札幌100マイル

*un journal*

自分のアンテナにひっかかったものを綴った日記

*un journal*

自分のアンテナにひっかかったものを綴った日記

『イタリア』タグの付いた投稿

映画 『湖のほとりで』



『ニュー・シネマ・パラダイス』『ライフ・イズ・ビューティフル』
を抜いて、イタリアのアカデミー賞といわれる「ダヴィッド・
ディ・ドナテッロ賞」で史上最多の10部門受賞した話題作
『湖のほとりで』を鑑賞。2作に比べると、華やかさに欠ける
静かな作品ですが、なかなかの秀作でした。

小さな村を舞台に湖のほとりで、美しい少女アンナの
死体が発見されたことから、事件を追う刑事サンツィオの
捜査を通して、人々の苦悩が露となる物語。

犯人探しをするミステリーというより、家族をテーマに
人間心理ついたドラマ性が強い。

ストーリーは淡々と進むのですが、演出が匠。
意味深でミステリアスな冒頭から惹き込まれ、
登場人物が全員怪しく見えてくるから不思議。
北イタリアの森や湖の景色がただただ美しい。

湖のほとりで   「公式サイト」
イタリアの田舎町の湖のほとりで美しい少女アンナの死体が発見される。
刑事は争った形跡がないことから顔見知りの犯行と推測。捜査を進めるうちに、
住民たちの複雑な人間関係や、知られざる家族の問題が明らかになっていく。


原題:La ragazza del lago
監督:アンドレア・モライヨーリ
原作:カリン・フォッスム
出演:トニー・セルヴィッロ/ヴァレリア・ゴリノ/オメロ・アントヌッティ
    ファブリツィオ・ジフーニ  ほか
上映時間:1時間35分

■シアターキノにて上映中


過去の映画レポはこちら★

映画 『セントアンナの奇跡』



セントアンナの奇跡
1983年のニューヨーク。実直な郵便局員へクターが、窓口に切手を買いに来た男を
顔を見るなり射殺した。彼の部屋からは、行方不明だった歴史的重要なイタリアの
彫刻が発見される。2人の間に何があったのか?この謎めいた事件は、1944年
第二次世界大戦中のイタリア・トスカーナが関係していた。


謎めいた冒頭から真実に至るまでグイグイ惹き込まれ
爽やかなラストに涙...。2時間43分という長さを
感じさせない見応えのある素晴らしい作品でした。

これまで 『ジャングル・フィーバー』 『マルコムX』 など、
人種問題を鋭くえぐる作品を撮り続けてきたスパイク・リー
監督3年ぶりの新作は、初めての戦争映画。

第二次世界大戦真っ只中のイタリア・トスカーナを舞台に
戦争の悲劇と、ひとりの少年と4人の黒人兵の人種や
言葉の壁を超えた奇跡の絆を描いた人間ドラマ。

史実をベースにしたリアルで残虐な戦闘シーンは、
何度見ても心が痛み、改めて戦争の愚かさを考えさせられる。
理不尽な人種差別をしっかりと描かれており、
自国で差別され続けた黒人兵が、戦火の他国(イタリア)で、
はじめて人としての自由を味わうシーンが印象的。

結末を知って、もう一度観たくなりました...。
冒頭のシーンは要チェックですよ。

原題:Miracle at St. Anna
監督:スパイク・リー
原作&脚本:ジェームズ・マクブライド
出演:デレク・ルーク/マイケル・イーリー/ラズ・アロンソ/オマー・ベンソン・ミラー
    マッテオ・シャボルディ/ジョン・タトゥーロ ほか
上映時間:2時間43分  <R-15>
「公式サイト」

スガイシネプレックス札幌劇場 ほか全道で上映中


過去の映画レポはこちら★

pageTop