『アニメ』タグの付いた投稿
映画 『戦場でワルツを』
Posted by bluestar on 2009年12月7日(月) 22:38
『戦場でワルツを』といえば、各国の映画賞を総ナメにして
『おくりびと』 が受賞した第81回アカデミー外国語映画賞でも
最有力視されていたイスラエル映画。
元兵士のアリ・フォルマン監督が、自身の経験を基に
1982年にイスラエル軍によるレバノン侵攻の記憶を描いた
ドキュメンタリー・アニメーション。
重いテーマながら、ドキュメンタリーをアニメーションで
表現する斬新な手法が素晴らしい。
冒頭から独特な色調と、そのビジュアルに惹き込まれ、
現実と幻想を織り交ぜた映像から、戦場での兵士たちの
心理状態がリアルに伝わってくる。
音楽も素晴らしく、ショパンのワルツにのせて踊るように
機関銃を乱射するシーンが印象的。
戦争映画を観ていつも思うことは、争いとか殺し合いは
無意味で残酷なこと。 本作の「現実」を突きつける衝撃の
ラストシーンは忘れることが出来ない...。
【戦場でワルツを】 「公式サイト」
2006年のある夜、旧友に呼び出された映画監督のアリは、26匹のどう猛な犬に
追われる悪夢に悩む話を聞き、それは自分たちが従軍した82年のレバノン侵攻の
後遺症ではないかと疑う。しかし自分に当時の記憶が全くないことに気付いたアリは、
その謎を解こうとかつての戦友たちを訪ねる。
原題:Waltz with Bashir
監督・脚本・製作:アリ・フォルマン
アニメーション監督:ヨニ・グッドマン
出演:アリ・フォルマン/オーリ・シバン/ロニー・ダヤグ/ロン・ベン=イシャイ
ドロール・ハラジ ほか
上映時間:1時間30分
■シアターキノにて上映中
過去の映画レポはこちら★
映画 『カールじいさんの空飛ぶ家』
Posted by bluestar on 2009年11月26日(木) 21:47
トレーラーを観てウルウルしていたくらい、ずっと
楽しみにしていたディズニー/ピクサーの最新作
『カールじいさんの空飛ぶ家』を試写会で観賞。
本作は、ピクサー映画史上初、普通の人間が主人公。
妻に先立たれた78歳のカールじいさんが風船をつけた
家に乗って旅に出る、愛と勇気の冒険ファンタジー。
大好きな『つみきのいえ』を彷彿させる、冒頭シーンだけで
もう胸がいっぱい。 評判通り、開始10分くらいで泣けるっ。
このままセンチメンタルな流れで進むのかと思いきや、
予想外な展開に...。コレは観てのお楽しみっ。
毎度のことながら、美しい映像とキュートなキャラクターの
魅力にも惹き込まれました。
泣けて笑えて子供から大人まで楽しめる作品だと思います。
個人的には期待していたピクサーだけに少々物足りなさが
残りました。 正直、映画のテイストが 『つみきのいえ』や
『グラン・トリノ』だったり、『赤い風船』などのいいとこ取りっぽい
からかなぁ? ついつい比較してしまいました...。
【カールじいさんの空飛ぶ家】 「公式サイト」
78歳のカールじいさんは、亡き妻エリーとの思い出が詰まった家にひとり静かに
暮らしていたが、周囲の再開発でその生活が失われそうになったある日、エリーの
夢だった南米奥地の秘境を目指すため、人生最後の大冒険に出ることを決意。
家に大量の風船をつけて大空へと飛び立つ。
原題:Up
監督:ピート・ドクター
脚本・共同監督: ボブ・ピーターソン
声の出演:エドワード・アズナー/クリストファー・プラマー
ジョーダン・ナガイ ほか
上映時間:1時間43分
■12月5日(土)より
ユナイテッド・シネマ札幌,札幌シネマフロンティア,札幌東宝プラザ
ほか全道でロードショー
過去の映画レポはこちら★
カテゴリー: 映画 '09|タグ: 3D, アニメ, カールじいさんの空飛ぶ家, ディズニー, ピクサー, ピート・ドクター, ボブ・ピーターソン, ユナイテッド・シネマ札幌, 中央区, 映画, 札幌, 札幌シネマフロンティア, 札幌東宝プラザ, 洋画, 試写会
コメントorトラックバックはまだありません
コメントorトラックバックはまだありません
ウラ~!さっぽろチェブラーシカ祭り
Posted by bluestar on 2009年10月11日(日) 00:34
「映画の空気」さん主催の
『ウラ~!さっぽろチェブラーシカ祭り』
おとなシアター(字幕版)に参加してきました。
実はチェブラーシカLOVE。 ぐふっ。
お楽しみはレアグッズ(非売品もあり)や前売り特典の○○つかみ取り、
そしてチェブラーシカと記念撮影!
映画上映後に、北海道旅行?にやって来たチェブラーシカが登場。
生?チェブラーシカの姿とは...
きゃーっ、めっちゃカワイイ!
実はあまり期待していなかったのですが、かわいすぎ!
横から見てもカワイイよ~。
グッズはタブレット買っちゃっいました。
本日、11日(日)はキッズシアター(日本語吹替版)が行われるので
参加される方にワンポイント情報を教えちゃいます。
10日は、チェブラーシカがスクリーン向かって右側の扉から登場し、
少し進んだ場所で撮影会が始まったので、段差席は3・4段目くらい
までの右側、前方席は右側後方がベストポジションだと思います。
開場と共にグッズ販売もしていたので入場口がごった返し、上映
開始が遅れました。記念撮影も早めに並ばないと何十分も待つことに
なりそうなので時間に余裕を持って行くことをおすすめします。
映画 『サマーウォーズ』
Posted by bluestar on 2009年9月18日(金) 12:31
オータムになりましたが、『サマーウォーズ』を観てきました。
アニメに疎く、細田守監督の前作 『時をかける少女』の
若者の言葉遣いに違和感があり、その流れで本作は
ノーマーク。 さらりとスルーする予定でしたが、評判が良く
鳩山総理も観たというので、今更ながら観賞してみることに。
こんなに面白くて号泣する映画だったとは...まさに予想外。
ノーマークだったことを後悔。 急いでリピートしなくっちゃっ。
ストーリーは、気弱な高校生と田舎の大家族が、デジタル
ネットワーク上の異変がもたらした世界の危機に立ち向かう
お話。 この説明では?だろうけど、とりあえず観て観て!
バーチャルなネット世界と現実世界(日本の田舎の大家族)
という対極の組み合わせが面白く、デジタルな時代になっても
家族の絆や人とのつながりの大切さを改めて感じました。
夏の匂いまで伝わってくるような懐かしい田舎の風景など
映像美が素晴らしく、大家族のキャラ設定も面白い。
家族が食卓を囲む何気ないシーンがお気に入り。
一族の大黒柱・栄おばあちゃんの言葉が心に沁みます。
その言葉を聴くだけでも価値のある作品かも。満足満足。
【サマーウォーズ】 「公式サイト」
数学が得意だが気弱な高校2年生の健二は、憧れの先輩・夏希に頼まれ
夏休みの間、彼女の実家で夏希のフィアンセとして過ごすことに。そんな時
健二はネット上の仮想空間OZで起きた事件に巻き込まれ、その影響が現実
世界にも波及。夏希の一家ともども、世界の危機に立ち向かう。
監督・原作:細田守
脚本:奥寺佐渡子
声優:神木隆之介/桜庭ななみ/谷村美月/仲里依沙 ほか
上映時間:1時間54分
■ユナイテッド・シネマ札幌 ほか全道で上映中
過去の映画レポはこちら★
映画 『モンスターVSエイリアン』
Posted by bluestar on 2009年7月4日(土) 07:21
【モンスターVSエイリアン】
人生最高の日、結婚式を迎えたヒロインのスーザン。しかし当日、突然降ってきた
隕石が当たり15メートルに巨大化。新種のモンスターとして政府の秘密基地に収容
されてしまったスーザンは、地球に襲来した謎のエイリアンロボットと戦うことに...。
ドリームワークス製作の『モンエリ』は今年注目の3Dアニメ。
試写会なので2D、日本語吹替え版で鑑賞。
実はアニメも「字幕派」なので「吹替え版」はお初。
ベッキーとバナナマンの日村さんが声優に挑戦しています。
字幕版のジャック・バウアー(キーファー・サザーランド)の
声も気になります...。
ストーリーは、巨大化したヒロイン・スーザンが愉快な
モンスター達と共に、地球侵略を狙うエイリアンと戦う...
奇想天外なモンスター・アニメ(笑)
見どころは、様々な映画のオマージュ(パロディかも)が随所に
散りばめられていること。 シニカルな笑いも満載です。
面白モンスターの中で注目は、放射能の影響で巨大化した虫
「ムシザウルス」。 コレって日本でおなじみの「モ○ラ」では?
2Dで観たこともあり物足りなさはありましたが、子供から
大人まで安心して楽しめるファミリー映画。
※エンドロールもお見逃しなく!
原題:Monsters vs Aliens
監督:ボブ・レターマン/コンラッド・ヴァーノン
声の出演:リース・ウィザースプーン/キーファー・サザーランド ほか
(日本語吹替版)ベッキー/日村勇紀(バナナマン) ほか
上映時間:1時間34分
「公式サイト」
7月11日(土)より
ユナイテッド・シネマ札幌,札幌シネマフロンティア ほか全道でロードショー
札幌シネマフロンティアでは、7月・8月 【“3D”お試しキャンペーン】として、
追加料金なしで飛び出す映像を楽しむことができます!
この機会にいかがでしょうか?
過去の映画レポはこちら★
カテゴリー: 映画 '09|タグ: 3D, アニメ, ドリームワークス, モンエリ, モンスターVSエイリアン, ユナイテッド・シネマ札幌, 中央区, 映画, 札幌, 札幌シマフロンティア, 洋画, 試写会
コメントorトラックバックはまだありません
コメントorトラックバックはまだありません