札幌100マイル

*un journal*

自分のアンテナにひっかかったものを綴った日記

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『映画 ’11』カテゴリーの投稿一覧

映画 『SP 革命篇』



実は岡田准一くん主演のTVドラマ 「SP 警視庁警備部
警護課第四係」 にハマりまくったにもかかわらず、前作の
劇場版 『SP 野望篇』 は未見。

本作もスルーする予定でしたが、本作 『革命篇』 公開前に
放送されたスペシャルドラマを見たら、映画が気になっちゃって
即 シアターへGO(笑)

結果、観て正解! 面白かった~。

セットとは思えないほどリアルな国会議事堂・衆議院
本議会場を舞台に、スリリングかつ重厚なストーリー
展開は見応え十分。 『野望篇』 未見でも楽しめます。

岡田君のキレのあるアクションがカッコイイけれど
出番は控えめ。 本作の主役はやっぱりさん。
香川さんの設定はビックリだし、山本圭さんがイイ味
出してます。 テロ集団が地味な役者さんを起用して
いるのもリアルでポイント高い。
 
一応、TVドラマから引っ張りまくっていた真相が明らかに
なったものの、含みのある終わり方がスッキリしない...。

続編ありありの終わり方って、映画業界の悪いクセだと思う。

SP 革命篇
官房長官を狙ったテロ事件から2カ月。怪我も回復し通常業務に戻った井上ら
第4係のSPたちは、麻田内閣不信任案の採決が行われる国会議事堂での警備に
つく。一方、野望の実現に向けて動き出した尾形は、人生の全てを賭けた計画を
実行に移そうとしていた。


監督:波多野貴文
原案・脚本:金城一紀
出演:岡田准一/香川照之/真木よう子/松尾諭/神尾佑
    山本圭/堤真一  ほか
上映時間:2時間8分
「公式サイト」 http://www.sp-movie.com/

■東宝プラザ,ユナイテッド・シネマ札幌,札幌シネマフロンティア
ほか全道でロードショー 


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映画 『塔の上のラプンツェル』



グリム童話の 「ラプンツェル(髪長姫)」 を映画化した、
ウォルト・ディズニー・スタジオの長編アニメ第50作。
日本語吹き替え版を 「Dolby 3D」 で鑑賞。

美しい映像と、ハラハラドキドキ、夢溢れる王道の
プリンセス・ストーリーに大満足。 
ディズニーはこうでなくっちゃっねっ♪

なんといっても、ヒロインのラプンツェルが可愛い!
そんな魅力的なキャラクターの日本語吹き替えを
担当した中川翔子ちゃんが上手すぎる!
しょこたんの声だと分かっているにも関わらず、本人
だと気が付かないくらいウマイ。 これは本当にびっくり。

他のキャラクターでは、キュートなカメレオンのパスカルや、
正義感のある警備隊長の馬・マキシマスもお気に入り。

一番の見どころは、ラプンツェルの誕生日に夜空に
浮かぶ神秘的な「灯り」のシークエンス。
圧巻の映像と、「灯り」に乗せたみんなの想いに涙...。

※こんな楽しい映画を少しでも早く被災地の人たちにも
観てあげたいなぁ。

塔の上のラプンツェル
逃亡中の盗賊フリン・ライダーは、山奥の谷にそびえ立つ高い塔を見つける。
好奇心から塔に入ったフリンは、髪が驚くほど長い不思議な少女ラプンツェルと
出会う。彼女は18年間、塔の中だけで生活してきたがフリンとともに外の世界へ
冒険の旅に出ることになる。


原題:Tangled
監督:バイロン・ハワード/ネイサン・グレノ
原作:ヤーコプ・グリム、ビルヘルム・グリム
声の出演:マンディ・ムーア/ザカリー・リーバイ/ロン・パールマン
       リチャード・キール/ドナ・マーフィ  ほか
日本語吹き替え版:中川翔子/
上映時間:1時間41分
「公式サイト」 http://tounoue.jp/

■東宝プラザ,ユナイテッド・シネマ札幌,札幌シネマフロンティア
ほか全道でロードショー 


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映画 『アレクサンドリア』



世紀のエジプトを舞台に、ローマ帝国末期の
混乱に翻弄された女性天文学者ヒュパティアの
数奇な運命を描く歴史ドラマ。 

『オープン・ユア・アイズ』『アザーズ』『海を飛ぶ夢』
アレハンドロ・アメナーバル監督が久しぶりに
メガホンを取るということで期待して鑑賞したのですが、
2時間超えの上映時間が長く感じられてキツかった。

古代アレクサンドリアの街並みや風景を再現した
舞台美術は素晴らしく、女性天文学者・ヒュパティアが
当時まだ証明されていなかった地動説や楕円軌道を
唱えるシーンは興味深いのですが、物語のメインと
なる宗教上の争いは無宗教の人間には理解が難しい。

凛とした美貌のオスカー女優 レイチェル・ワイズは、
コスチュームものが本当にお似合い。
圧倒的な在感で主人公を演じ、物語をドラマティック
に盛り上げている。

残酷なラストに人間の愚かさを感じた。

アレクサンドリア
4世紀、エジプトのアレクサンドリア。明せきな頭脳をもった美しい女性天文学者
ヒュパティアは、身分や立場にとらわれることなく、多くの弟子たちに熱心な講義を
行っていた。しかし、科学を否定するキリスト教徒と学者たちの間で激しい対立が
起こり、やがてその問題の矛先はヒュパティアに向けられてしまう。


原題:Agora
監督・脚本:アレハンドロ・アメナーバル
脚本:マテオ・ヒル
出演:レイチェル・ワイズ/マックス・ミンゲラ/オスカー・アイザック
    アシュラフ・バルフム/マイケル・ロンズデール/ルパート・エバンス
    ホマユン・エルシャディ/サミ・サミール/オシュリ・コーエン ほか
上映時間:2時間7分
「公式サイト」 http://alexandria.gaga.ne.jp/

札幌シネマフロンティア,ディノスシネマズ札幌白石 にて上映


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映画 『悪魔を見た』

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猟奇殺人犯によって婚約者を惨殺された男の壮絶な
復讐を描く、イ・ビョンホンチェ・ミンシク初共演の
クライム・サスペンス。

うわっ、評判通り 強烈ですざまじい 復讐劇。
グロいし、切ないし、やりすぎだけど...面白いっ!
でも正直、オススメはできない作品です。 

婚約者を惨殺された復讐の鬼と化した国家情報院捜査官
スヒョン(ビョンホン)と、残忍な連続殺人犯(ミンシク)の
次第にエスカレートしていく両者の攻防が尋常じゃない。

悪魔に魂を売ったかのような冷静で冷淡なスヒョンの
復讐もスゴイけど、ギョンチョル不死身すぎっ。

実は、『シュリ』 『オールド・ボーイ』 の名優チェ・ミンシク
目当てで鑑賞。 期待以上の鬼畜っぷりはインパクトありすぎ。
イ・ビョンホンの目の演技も良かった。
ビョン様があんな役を演じるとは、ファンもビックリだろうなぁ。

20110326-01.jpg

悪魔を見た
残忍な連続殺人犯ギョンチョルに婚約者を惨殺された国家情報院捜査官スヒョン。
復讐の鬼と化したスヒョンは、犯人に婚約者と同じ苦しみを与えるべく、執ような
までに追いつめていく。


原題:악마를 보았다/英題:I Saw The Devil
監督:キム・ジウン
出演:イ・ビョンホン/チェ・ミンシク/オ・サナ/チョン・グクァン
    チョン・ホジン/キム・ユンソ/チェ・ムソン/キム・インソ  ほか
上映時間:2時間24分    <R18+>
「公式サイト」 http://www.isawthedevil.jp/

■ユナイテッド・シネマ札幌 にて上映中


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映画 『イップマン 葉問』



イップ・マン(葉問)のことは知りませんでしたが、
ブルー・スリーの師匠の半生を描く伝記アクション
映画ということで興味津々で鑑賞。

上映が始まって、「イップ・マン2」 のタイトルで続編
だということに気が付きました... なんと1作目は
日本統治下の中国が舞台ということで、色々問題が
あるらしく2作目が先に公開されたらしい。

そのため、誰?って感じの前作繋がりの登場人物も
出てきますが、気にせずスルーして問題なし。

ストーリーは、中国版 『ロッキー4』 といった感じの
素晴らしい友情物語。 

イップ・マン役のドニー・イェンと対立する香港武術界の
ボス役のサモ・ハン・キンポーが見せてくれるキレのある
ガチンコ・カンフーアクションに大興奮。 痺れた~!

クライマックスのイギリス人ボクサーとの異種格闘技戦も
燃えた、燃えた。

ラストに登場する少年時代の李小龍(ブルース・リー)に
ニヤリ。 イップ・マンとブルー・スリーの続編に期待したいなぁ。

※日本から池内博之くんも出演している1作目の
『イップ・マン 序章』 はディノスシネマズ札幌劇場
にて3月26日~4月1日上映決定! 絶対観なくっちゃっ。

イップ・マン 葉問
1950年、家族を連れて香港に移住したイップ・マンは、詠春拳を広めるため、
とある新聞社の一角に道場を開く。そんなある日、血気盛んな青年ウォンが
やって来て、自分が負けたら弟子入りするとイップに勝負を挑む。


原題:葉問2
監督:ウィルソン・イップ
アクション監督:サモ・ハン・キンポー
出演:ドニー・イェン/サモ・ハン・キンポー/ホァン・シャオミン  ほか
上映時間:1時間49分
<公式サイト> http://www.ip-man-movie.com/

■ディノスシネマズ札幌劇場 にて上映中


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