札幌100マイル

*un journal*

自分のアンテナにひっかかったものを綴った日記

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『バレエ』タグの付いた投稿

映画 『小さな村の小さなダンサー』



日中関係の緊張が続くなか、中国から亡命した
実在のバレエダンサー、リー・ツンシンの半生を
ベースにしたオーストラリア映画を鑑賞。

この映画のタイトルを見たときは、てっきり中国版
リトル・ダンサー』 だと思っていたら...別物っ。

原題は「MAO's Last Danser=毛沢東の最後のダンサー」
タイトルはこっちの方がしっくりきます。

毛沢東の文化革命の時代に翻弄されながらも
バレエダンサーとして成長する主人公の半生を
ドラマチックに描いているのですが、演出があっさり
していて物足りなさを感じました。

とは言うものの、主人公リー・ツンシンをバーミンガム・
ロイヤル・バレエの現役プリンシパル、ツァオ・チー
演じているのでバレエの素晴らしさは言うまでもありませんし、
終盤の思わぬ展開には大号泣...。

久しぶりにスクリーンで観たカイル・マクラクラン
良かったし、中国の歴史の勉強にもなったかも。

ちなみに本作は中国では上映されていないそうです。
本当の意味で開かれた国になる日は、いつになるのだろう?

小さな村の小さなダンサー
1961年、中国・山東省の貧しい村に生まれ育ったリーは、毛沢東夫人・江青の
文化政策により、家族から遠く離れた北京で舞踏学校に通うことになる。愛国心を
あおる厳しいバレエの特訓になじめず落ちこぼれていたが、やがて新天地アメリカで
その類いまれなる才能を開花させていく。


原題:Mao's Last Dancer
監督:ブルース・ベレスフォード
出演:ツァオ・チー/グオ・チャンウ/ホアン・ウェンビン/ジョアン・チェン
    カイル・マクラクラン/ブルース・グリーンウッド/ジャック・トンプソン
    アマンダ・シュル  ほか
上映時間:1時間57分
「公式サイト」

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