『映画 ’11』カテゴリーの投稿一覧
映画 『アメリア 永遠の翼』
Posted by bluestar on 2011年1月28日(金) 23:58
1928年に女性として初めて大西洋を横断した伝説の
飛行士アメリア・イヤハートの生涯を描く伝記映画。
アメリアのことを知らなかったので、それなりに
楽しめましたが、実話に基づいた映画としては、
なんとも物足りない作品でした。
アメリカ人女性として時代のアイコンとなったアメリアを
実物そっくりに演じるヒラリー・スワンクは良かったけれど、
ギア様とユアンの存在感は薄かったなぁ。
残念ながら本作のアメリアには魅力を感じられません。
映画としての感動もなかったので、もう少しドラマチックに
描いて欲しかったです。
【アメリア 永遠の翼】
1928年、女性として初めて大西洋を横断した飛行士のアメリア・イヤハート。
その後もアメリアは数々の飛行記録にチャレンジし、記録を打ち立てていく。
そして、夫のジョージに支えられながら、ついに単独世界一周飛行に挑戦
することを決意する。
原題:Amelia
監督:ミーラ・ナーイル
出演:ヒラリー・スワンク/リチャード・ギア/ユアン・マクレガー
ミア・ワシコウスカ ほか
上映時間:1時間51分
「公式サイト」
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映画 『きみがくれた未来』
Posted by bluestar on 2011年1月28日(金) 23:55
「ハイスクール・ミュージカル」のザック・エフロン主演。
最愛の弟を失った兄の葛藤と再生を描いた物語。
てっきり兄弟愛を描いた感動ストーリーを想像して
いたら、ゴースト・ファンタジーな展開に違和感...。
ラブ・ストーリー部分も強引すぎるし、キム・ベイシンガーの
使い方がもったいない。
あ~残念...。
爽やかなザックと、美しいロケーションが救いかも。
【きみがくれた未来】
ヨットで大学のスポーツ奨学金を得たチャーリーは、高校の卒業式の夜、
運転中に追突事故に遭う。そのとき助手席に同乗していた弟サは帰らぬ人と
なり、チャーリーは激しく自分を責める。それから5年後、彼は大学進学も
ヨットもあきらめ、弟が埋葬されている墓地の管理人として働いていた。
原題:Charlie St. Cloud
監督:バー・スティアーズ
原作:ベン・シャーウッド
出演:ザック・エフロン/アマンダ・クルー/チャーリー・タハン
レイ・リオッタ/キム・ベイシンガー ほか
上映時間:1時間39分
「公式サイト」
■ディノスシネマズ札幌劇場 にて上映中
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カテゴリー: 映画 '11|タグ: きみがくれた未来, ザック・エフロン, ディノスシネマズ札幌劇場, バー・スティアーズ, ベン・シャーウッド, 映画, 洋画
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映画 『愛する人』
Posted by bluestar on 2011年1月28日(金) 12:17
37年間互いを知らずに生きてきた 母と娘の運命を
描いたヒューマン・ドラマ。
ロドリゴ・ガルシア監督らしく、女性心理を繊細に
描いた素晴らしい作品でした。
子を産みながら母親になれないまま生きてきた女性。
母親を知ぬまま生きてきた女性。
母親としての自分を責め続けて亡くなった女性。
子どもを産めないけれど、母親になろうとする女性。
女手一つで娘を育てながら働く女性。
そんな様々な女性たちの人生が交差する物語。
母親と娘の複雑な関係など、女性として共感できる
部分が多く、強さと優しさに満ちた揺るぎない母性に涙...。
段々綺麗になっていくカレンを演じたアネット・ベニングが
素晴らしく、リアルな妊婦姿を披露したナオミ・ワッツに
女優魂を感じました。
ぜひ全ての女性に観てもらいたい作品です。
【愛する人】
14歳のときに身ごもった過去をもつカレンは、母の介護に追われながらも手放した
娘のことを忘れられずにいた。一方、その娘エリザベスは、母の顔も知らずに
孤独な日々を過ごしていた。しかし、突然の妊娠をきっかけに、まだ見ぬ母へ
の思いを募らせていく。
原題:Mother & Child
監督:ロドリゴ・ガルシア
出演:ナオミ・ワッツ/アネット・ベニング/ケリー・ワシントン
ジミー・スミッツ/サミュエル・L・ジャクソン ほか
上映時間:1時間45分 <PG12>
「公式サイト」
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映画 『その街のこども 劇場版』
Posted by bluestar on 2011年1月20日(木) 23:08
阪神・淡路大震災15年特別企画として、2010年1月17日に
放送されたNHKドラマに未公開シーンを加え再編集した
劇場版を(ドラマ未見で)鑑賞。
阪神・淡路大震災という重いテーマを斬新な切り口で
描いた素晴らしい作品でした。
物語は、子どもの頃に震災を体験した若い男女が偶然
知り合い、15年後の神戸を歩きながら、それまで口に
できなかった思いを語り合うというロードムービー仕立て。
心に響く渡辺あやさんの脚本と、実際に震災を体験
している主役の森山未來くんと佐藤江梨子ちゃんが
素晴らしく、ドキュメンタリーを観ているような自然でリアルな
演技に惹き込まれ、薄れゆく震災の記憶が蘇りました。
今もどこかで悲しみや苦しみを乗り越えようとしている
「その街」の人々のことを知ることができてよかった。
震災を風化させない為にも多くの人に観て頂きたい作品
ですが、(札幌は)1日1回の上映なのが悲しい...。
【その街のこども 劇場版】
子どものころに震災を体験し、現在は東京で暮らす勇治と美夏。2人は「追悼の
つどい」が行われる前日に神戸で偶然知り合い、15年目の朝を迎えるまで時間を
ともにすることに。復興を遂げた真夜中の神戸で、これまで語ることのできなかった
2人の思いがあふれ出す。
監督:井上剛
脚本:渡辺あや
出演:森山未來/佐藤江梨子/津田寛治 ほか
上映時間:1時間23分
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映画 『ソーシャル・ネットワーク』
Posted by bluestar on 2011年1月15日(土) 06:32
楽しみにしていたコトイチ注目作を試写会で鑑賞。
鬼才デビッド・フィンチャーが、世界最大のソーシャル
ネットワーキング・サービス(SNS)「Facebook」誕生の
裏側を描いた人間ドラマ。
いや~面白かった!
サクセス・ストーリーの表裏を赤裸々に描いた
スピード感のある会話劇に惹き込まれたって感じ。
コレは繰り返し観たい秀作。
フィンチャー監督らしく映像と音楽のセンスが抜群で、
脚本家のアーロン・ソーキンが書き下ろした主人公
マーク・ザッカーバーグのキャラクターが面白い。
冒頭から早口なマシンガントークに圧倒され、彼女に
振られてからの行動力と天才オタクっぷりに脱帽。
嫌なヤツなんだけど、どこか憎めないんだなぁ、これが。
そんなマークを見事に演じるジェシー・アイゼンバーグは
天才オタクがハマリ役。
マークの親友エドゥアルド役に 『BOY A』 の頃から大注目
していたアンドリュー・ガーフィールド。
今年は 『わたしを離さないで』 の公開や新スパイダーマンに
抜擢され、大ブレイクの予感。
さらにアーティストのジャスティン・ティンバーレイクや
ひとりで双子のウィンクルボス兄弟を演じたアーミー・ハマーら
イケメン注目株が勢揃い。
インターネットで世界をつなげた「Facebook」の創立者が、
現実世界では人とうまく繋がることが出来ないなんて...
なんとも皮肉。
■2011年1月15日(土)より
ユナイテッド・シネマ札幌,札幌シネマフロンティア ほか全道でロードショー
【ソーシャル・ネットワーク】
2003年、ハーバード大学に通う19歳のマークは、親友のエドゥアルドとともに
学内の友人を増やすためのサイトを立ち上げる。サイトは瞬く間に学生たちの間
に広がり、ナップスター創設者ショーン・パーカーとの出会いを経て、社会現象を
巻き起こすほど巨大に成長していくが...
原題:The Social Network
監督:デヴィッド・フィンチャー
原作:ベン・メズリック
脚本:アーロン・ソーキン
出演:ジェシー・アイゼンバーグ/アンドリュー・ガーフィールド/
ジャスティン・ティンバーレイク/ジョセフ・マッゼロ/
ルーニー・マーラ/アーミー・ハマー/マックス・ミンゲラ ほか
上映時間:2時間 <PG12>
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カテゴリー: 映画 '11|タグ: Facebook, アンドリュー・ガーフィールド, アーミー・ハマー, ジェシー・アイゼンバーグ, ジャスティン・ティンバーレイク, ジョセフ・マッゼロ, ソーシャル・ネットワーク, デヴィッド・フィンチャー, ユナイテッド・シネマ札幌, ルーニー・マーラ, 映画, 札幌シネマフロンティア, 洋画, 試写会
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