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*un journal*

自分のアンテナにひっかかったものを綴った日記

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『エミリー・ブラント』タグの付いた投稿

映画 『ヴィクトリア女王 世紀の愛』



18歳で女王に即位し、ヴィクトリア朝と呼ばれるイギリスの
黄金時代を築いたヴィクトリア女王の若き日々を描いた物語。

英国王室を描いた映画といえば、ケイト・ブランシェット主演の
『エリザベス』 シリーズや 『ブーリン家の姉妹』 などのドロドロ系を
想像してしまうのですが、本作はロマンティック・ラブストーリー。

少々物足りなさも感じましたが、純愛秘話にウットリ(笑)。
豪華絢爛な宮殿や衣装も見応え十分。

主演のエミリー・ブラントは現代モノのイメージが強い
のですが、女王様役もなかなかお似合いで美しいっ。
『プラダを着た悪魔』や『サンシャイン・クリーニング』とは別人。

ちなみに、白いウェディングドレスを初めて着たのが
ヴィクトリア女王なんですって。
素敵なウェディングシーンはスクリーンでご堪能下さい。 

その後のヴィクトリアも気になるので、ジュディ・デンチ主演の
『クイーン・ヴィクトリア 至上の恋』をチェックしてみなくっちゃっ。

ヴィクトリア女王 世紀の愛   「公式サイト」
19世紀。イギリスのウィリアム国王には世継ぎがいなく、姪のヴィクトリアが王位継承者
とされていた。しかし、これを機に権力を手に入れようとする者たちの策略が彼女の前に
立ちはだかっていた。母親は夫亡き後、深い関係の個人秘書コンロイの言うままに摂政
政治の承認書にサインさせようとしていた。ヴィクトリアのまた別の叔父のベルギー国王
レオポルドは、甥のアルバートを「夫候補」として送り込む。互いに好印象を持つ2人だが...。


原題:The Young Victoria
監督:ジャン=マルク・ヴァレ
出演:エミリー・ブラント/ルパート・フレンド/ポール・ベタニー/
    ミランダ・リチャードソン/ジム・ブロードベント  ほか
上映時間:1時間42分

■シアターキノ にて上映中

過去の映画レポはこちら★

映画 『サンシャイン・クリーニング』



サンシャイン・クリーニング
シングルマザーの姉ローズとフリーターの妹ノラは、生活を立て直そうと、
ワケありの清掃業を始める。犯罪や事件の現場をクリーニングする
その特殊な仕事に、最初はとまどいながらも何とか慣れていく二人だったが...


『リトル・ミス・サンシャイン』のプロデュースチームが手掛けた
本作。 リトル・ミス~ほど明るく楽しいテイストではないが
ほっこり勇気がわいてくる素敵な作品でした。

姉・ローズは、高校時代はチア・リーダーの人気者だったが
30代の今はシングル・マザーでハウスキーパーの仕事をし、
学生時代からの恋人と不倫中。 妹・ノラはどこか不器用で
バイトも続かず、一攫千金を夢見て失敗ばかりの父親と同居中。
ローズの息子・オスカーは、奇行ばかりの問題児で小学校を退学処分。
こんな絵に描いたような、ダメダメ姉妹と家族のほろ苦くも心温まる物語。

映画の見どころは、(庶民的)リアルな現実を描き
ありがちなサクセスストーリーではないところ。
ダメダメ姉妹には身につまされるシーンやセリフが多く、
共感しまくり。 姉妹と同世代の女性ならきっと共感できるはず。

リアルで魅力的な姉妹を演じたエイミー・アダムス
エミリー・ブラントがとっても良い。
姉・ローズ役のエイミー・アダムスは『魔法にかけられて』の
チャーミングなジゼル姫、『ダウト~あるカトリック学校で~』では
新人シスター役でオスカー候補となった遅咲き女優。
妹・ノラ役のエミリー・ブラントは、『プラダを着た悪魔』では
メリル・ストリープのアシスタント役、『ジェイン・オースティンの読書会』では
教え子に恋をするフランス語教師役を好演。
『ジェイン~』はボブヘアがキュートで印象的。本作と別人のよう。
そして、父親・ジョー役は、『リトル・ミスサンシャイン』のオスカー俳優
アラン・アーキンがうまい。

ふと立ち止まって自分の人生について考える時、本作をおすすめします。

原題:Sunshine Cleaning
監督:メーガン・ホリー
出演:エイミー・アダムス/エミリー・ブラント/アラン・アーキン
    スティーヴ・ザーン/メアリー・リン・ライスカブ 他
上映時間:1時間32分  <PG-12>
「公式サイト」

スガイシネプレックス札幌劇場 で上映中


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