札幌100マイル

*un journal*

自分のアンテナにひっかかったものを綴った日記

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『ニコール・キッドマン』タグの付いた投稿

映画 『NINE (ナイン)』



フェデリコ・フェリーニ監督の 『8 1/2』 のミュージカル版
「ナイン」を、『シカゴ』 のロブ・マーシャル監督が映画化。

映画 『8 1/2』 もミュージカル「ナイン」も観た事はないの
ですが、好きな女優さん大集合ということで「絶対観る!」
と決めていた作品。  ラッキーにも試写会が当選っ。

こんなゴージャスなキャストが勢ぞろいするなんて夢のよう!
1人のネームバリューだけでも「観たい」と思わせるオスカー俳優
の豪華過ぎる共演+グラミー賞受賞者まで! 
これって、フィギュアスケートでいうところのエキシビジョン
ですから(笑) 真央ちゃんにヨナちゃん...あ~贅沢すぎる!

これで、期待するなって方がムリでしょう。

で、肝心の感想はといいますと、

どこをどう間違えたのか、大味なんですけど...。

キャストが役にハマり、美しくスタイリッシュな映画ですが、
ストーリーはいまひとつ。 

60年代のイタリアを舞台に、スランプに陥った映画監督グイドが
プレッシャーやストレスに耐えかねて、妄想の世界に逃避していく
物語なのですが、大人になりきれないマザコン&女好きのダメ男が
何故モテモテなのか理解できず、めずらしく睡魔に襲われちゃっうし
(耐えましたけどね)何を伝えたいのか分からない。

まぁストーリーは置いといて、キャストのパフォーマンスは
オシャレで艶美でカッコイイ!
ダニエル・デイ=ルイスは意外にもダメ男がハマっていて、
可憐なマリオン・コティヤールの大胆なダンスにドキっ。
ペネロペ・クルスのSEXYなダンスにドキマギし、美しすぎる
ニコール・キッドマンにホレボレ。 ジュディ・デンチがピリリと
スパイスを利かせ、ソフイア・ローレンの大女優オーラに
圧倒され、役作りのためにウエイトUPしたファーギー
パワフルなパフォーマンスに酔いしれました。
豪華で魅力的なキャストの中で印象的だったのが、ケイト・ハドソン。 
彼女をスクリーンで観たのは 『10日間で男を上手にフル方法』 
以来かも。 期待以上の華麗なダンス&歌に、♪シネマ・イタリアーノ♪
が頭の中でリピートしています(笑)


NINE ナイン   「公式サイト」
世界的な映画監督グイド・コンティーニは、新作の撮影を控えていた。しかしクランクインを
目前にしながらも映画の構想は捗らない。さらには彼の周囲には常に女性が取り巻き、
妻からは愛想を尽かされてしまう。映画へのプレッシャーと女性たちとの関係に追い詰め
られたグイドは、いつしか自分の幻想世界へと溺れていく...。

原題:Nine
監督・製作・振付:ロブ・マーシャル
脚本:マイケル・トルキン/アンソニー・ミンゲラ
出演:ダニエル・デイ=ルイス/マリオン・コティヤール/ペネロペ・クルス/
   ジュディ・デンチ/ニコール・キッドマン/ソフィア・ローレン/
   ケイト・ハドソン/ステイシー・ファーガソン(ファーギー)
上映時間:1時間58分

■3月19日(金)より
ユナイテッド・シネマ札幌,札幌シネマフロンティア ほか全道でロードショー 


過去の映画レポはこちら★

映画 『オーストラリア』 試写会



オーストラリア
第二次世界大戦を目前に控えたオーストラリア。夫を訪ねて、ロンドンからはるばるやってきた
英国貴族レディ・サラ・アシュレイは、ようやく到着した夫の領地で、彼が何者かに殺されていた
ことを知る。サラに残されたのは、抵当に入れられた広大な牧場と1500頭の牛。夫から相続
した土地と財産を守るため、現地で出会った野性的なカウボーイ、ドローヴァーとしぶしぶ
手を組み、牛を引き連れて過酷な土地を9000km横断することに...。


てっきりラブストーリーだと思っていたら、オーストラリア歴史や
アボリジニについて詰め込みまくりの2時間45分でした。

スクリーンに映える、オーストラリアの雄大な自然が美しく、
アボリジニのスピリチュアルな側面を描いているのも見所。
英国貴族と無骨なカウボーイの身分を超えたロマンスや
アボリジニの少年との絆は感動的。
日本人として心が痛むシーンもあり、オーストラリアの歴史を
勉強した方が楽しめる映画かも知れません。

英国貴族レディ・サラ・アシュレイ役に、ニコール・キッドマン。
透き通るような白い肌と小さい顔に長い手足...美しすぎ。
気高く強い女性役は、ニコールにピッタリ。

野性的なカウボーイ、ドローヴァーを演じるヒュー・ジャックマンは
ファン必見、肉体美がスゴイです。

バズ・ラーマン監督、ニコール、ヒューはオーストラリア出身。
オーストラリア出身といえば、私はラッセル・クロウなんですが...
絵的にヒュー・ジャックマンなんでしょうね、やっぱり。
壮大な映画に似合う190㎝と180㎝のビッグカップルですから。

一言でいうと、オーストラリア版 『風と共に去りぬ』 といった作品。
大きなスクリーンでお楽しみ下さい。

「オーストラリア」公式サイト

2009年2月28日(土)より、札幌シネマフロンティア,ユナイテッド・シネマ札幌
東宝プラザ ほか全道で公開。(上映時間:2時間45分)

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