『映画 ’10』カテゴリーの投稿一覧
映画 『インビクタス/負けざる者たち』
Posted by bluestar on 2010年2月2日(火) 00:42
巨匠 クリント・イーストウッド の記念すべき
監督30作目は、実話を基に描いた 『インビクタス』 。
一足お先に試写会観賞。
昨年も 『チェンジリング』 『グラン・トリノ』 とハズレなしの
イーストウッド監督が、モーガン・フリーマン、
マット・デイモンとタッグを組んだオスカー受賞者
揃い組み。 これは期待しちゃうでしょう。
南アフリカ初の黒人大統領に就任したネルソン・マンデラが
自国の弱小ラグビーチームを立て直し、人種差別や
経済格差を乗り越え国を一つにまとめていく奇跡の物語。
印象としては、イーストウッドらしからぬ? ストレートで
爽やかな作品に少々物足りなさも感じましたが、迫力の
ラグビーシーンやマンデラ氏の人間的な魅力など、
最後まで見応えがあり素直に感動しました。
ノーサイドの精神(試合が終われば敵味方はない)は
万国共通。 勇気が沸いてくる映画です。
【インビクタス 負けざる者たち】 「公式サイト」
南アフリカ初の黒人大統領となったネルソン・マンデラは、アパルトヘイトによる
人種差別や経済格差をなくすためラグビーチームの再建を計画。自国で開催
されるW杯に向け、チーム主将ピナールをお茶に招待する。
原題:Invictus
監督:クリント・イーストウッド
原作:ジョン・カーリン音楽:カイル・イーストウッド
出演:モーガン・フリーマン/マット・デイモン/トニー・キゴロギ/
ジュリアン・ルイス・ジョーンズ/スコット・イーストウッド ほか
上映時間:2時間14分
■2月5日(金)より
スガイシネプレックス札幌劇場,ユナイテッド・シネマ札幌,札幌シネマフロンティア
ほか全道でロードショー
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カテゴリー: 映画 '10|タグ: インビクタス, オスカー, クリント・イーストウッド, スガイシネプレックス札幌劇場, ネルソン・マンデラ, マット・デイモン, モーガン・フリーマン, ユナイテッド・シネマ札幌, ラグビー, 中央区, 映画, 札幌, 札幌シネマフロンティア, 洋画, 試写会, 負けざる者たち
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映画 『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』
Posted by bluestar on 2010年1月31日(日) 00:23
久しぶりに緊張感あふれる重厚な作品を観ました。
スウェーデン発の傑作ミステリー「ミレニアム」3部作の
映画化第1弾。 40年前に孤島で起こった少女失踪
に隠された巨大な謎を追うミステリー。
多少ヘビーな部分もありますが、2時間半という長尺を
感じさせないストーリー展開と魅力的なヒロインに釘付け。
ヒロインといってもパンクロックのようなド派手な外見。
その内面はナイーブで正義感あふれる天才ハッカー・
リスベット(ノオミ・ラパス)。
徐々に解き明かされていくリスベットの暗い過去や、
ジャーナリスト・ミカエル(ミカエル・ニクヴィスト)との
異色かつ絶妙なコンビネーションも気になるところ。
完全に 『ミレニアム』 にハマりました。
エンドクレジット後の続編映像をお見逃しなく。
早く続編が観たいよ~っ!
【ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女】 「公式サイト」
スウェーデン、ストックホルム。大企業ヴァンゲル・グループ一族が住む孤島で、40年前に
ひとりの少女が忽然と姿を消した。グループの前会長ヘンリック・ヴァンゲルが事件の
調査を依頼したのは、裁判で有罪となり失業中の記者ミカエル。調査の過程で彼は、
鼻ピアスと背中にドラゴンのタトゥーを入れた女性調査員リスベットと出会い、互いに協力
することで、さまざまな秘密が明らかになっていく。
原題:Män som hatar kvinnor
監督:ニルス・アーゼン・オプレウ
原作:スティーグ・ラーソン
出演:ノオミ・ラパス/ミカエル・ニクヴィスト/スヴェン・バーティル・トープ/
ステファン・サウク ほか
上映時間:2時間33分 <R-15>
■スガイシネプレックス札幌劇場 にて上映中
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カテゴリー: 映画 '10|タグ: スウェーデン, スガイシネプレックス札幌劇場, スティーグ・ラーソン, ドラゴン・タトゥーの女, ニルス・アーゼン・オプレウ, ノオミ・ラパス, ミカエル・ニクヴィスト, ミレニアム, 中央区, 映画, 札幌
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映画 『Dr.パルナサスの鏡』
Posted by bluestar on 2010年1月29日(金) 02:13
『ダークナイト』 でオスカーを受賞したヒース・レジャーの
遺作となった作品 『Dr.パルナサスの鏡』を鑑賞。
物語は、人々の欲望を具現化する不思議な鏡「イマジ
ナリウム」をめぐる摩訶不思議なファンタジー。
鬼才 テリー・ギリアム監督らしい独特の世界観や、
圧倒的な映像美は健在。
ヒースへの追悼の想いがつまった作品です。
撮影中に亡くなったヒース・レジャーの役(鏡の中の主人公)を
ジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルの
3人が演じ分けているのですが、三者三様の魅力に釘付け。
ヒースとの強い絆を感じる奇跡の共演に感謝感激!
『BOY A』 のアンドリュー・ガーフィールド に注目して
いたのですが、ヒースの影にかすんじゃったかなぁ。
クセがあるので好みが分かれそうですが、断然 スクリーン
向きの作品です。 ヒース・レジャーの勇姿をお見逃しなく。
【Dr.パルナサスの鏡】 「公式サイト」
旅芸人一座の座長・パルナサス博士は悪魔に唆され、16歳になる娘・ヴァレンティナを
彼に差し出すという契約をしてしまう。16歳の誕生日を目前にしたある日、ヴァレンティナは
記憶を無くした青年・トニーと出会う。彼の助けを得て、博士はヴァレンティナを守ろうと
するのだが...。
原題:The Imaginarium of Doctor Parnassus
監督:テリー・ギリアム
出演:ヒース・レジャー/クリストファー・プラマー/ヴァーン・トロイヤー/
アンドリュー・ガーフィールド/リリー・コール/トム・ウェイツ/
ジョニー・デップ/コリン・ファレル/ジュード・ロウ ほか
上映時間:2時間4分 <PG-12>
■ユナイテッド・シネマ札幌,札幌シネマフロンティア ほか全道で上映中
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映画 『ラブリーボーン』
Posted by bluestar on 2010年1月28日(木) 00:37
アリス・シーボルトのベストセラー小説 『ラブリーボーン』 を、
製作総指揮 スティーブン・スピルバーグ、監督は
『ロード・オブ・ザ・リング』 シリーズのピーター・ジャクソン
が映画化。 一足お先に試写会観賞。
殺害された14歳の少女(スージー)の目線や気持ちを
通して描いた斬新かつ繊細な作品なのですが、
スピリチュアル・ファンタジー? サスペンス?
好みが分かれそうな作品です。
主人公・スージーを演じるのは、『つぐない』 でキーラの
妹を演じ、13歳ながらアカデミー賞助演女優賞にノミネート
された シアーシャ・ローナンちゃん。 大人になったねぇ(笑)
美しさと演技に磨きがかかって、これからが楽しみ。
スージーの両親を演じるのは、マーク・ウォルバーグ、
レイチェル・ワイズ、おばあちゃん役がスーザン・
サランドンと、超豪華なのに見所がいまひとつ。
スタンリー・トゥッチの怪演は印象的。
キャストも良いし映像も美しいのですが、アレもコレも
詰め込みすぎ。 終わり方もスッキリしないし、
感動的な宣伝に期待しすぎました。
【ラブリーボーン】 「公式サイト」
学校帰りに事件に巻き込まれ命を落とした14歳の少女スージー。少女は天国から
愛する家族を見守り続け、殺人者に対する家族の復讐心が癒えることを祈るが…。
原題:The Lovely Bones
監督:ピーター・ジャクソン
原作:アリス・シーボルト
脚本:フラン・ウォルシュ/フィリッパ・ボウエン/ピーター・ジャクソン
製作総指揮:スティーブン・スピルバーグ
出演:シアーシャ・ローナン/マーク・ウォールバーグ/レイチェル・ワイズ
スーザン・サランドン/スタンリー・トゥッチ ほか
上映時間:2時間15分
1月29日(金)より
ユナイテッド・シネマ札幌,札幌シネマフロンティア ほか全道でロードショー
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カテゴリー: 映画 '10|タグ: アリス・シーボルト, シアーシャ・ローナン, スタンリー・トゥッチ, ピーター・ジャクソン, マーク・ウォールバーグ, ユナイテッド・シネマ札幌, ラブリーボーン, レイチェル・ワイズ, 中央区, 映画, 札幌, 札幌シネマフロンティア, 洋画, 試写会
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映画 『キャピタリズム ~マネーは踊る~』
Posted by bluestar on 2010年1月25日(月) 12:29
『ボウリング・フォー・コロンバイン』で銃社会を、
『華氏911』ではイラク戦争を起こしたブッシュ政権、
『シッコ』では医療問題と、アメリカ社会の闇を
ズバズバと斬ってきたマイケル・ムーア監督。
本作のテーマはタイトル通り、キャピタリズム(資本主義)。
アメリカ経済のカラクリをムーア流にユーモアを交えて
分かりやすく暴いていく。
テンポが良くて面白く、経済の勉強にもなった
のですが、ドキュメンタリーの2時間越えは長い。
M・ムーアの名が知れ渡ったせいか、アポなし
突撃取材シーンが減ったような気がする。
次回作も期待しているので頑張ってね、M・ムーア!
【キャピタリズム ~マネーは踊る~】 「公式サイト」
2008年9月15日、リーマン・ブラザーズの経営破綻は大規模な金融危機を
引き起こし、世界経済は100年に一度と言われる同時大不況に陥った。
アメリカでは住宅市場の大暴落と企業や銀行の倒産で、自宅や職を失う
人々が続出。本作を撮影中だったムーア監督は、$マークのついた大袋を
手にウォール街へと突入して行く。
原題:Capitalism: A Love Story
監督:マイケル・ムーア
出演:マイケル・ムーア ほか
上映時間:2時間7分
■スガイシネプレックス札幌劇場 にて上映中
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