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オランウータン飼育日記&円山四季だより

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今年は雪解けが早いですね。エゾサンショウウオの卵のうを見つけました。

 今年はかなり雪どけが早いようです。僕が毎年見に行くいくつかの池では、数日前

より雪が融けて、サンショウウオも産卵を開始し始めました。今日見た卵嚢は、昨日

や一昨日産卵したものと思われます。この調子だとエゾアカガエルの産卵も早まる

のではないかな。

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 池の中を見たら芹や水芭蕉も芽を吹き出していました。

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 芹は体に良いんだよね。おひたしに味噌汁の具にもなるし、茎が硬くなったら味噌

に漬けて漬物にしても美味しいですよ。(ただ漬けてもダメだよ。)根は漢方にもなる

し、これまた漬物にもなります。でも根を採ったら、もう生えてこないけどね。

水芭蕉は確か毒だったかな。

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 池の周りでは、ヤナギも綿帽子をかぶり、もみじも芽を膨らませています。これか

ら一気に芽吹いてくるでしょう。そういえば野鳥達も活気が出てきて、種類も数も多く

なってきていますよ。

 円山動物園も新築や改築の動物舎が目白押しです。遊びばかりではなくお勉強の

場にもなりますよ。どうか来てくださいね。

飼育員の特権?いい写真を見せたい。

 ガラス張りの展示やバックヤード等、一般の方は中に入れず写真を撮れなかった

り、ガラスに反射して撮りづらかったりしますよね。でも僕達は動物の状態もあります

が、かなりいろんな所から自由に撮る事ができます。そこで現在すごく人気のあるラ

イオンの赤ちゃん達を撮ろうと、いさんで撮りに行きました。でも、イマイチ上手く撮る

事ができなかったのです。それは何故か?僕達は二つの係りに別れており、飼育展

示1係と飼育展示2係にがあり、僕は2係です。モンキー、類人猿、昆虫館より上の

ほうが2係担当なのです。だから、共同作業や個人的に見に行かなければ、殆んど

1係の動物たちを見る事はありません。要するに1係の動物にあまり馴れていないの

です。だから写す時、動物達がこちらに向かってくる時もあるので、怖くて上手く撮れ

ないのです。この前もお母さんライオンがワッときて、僕はお驚いて後ろに後ずさった

ら、後ろにはトラさんがいてダブルで驚きました。僕はライオンの赤ちゃんが可愛くて

しかたがないので、ちょこちょこ見にいきます。そこで、可愛い写真を皆さんに見せた

くて、頑張ったのだけど中々上手くいきません。ガラスがあると反射するんだよね。だ

から柵の中の網の間にレンズを入れて写すのです。

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 この4枚がガラス越しに映したものです。反射して上手く写っていないでしょう。

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 これは柵を越えて鉄の網越しに写したものですが、ビビリながら写しているせい

か、どうも上手く撮れません。と言うより、ガラスの反射やいい場所という以前の問題

で、腕が悪すぎるというのがよくわかりました。


 暖かくなったら屋外で、お父さん、お母さんと一緒に遊ぶ姿を見る事ができると思い

ます。その日を楽しみにちょくちょく通ってみようと思います。ライオンの成長は早い

ですよ。 

オオムラサキの越冬幼虫、生きていたよ。

 今年は例年になく雪解けが早いようです。エゾサンショウウオやエゾアカガエルが

毎年産卵する池を見に行きましたけど、かなり解けており、今年は4月に入ったらす

ぐに産卵を開始しそうです。 オオムラサキの幼虫は、まだ見ることは無理だと思い

ましたが、一応見に行ったら木のまわりの雪は溶けており、さっそく葉の裏をめくって

みたところ、そこには、たくさんの幼虫がふっついていました。とても元気そうな越冬

幼虫でした。



濡れている落ち葉の裏についている幼虫は、この様にピタッとくっついており、硬た

い感じがしました。

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 乾いた落ち葉の裏には、幼虫が葉から少し離れておりピクッと動きました。生きて

いることには間違いがないようです。



 こんな状況の所に住んでいます。乾いた所と濡れたところで、幼虫の状態が違うよ

うです。  

 今年はオオムラサキの当たり年になりそうです。きっと園内でも見かける

事ができることでしょう。


 園内も春が急速に進んでいます。沢の方を見たら、けっこう土が見えているので、

春を感じに、普段は一般の人達が入ることのできない「円山動物園の森」計画地を見

に行くことにしました。







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 この様に日当たりが良い所では、かなり雪が溶けていました。そこで、土の出てい

る所をよく見てみました。

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 これはミツバです。

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これは全部食べれます。





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 この他にもいろいろありました。

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 キツネが掘った穴やエゾリスが食べたオニグルミの殻、オオウバユリの種子の食

べかすなどがありました。

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 もう少ししたら、この沢のいたる所にエゾエンゴサクやニリンソウ、アマナノキバナ

の花が咲き乱れます。

デューク君お疲れ様でした。/ スネークアート展。

 昨年の秋、デュークはデビューしました。 

 一昨年の夏に保護された時は、とても悲惨な状態でした。尾羽が一枚もなく体全体

の羽がボロボロでした。たぶん巣立ち間もないこの子を捕まえて、小さな鳥かごで飼

ったのでしょう。それでなければこんな酷い状態にはならないでしょう。尾羽もなかな

か生えてこなくて、もしかしたら根元がいかれているのかも知れないなと思いました

が、やっと昨年の秋にきれいに生え揃いました。野生個体なので、本来ならば治った

時点で、リハビリをして放鳥するとこるですが、あまりにも野生経験が短いので、厳し

い自然界では生きていかれないだろうと言う事で、調教してお客さんの前で飛ばすこ

とになりました。  これでビリーと交代で通年、飛ばすことができるようになりまし

た。



 約半年間、活躍してくれてお疲れ様でした。



 羽がボロボロなのは、全部、カラスに突かれたからです。一対一ならカラスに負け

ないけど、集団でちょっかいをかけるから困ったもんです。あれはカラスの習性だ

ね。でも、この円山で生きていくためには、そんなカラスにも対処できないと生きてい

けません。







 新居に移って、ここで春から秋にかけて徐々に換羽にはいります。



 昨年の秋、調教中のデュークです。きれいに羽が生え揃っているでしょう。半年後

には、この様になっているよ。


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 今、動物科学館内で、「2008 円山スネークアート展」が開催されています。昨年

に続き2回目ですが、ものすごく好評ですよ。僕なんか毎日見ていますが、ぜんぜ

ん飽きませんよ。今回も素晴らしい作品が勢ぞろいしています。

爬虫類担当の本田君が、企画、立案しているんだからね。若いのにたいしたもんだ

よ。いや、歳なんか関係ないね。

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 中はこんなふうになっているんだけど、この奥にもたくさんの作品が勢ぞろいしてい

ます。最新の技術を駆使したヘビの映像も目玉の血と津です。実際に目の前にいる

ビルマニシキヘビが、大きな映像として浮かび上がる。最高だね。



 今年は世界カエル年です。100円以上募金してくれると、公式ロゴマーク缶バッチ

が1個もれなくプレゼントだよ。ただし、人気がありすぎて足りなくなり、現在3回目の

注文をしています。明日(23日)の日曜に缶バッチが間に合うかどうかわかりませ

ん。確認した方が良いと思います。

 僕はさっそくジャンバーにつけていますよ。

いよいよ明日ビリーが再デビュー予定。

 今日のデュークの状態を見て決めました。もう限界です。秋までお休みさせようと

思います。決断が遅すぎたかな。反省です。

 明日は新リーダーの足利君と僕しか居ませんから、二人でフリーフライトを行おう

と思います。明日は晴れそうだし、たぶん、たくさんのお客さんが来てくれると思いま

すが、はっきり言って憂鬱です。あの、癖のあるビリーを上手くコントロールできるで

しょうか?不安なんですよね。(一番不安なのは、たくさんのお客さんの前で、緊張し

て大恥をかくことです。)

 ビリーは今回で4シーズン目のフライトになります。

 ビリー!お願いです。明日、何とか成功させてください。お願いします。





 訓練の成果を見てください。

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