札幌100マイル

*un journal*

自分のアンテナにひっかかったものを綴った日記

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『映画 ’09』カテゴリーの投稿一覧

映画 『クローズZEROⅡ』



クローズZERO Ⅱ
不良学生たちの巣窟・鈴蘭男子高校制覇を狙いリンダマンとの頂上決戦に敗れた
源治は、まだ全校を統一できずにいた。そんなとき、かつてし烈な抗争を繰り返して
いた鳳仙学園との停戦協定が破られてしまう。鳴海大我率いる鳳仙学園の猛者たちが
攻勢をかけてくる中、鈴蘭高校はかつてない危機を迎える。


原作も前作『クローズZERO』も未見のため、簡単な予習をして試写会へ。

頂点争いを繰り広げる鈴蘭高校と、因縁のライバル校・鳳仙学園との壮絶な
戦いに、アドレナリン全開で楽しめました。
三池崇史監督らしいというか、想像以上にスゴ~イ。

高校が舞台なのに、先生や授業風景が全く出てこない不思議な学園もの(笑)
男の美学とか友情とか...熱くてカッコイイ~!
体を張った乱闘シーンは圧巻の一言。

注目は個性的なワルメン達。 小栗君より、鳳仙学園のトップ・鳴海大我を
演じた人気ロックバンド「RIZE」のドラマー金子ノブアキ君のカリスマ性が
スゴイの一言。(この映画を観るまで知らなかったんですけど...)
鳳仙学園の一年生にして最強の美藤竜也を演じた三浦春馬君がとっても
美しい。出番は少ないけれどインパクト大。

鳳仙学園のグレーの制服好きかもっ。 グレーの制服を着たスキンヘッド軍団は
インパクトあり。元気が出るTVの100人隊を思い出したのは私だけ?

この映画の世界観キライじゃないです。前作『クローズZERO』も観たくなりました。

原作:髙橋ヒロシ
監督:三池崇史
出演:小栗旬/やべきょうすけ/黒木メイサ/三浦春馬/高岡蒼甫
    金子ノブアキ/桐谷健太/山田孝之/岸谷五朗
上映時間:2時間13分
<公式サイト>

2009年4月11日(土)より
札幌シネマフロンティア,ユナイテッド・シネマ札幌 で公開  


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映画 『レッドクリフ PartⅡ』



レッドクリフ PartⅡ-未来への最終決戦-】
2000隻の船と80万の大軍の圧倒的兵力で「赤壁」の対岸に大陣営を構えた曹操。
対する連合軍は前戦により兵も村人も傷つき、食料も不足。曹操の元へ男装して潜入
していた孫権の妹・尚香は、疫病で亡くなった兵士たちの死体が船に積まれ、連合軍の
いる対岸へ流されていく光景を目撃する。死体に触れた連合軍の兵士から次々と疫病が
感染し、劉備軍は自軍の兵と民のために撤退を決意するが、孔明はただひとり戦地に残るのだった。


『PartⅠ』を観てから首を長~くして待っていた続編。
「赤壁の戦い」の幕開けを期待していたので、前半は若干じれったさも感じ
ましたが、ユーモアあり、ロマンスあり、涙あり...アノ手この手で攻めてくる
ジョン・ウー。そして迫力の戦闘シーンは圧巻の一言。

『K-20』の試写会以来メロメロの、孔明=金城武くんは、見所満載でニンマリ。 
団子一気食いの周瑜=トニー・レオンも良かったし、出番が増えてアクションまで
魅せた孫権=チャン・チェン、逆に趙雲=フー・ジュンの出番が減ったのは悲しい。
そして女性陣の活躍も見逃せない。敵地へ潜入する尚香=ヴィッキー・チャオは
キュートで可愛いし、周瑜の妻・小喬=リン・チーリンは前回に増して美しい。

三国志を知らなくても、『PartⅠ』を観ていなくても、オープニングに日本語
あらすじが流れるので問題なく楽しめると思います。
エンターテイメントムービー『ジョン・ウー流三国志』を大きなスクリーンでお楽しみ下さい。

監督:ジョン・ウー 
出演:トニー・レオン/金城武/チャン・フォンイー/チャン・チェン
    リン・チーリン/ヴィッキー・チャオ/中村獅童(特別出演)
上映時間:2時間24分
「レッドクリフ公式サイト」

2009年4月10日(金)より
札幌札幌シネマフロンティア,ユナイテッド・シネマ札幌,スガイシネプレックス札幌劇場
ほか全道で公開  


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映画館大賞

 

先日、2008年の映画館大賞が決定しましたね。
※花くまゆうさく氏のゆるいイラストがなんともいえないサイトですこと。

といっても、今年から始まった映画館大賞...本屋大賞やマンガ大賞に

比べるとまだまだマイナーな大賞ですが、断然「スクリーン派」としては、

もっともっと盛りあがってもらいたいなぁと願うばかり。

私個人の「2008年・ベスト10」はこちらで発表しましたが、

映画館大賞と見比べても、ほぼ納得の結果です。

大賞のベスト30までで観ていない作品は、

14位の『接吻』と、29位の『母べえ』の2本。 

『接吻』はうっかり見逃してしまったので、とっても気になります。

映画 『デュプリシティ』 100マイル試写会



デュプリシティ ~スパイは、スパイに嘘をつく~
トイレタリー業界トップのB&R社・CEOハワードと新鋭のエクイックロム社・CEOディックは
ライバル同士で常に互いの企業の動きに注目していた。そんなある日、エクイックロム社は
B&Rが驚異の新商品を開発したとの情報を入手。両社はそれぞれ腕利きの産業スパイを
雇い対立する。


『フィクサー』『ボーン・アイデンティティー』シリーズのトニー・ギルロイ監督が、
ジュリア・ロバーツ&クライヴ・オーウェンとタッグを組んだ、クライム・コメディ。
対立する二大企業に産業スパイとして潜入する男女をスタイリッシュに描く。

スパイ映画といえば、ドンパチ激しいアクションを想像するところですが...
ライバル企業で犬猿の仲のCEOが「画期的な新製品」をかけて繰り広げる
仁義なき戦いと、騙し騙されながらも離れられない男女がお互いの企業に
産業スパイとして潜入するスリリングなやりとりが見どころ。

久々にスクリーン登場、「ラブ・コメの女王」ジュリア・ロバーツ
CIAから産業スパイへ転身したクールビューティー・クレアを格好良く演じている。
ジュリアのファッションにも注目。
対するは、元MI6で軟派なレイを『グリーンフィンガーズ』の頃から注目している
クライヴ・オーウェンが好演。
口が達者な二人の腹の探り合いと、小粋なセリフが面白い。
2人の合図として登場する「コルク」がツボ(笑)

オープニングから熱い絡み?をみせる、ライバル会社のCEO二人。
業界トップのB&R社・CEOハワードの趣味は盆栽...渋い。
『フル・モンティ』や『イン・ザ・ベッドルーム』、近作『ワルキューレ』でも大活躍の
トム・ウィルキンソンと『サイドウェイ』『シンデレラマン』のポール・ジアマッティ
実力派俳優二人の演技が光ります。

二転三転するストーリー、最後まで目が離せません。

原題:DUPLICITY
監督:脚本:トニー・ギルロイ
出演:ジュリア・ロバーツ/クライブ・オーウェン/トム・ウィルキンソン/ポール・ジアマッティ
上映時間:2時間5分
「デュプリシティ」公式サイト
2009年5月1日(金)より、東宝プラザ にて公開

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映画 『ワルキューレ』



ワルキューレ
国家に忠誠を誓うもヒトラー政権に絶望していたシュタウフェンベルク大佐は
連合軍の爆撃で左眼を失うが一命をとりとめる。彼はその後、ヒトラー暗殺を
企てるレジスタンスに参加するが上層部と意見が食い違う。


40回以上あったアドルフ・ヒトラー暗殺計画の中でも最も大掛かりだった
「ワルキューレ作戦」をトム・クルーズ主演で、『ユージュアル・サスペクツ』
『スーパーマン リターンズ』などのブライアン・シンガー監督が映画化。

ヒトラーの結末を知っているし、ドイツが舞台の映画なのにセリフは英語で
英米俳優が多数出演していることに違和感を感じながらも、ドキドキハラハラ
楽しめた。良くも悪くもサスペンスやアクションを織り交ぜたハリウッド・エンタメ作品。

トム・クルーズがシュタウンフェンベルグを熱演。アイパッチを付け軍服に身を
包んだ姿はカッコイイが、『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』で演じた
ハゲデブのプロデューサーの方が好みかも(笑)
トムの脇を固めるケナス・ブラナー、ビル・ナイ、テレンス・スタンプ、
トム・ウイルキンソンといったイギリス人俳優の渋い演技も見所。

ヒトラー側はほとんど描かれていないが、祖国のために正義感を持って
行動した人々の勇気に心打たれた。

原題:Walküre/VALKYRIE
監督:ブライアン・シンガー
脚本:クリストファー・マッカリー/ネイサン・アレクサンダー
出演:トム・クルーズ/ケネス・ブラナー/ビル・ナイ/トム・ウィルキンソン
カリス・ファン・ハウテン
<公式サイト>   上映時間:2時間

スガイシネプレックス札幌劇場,ユナイテッド・シネマ札幌,札幌シネマフロンティア
ほか全道で公開中 


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