札幌100マイル

オランウータン飼育日記&円山四季だより

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『環境エンリッチメント』カテゴリーの投稿一覧

背中すりすり。

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 最近、この後が大変なんです。

 



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 半分抱きついてきたり、僕の体にからんでくるんだよ。




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 時には背中をすりすりしたりさ。 どうしたんだろうね? 

 
 
 ハヤトを抱っこして体重計に乗るのも夢じゃないかもね。

 何キロぐらいあるかな? 小ぶりだけど運動神経は抜群だよ。


 あれっ、もうこんな時間だ。 寝なきゃいけないな。

味をしめる?

 
 昨日、パンを初めて自分で見つけて、自分で取って食べました。

 すごく嬉しそうな顔をしていたよ。得意げ?


 それまでパンを食べたことがあったっけ。





 昨日苦労しながら少しずつパンを食べました。食べた後もまた見つけて食べ

たところを見ると、どうやら「味をしめた」ようです。そんなに美味しかった

のかな。





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 あの後、少し大きめのパンを与えたところ、少しずつ齧って食べていまし

た。飲み物がないと食べずらいかな。あんまり時間をかけて食べるとレン

ボー母さんに取られてしまうぞって思ったら、案の定取られてしまいました。

しかたがないので3分の1ほど取り返してハヤトに渡しました。

 
 パンを欲しがった(そのように見えた。)ので、与えたんだけど、本当に美

味しそうに食べていました。   歯にくっついて虫歯になりそう。

 
 
 パンは自分で探して食べた方がいいね。

嬉しいだろうな。

 
 ハヤトもとうとうこんな事ができるようになったんだな。





 鎖の間にもパンなんか挟んでいるんだけど、いつもレンボーが登って食べちゃうん

だ。それをハヤトはいつも見ているんだよ。 でも今日のハヤトはいつもと違ってい

た。 レンボーが食べ物を探しに行っている間、ハヤトも一緒になって探していた。そ

して、いつもより難しい所に隠したパンをゲットしました。 ただ、鎖の間にはさんだパ

ンの上にロープが被さっているので、食べずらいんだ。










 全部食べるのにかなり時間がかかっていたよ。






 こんな感じで少しずつしか食べれない。 (ハヤトが食べるのなら簡単にとれるよう

にしたんだけどね。)






 少し乾燥してきているので食べる時、細かいパン屑が顔のかかったりしてました。

 
 自分で見つけて取って食べる。 

 初めてだからね。

 きっと嬉しかったに違いない。







 一番高い所に挟んだパンも見つけました。









 今度はあっという間に取って食べちゃいました。






 こうして学習しながら大人になっていくんだね。



克服。

 

 雪との出会いの最初がいけなかったのか?あまりの冷たさに雪を見ると逃げ

るようになりました。雪の冷たさに驚いたのです。その時はすごいリアクショ

ンだったよ。

 カキ氷を与えたりしている内にだんだんと冷たさに慣れてきたのか、やっと

氷をつかめるようになりました。





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 雪をつかんで与えようとすると慌ててレンボーお母さんの所に逃げて行きま

す。体をよけたりね。 口に含む時もゆっくり慎重に・・・。




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 13日のレンボー親子の雪祭りの日に、やっと雪をつかんで食べれるように

なりました。

憶えている。

 
 道具としての枝を与えたのではなく、樹皮や蕾を食べて貰おうとおもいハル

ニレの枝を一本与えました。いつもより少し太く長いやつです。久し振りのハ

ルニレですから直ぐ食べ始めました。






 昼一で様子を見に行ったら、たくさんのお客さんが居て少し騒いでいまし

た。写真を撮っている人もいます。






 檻の間から中に引っ張り入れようとしていました。 僕は後ろから大丈夫だ

よと言いました。大き過ぎて入らない。担当者が言っているんだからねっと言

ったら皆さんこちらを見て安心したようです。






 あの蓋が横だと枝を突っ込んで開けてしまいます。それで、立てにしまし

た。そうすると枝が鉄棒の間をスカスカして開ける事は出来ません。ところが

今日は餌用の太くて長い枝を与えたので、弟路郎はこれなら『いける』と思っ

たんでしょうね。

 普段、ジッとしていて何を考えているのかなって思う事もありますが、彼の

頭の中では色々な事を考えているのでしょうね。あの枝の太さ長さであの蓋を

開けられる事を憶えていたんだね。 以前、もっと長い枝を与えたら、檻の間

から枝を差し入れ、トップライトをその枝で突いて壊そうと?しました。一番

高い所に設置している蛍光灯です。

 危ない危ない。

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