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映画 『小さな村の小さなダンサー』
Posted by bluestar on 2010年11月4日(木) 12:35
日中関係の緊張が続くなか、中国から亡命した
実在のバレエダンサー、リー・ツンシンの半生を
ベースにしたオーストラリア映画を鑑賞。
この映画のタイトルを見たときは、てっきり中国版
『リトル・ダンサー』 だと思っていたら...別物っ。
原題は「MAO's Last Danser=毛沢東の最後のダンサー」
タイトルはこっちの方がしっくりきます。
毛沢東の文化革命の時代に翻弄されながらも
バレエダンサーとして成長する主人公の半生を
ドラマチックに描いているのですが、演出があっさり
していて物足りなさを感じました。
とは言うものの、主人公リー・ツンシンをバーミンガム・
ロイヤル・バレエの現役プリンシパル、ツァオ・チーが
演じているのでバレエの素晴らしさは言うまでもありませんし、
終盤の思わぬ展開には大号泣...。
久しぶりにスクリーンで観たカイル・マクラクランも
良かったし、中国の歴史の勉強にもなったかも。
ちなみに本作は中国では上映されていないそうです。
本当の意味で開かれた国になる日は、いつになるのだろう?
【小さな村の小さなダンサー】
1961年、中国・山東省の貧しい村に生まれ育ったリーは、毛沢東夫人・江青の
文化政策により、家族から遠く離れた北京で舞踏学校に通うことになる。愛国心を
あおる厳しいバレエの特訓になじめず落ちこぼれていたが、やがて新天地アメリカで
その類いまれなる才能を開花させていく。
原題:Mao's Last Dancer
監督:ブルース・ベレスフォード
出演:ツァオ・チー/グオ・チャンウ/ホアン・ウェンビン/ジョアン・チェン
カイル・マクラクラン/ブルース・グリーンウッド/ジャック・トンプソン
アマンダ・シュル ほか
上映時間:1時間57分
「公式サイト」
■シアターキノ にて上映中
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カテゴリー: 映画 '10|タグ: , シアターキノ, ツァオ・チー, バレエ, ブルース・ベレスフォード, 中国, 中央区, 小さな村の小さなダンサー, 映画, 札幌, 札幌市, 洋画
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