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映画 『ある公爵夫人の生涯』
Posted by bluestar on 2009年4月23日(木) 12:50
【ある公爵夫人の生涯】
18世紀後半のイギリス。貴族の生まれのジョージアナは、世界でも裕福な貴族の
ひとりであるデヴォンシャー公爵のもとに17歳で嫁ぐ。ロンドン中の注目を浴びた
結婚に期待を膨らませるが、世継ぎの男子を産むことだけを望み、公然のように
浮気する公爵との空虚な生活が待っていた。その一方で、彼女の美しさと
カリスマ的な魅力で、社交界では一躍話題の公爵夫人となる...。
故プリンセス・ダイアナの祖先にあたるデヴォンシャー公爵夫人の
華麗でスキャンダラスな実話を映画化。
元祖セレブ婚の裏に、昼ドラのような物語があったとはビックリ。
ジョージアナの女性としての行き方に共感したり、考えさせられたり...。
故ダイアナ妃や『マリーアントワネット』がダブりました。
第81回アカデミー賞衣装デザイン賞を受賞した豪華絢爛な衣装や
歴史的古城や美しい庭園が見所。
信念と愛を貫こうとしたジョージアナをキーラ・ナイトレイが熱演。
『つぐない』『プライドと偏見』などキーラの古典コスチューム作品は見飽きた感が
あったのに、やっぱり似合うし、上手し、美しい。 それにしても細いBODY。
不器用にしか生きられないデヴォンシャー公爵をレイフ・ファインズが
堅実な演技を魅せる。シャーロット・ランプリングやヘイレイ・アトウェルも良かった
のに残念だったのが、後に英国首相となる若き日のチャールズ・グレイを演じた
ドミニク・クーパー。 『マンマ・ミーア』のときは気にも留めなかったけれど
おめめパッチリの出川哲郎にしか見えない...。
ちなみに紅茶の「アール・グレイ」は、ジョージアナの恋人であり後の英国首相
となる紅茶好きのチャールズ・グレイ伯爵(Earl=アール)に由来しているそうです。
映画の後はアールグレイでティータイムなどはいかがでしょうか。
原題:THE DUCHESS
監督・脚本:ソウル・ディブ
出演:キーラ・ナイトレイ/レイフ・ファインズ/シャーロット・ランプリング
ドミニク・クーパー/ヘイレイ・アトウェル ほか
上映時間:1時間50分
「公式サイト」
スガイシネプレックス札幌劇場 ほか全道で公開中
カテゴリー: 映画 '09|タグ: ある公爵夫人の生涯, アカデミー賞, アールグレイ, キーラ・ナイトレイ, シアター, シャーロット・ランプリング, ジョージアナ・スペンサー, スガイシネプレックス札幌劇場, ダイアナ, レイフ・ファインズ, 映画, 洋画, 英国
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