札幌100マイル

オランウータン飼育日記&円山四季だより

オランウータン飼育日記&円山四季だより

2010年02月01日 の投稿一覧

あと何十年かかるかな。

 
北海道の在来種ではないけど、ここで越冬し増えてくれれば将来的に資材や飼料

に使えると思えるので期待しています。






 それがこれです。

 孟宗竹です。植えてから何年くらい経つかな。

 皆さん、この孟宗竹の竹の子は普段色々な料理に使っていますよね。 その他に

資材としても使われています。太く成長したらオランやテナガの遊具や食料にしたら

良いと密かに考えていました。 二本植えた内の一本が根付きました。本数も年々増

えており二十本ぐらいあるかな。 でもみんな細いんだ。 ネマガリダケより太いのは

何本かあるけど・・・。

 もしかしたら太くさせるのに間引きだとか施肥が必要なのかも知れません。 この 

しばれ の激しいこの地にうまく根が張るだけでも大変なことだよね。 秋に竹の根を

守るために落ち葉をたくさん盛って守っています。





 左にある葉が茶色くなってる木が クヌギ です。その隣にあるのが孟宗竹です。 

クヌギも本州産の植物ですが、外来種のニセアカシアみたいな繁殖率ではないの

で、市内に広まる事はないと思います。 実もドングリよりはるかに嗜好性が良く、虫

が寄生しない(雪が降る直前に結実する。)ので扱いがいいのです。当園のクヌギ林

は明治二十年代に植えられたものなので(密植したためヒョロヒョロ伸びた。)倒れだ

したら一気に絶滅するのではないかな。今のうちにある程度本数を確保しなければと

思っています。




 雪の中でもへっちやらです。青々としています。





 左側の茶色のやつが元の竹です。店で大きな竹の子が売っているよね。 その右

側のやつが殖えた竹です。メチャ細いよ。





 これが一番太い竹だけど、これじゃ~ね~。竹の子はたぶん弟路郎も食べてくれる

と思うけど、もう何年かの間、しばらく観察してみようと思います。
 

pageTop