男子高校に通う乾純は、ロックな生き様に憧れながらも
平凡で退屈な日々を送っていた。そんな時、隠岐の島で夏休みを過ごそうと
誘われ、自慢のギターを片手に、浮かれ気分で島へと向かう。


監督:田口トモロヲ
原作:みうらじゅん「色即ぜねれいしょん」
出演:渡辺大知(黒猫チェルシー)/峯田和伸(銀杏BOYZ)/岸田繁(くるり)
    堀ちえみ/リリー・フランキー/臼田あさ美/森岡龍/森田直幸 ほか
上映時間:1時間54分

■シアターキノにて上映中

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映画 『人生に乾杯!』

konyec

人生に乾杯!
運命的に出会い身分の差を乗り越えて結婚し、今や81歳になったエミルと70歳の
ヘディの老夫婦。社会も時代も変わって、年金だけでは暮らせずに借金取りに
追われる日々。ヘディのダイヤのイヤリングまでも借金のカタに取られ、ついに怒り
を覚えたエミルは強盗を繰り返すようになり、ヘディも彼と行動を共にすることに。


年金生活者の老夫婦が生活苦のあげく、拳銃を手に愛車を走らせ
銀行強盗をはたらきながら逃避行を繰り広げるハンガリー映画。

じんわり、ほっこり、期待通りの良い作品に大満足っ。

日本でも深刻な「年金問題」を明るくユーモラスに描き、
老夫婦にパワーがもらえる物語。

幸せになるために立ち上がった老夫婦の姿は
シニア版 『俺たちに明日はない』 のよう(笑)

とにかく老夫婦のエミル&ヘディがチャーミング。そしてカッコイイ。
レトロな車(カチャカ)や小物、ヘディのファッションも見どころの一つ。
若い刑事カップルとの対比も面白く、逃亡するにつれ深まる愛が◎
長年亭主関白だったエミルのサプライズシーンがお気に入り。
若かりし頃に戻ったかのようなふたりの顔が忘れられない。
ふたりのような夫婦に憧れる...。

それにしても、ラストはやられた。 
終盤でウルウルしていたら...気持ち良くやられた~っ!
愛すべきエミル&ヘディに完敗?乾杯!

原題: KONYEC
監督:ガーボル・ロホニ
出演:エミル・ケレシュ,テリ・フェルディ/ユーディト・シェル
    ゾルターン・シュミエド/ジョコ・ロシック ほか
上映時間:1時間47分
「公式サイト」

シアターキノにて上映中


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