札幌100マイル

*un journal*

自分のアンテナにひっかかったものを綴った日記

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自分のアンテナにひっかかったものを綴った日記

2010年01月 の投稿一覧

映画 『おとうと』



山田洋次監督が、故・市川崑監督の『おとうと』に
オマージュを捧げた作品。

第60回ベルリン国際映画祭にて、クロージング・フィルム
として上映されることが決定した本作 『おとうと』 は、
姉弟の絆を通して描く家族ドラマ。

吉永小百合さん演じるしっかり者の姉と、笑福亭鶴瓶さん
演じる破天荒な弟の設定はご存じ「寅さん」の逆パターン。

試写で観た感想は、テーマがストレートな優等生作品。
現代劇なのにセリフや演出が不自然で正直古臭い。
魅力的な演技派キャストが揃っているだけにもったいない。

サユリストにはたまらない、変わらぬ美しさの吉永さん
ですが、たまには優等生じゃない演技や役柄も観て
みたいと思うのはワタシだけでしょうか?

印象的だったのは、小日向さんと石田ゆり子さんの
控えめで自然な演技。 加瀬君の胸キュンなセリフと、
加藤治子さんが個人的ツボ。

なんだかんだいっても、家族ものは泣けるっ。

おとうと   「公式サイト」
東京の郊外で、夫亡きあと小さな薬局を営み一人娘の小春を育ててきた吟子。
小春の結婚式の日突然、音信不通だった弟・鉄郎が現れ、酒に酔って披露宴を
台無しにしてしまう。激怒する身内の中、ただ一人弟をかばったのは吟子だけ
だったが、後日、ある出来事がきっかけで、吟子は鉄郎に絶縁を言い渡してしまう。


監督・脚本:山田洋次
出演:吉永小百合/笑福亭鶴瓶/蒼井優/加瀬亮/小林稔持
    小日向文世/石田ゆり子/加藤治子 ほか
上映時間:2時間6分

■1月30日(土)より
ユナイテッド・シネマ札幌,札幌シネマフロンティア ほか全道でロードショー 


過去の映画レポはこちら★

undemi (アンドゥミ)


石山通り沿い、札幌西年金事務所の北隣ある
気になるカフェバー 『undemi (アンドゥミ)』 さんへ初入店。

落ち着いた雰囲気の店内はまさにPARI。
(※行ったことないから、あくまでイメージですが...)





コーヒーとクレームブリュレを
オーダーしてみると...




デカっ。


コーヒーカップと比べてみても大きいでしょう?


深さはないのですが、クレームブリュレの醍醐味ともいえる
パリパリキャラメリゼがいっぱい食べられるってうれしすぎ!

美味しいとこどり、大満足です。

undemiさんの店内にいるとココが札幌だということを忘れてしまいそう(笑)
温かい季節になったらバータイムもおじゃましたいなぁ。
(平日ランチタイムは洋食が楽しめるそうです)






素敵なショップカードは、
蒲原みどりさんのデザインです。

undemi (アンドゥミ)】
札幌市中央区北3条西11丁目 第5加森ビル1F
電話 011-209-7050
営業時間 平日11:30~14:00/18:00~24:00
       土・日・祝日15:00~24:00
定休日 月曜

ワンコに新年のご挨拶@にせこ羊蹄

コチラの後は、

3匹のヨークシャー・テリアに会いたくて、おじゃましました
山岳パブ にせこ羊蹄 さん。


「ジュニ」と「モコ」 
チラリと写っているたくましい腕は、冬でもタンクトップの店長っ。

yotei2
ママの腕に抱かれているのが、おばぁちゃんワンコの「ヨッチ」。

めんこいワンコに癒されました。 

yotei4
「お腹いっぱいだから」と断りつつ、はたはたの飯寿司エイヒレの一夜干し
いただき。 お初のエイヒレがプルプルコリコリで美味し~いっ!

いつも美味しい珍しいフードをありがとうございます。

yotei5



タオルをいただきました。

渋っ。


会社の手拭タオルに
使ってます(笑)

ちょい呑み新年会~我家楽屋



先週のことですが、『炭火や 我家楽屋』 さんで、新年会と
いう名目のちょい呑み。 (←店内ドリンク全品飲み放題に
したので、ちょい呑みではないかも...)





「自家製鉄板焼きギョウザ」と「揚げ出し豆腐」が美味しかった。

さて2軒目は、ワンコに会いにいきましょう!

映画 『サヨナライツカ』



試写会で観ました。
 
辻仁成氏の原作を読んでヒロインの沓子さん
に感情移入(涙)した1人です。

本作は、監督が 『私の頭の中の消しゴム』 の
イ・ジェハンということもあり、多少期待していたの
ですが、原作との違いに違和感。

納得いかない点は多々あるのですが、原作以上に
身勝手な主人公が鼻につく恋愛物語に仕上がっているし、
ヒロイン・沓子さんの描き方が中途半端で魅力に欠ける。
思い入れが強いだけに、なんとも残念...。

映像の美しさが唯一の救いですが、ラブシーンは
綺麗に撮りすぎ。

そして中山美穂さんの変わらぬ美しさに感動。
この作品はミポリンのための映画だと思う。

※以前企画されていた ミポリン×大沢たかお×行定勲監督
 バージョンが観たかった...。

サヨナライツカ   「公式サイト」
1975年のバンコク、ひとり自由気ままに暮らす沓子は、日本から赴任してきた
エリートビジネスマンの豊に出会う。激しく惹かれ合う2人だったが、豊には日本で
彼の帰りを待つ婚約者がいた。


監督・脚本:イ・ジェハン
原作:辻仁成
出演:中山美穂/西島秀俊/石田ゆり子/加藤雅也/マギー ほか
主題歌:中島美嘉「ALWAYS
上映時間:2時間14分  <R-15>

■2月23日(土)より
ユナイテッド・シネマ札幌,札幌シネマフロンティア ほか全道でロードショー 


過去の映画レポはこちら★

陰アート・山下工美さんの作品が札幌にもあったなんて...




光と陰のアーティスト・山下工美さんの作品が
札幌ステラプレイスにもあることをTVで知りました。

JRタワーにアートがいっぱいあることは知っていましたが
ゆっくり眺めることもなかったし、オブジェの印象が強くて
山下さんの作品があることにまったく気付きませんでした。
2005年に設置されたんですねぇ。知らなかった...。

早速3Fへ行ってみると、ありました! 2種類も。


ワタシが写真を撮っている間、足を止める人はいませんでした。

身近にアートが楽しめることは贅沢で嬉しいことなのですが、
アーティスト名や説明がないし、なんだかもったいないなぁ。
(アートオリエンテーリングみたいなのがあれば面白いのに...)

JRタワーアートガイドは こちら★

tonbi coffee (トンビコーヒー)@quatre saisons



キャトル・セゾン札幌店さんへ行って来ました。

お目当ては 「冬のコーヒー時間」。
今回は高崎市の 『tonbi coffee (トンビコーヒー)』 さんの
コーヒー豆を限定販売。 ※今日と明日1/17は試飲会を実施中。

トンビのロゴが可愛いコーヒー屋さん。 
雑誌などで気になっていたんです。 しっかり2種類を試飲してきましたよ。




Tonbi no Kuchibashi (とんびのくちばし)
ブレンド・ハイロースト

すっきり爽やかな飲み口。






ワタシが購入したのは

Tobi-iro (鳶色)
ブレンド・フレンチロースト

深みがあって、コクと苦みの
バランスが◎
 
美味し~い。


自宅で挽いてドリップしてみると、モコモコと膨らみも良く
美味しく淹れることができました。

リピ決定! ふたたびキャトル・セゾン札幌店さんへGO!

映画 『千年の祈り』

sennen

地味だ...淡々と過ぎる静かな映画でした。

中国の文化大革命を背景に、すれ違う父娘の
葛藤と和解を描いたドラマ。

温度差や重い空気までリアルに伝わってくる
ぎこちない父娘の関係。 父の気持ちも理解
できるし、娘の気持ちも分かるだけに切ない。

娘には想いを伝えることができない父親が
ほとんど言葉の通じないイラン人マダムと片言の
英語で心を通わせていくシーンにほのぼの。

家族の象徴とも言える食卓のシーンが、お父さん
が作る中華料理はとても美味しそうなのに、父娘
沈黙の食卓は見るからに味気ない。

繊細で心に染みる作品なのですが、やっぱり地味。

千年の祈り   「公式サイト」
妻に先立たれ、中国でひとり寂しく暮らす父・シーが、離婚してアメリカで一人暮らしを
送る娘を訪ねてやって来る。12年ぶりの再会にもかかわらず、二人の間に会話はない。
やがて、娘に積年の思いをぶつけられた父は、あることを打ち明ける。


原題:A Thousand Years of Good Prayers
監督:ウェイン・ワン (『スモーク』)
原作・脚本:イーユン・リー
出演:ヘンリー・オー/フェイ・ユー/ビダ・ガレマニ/パベル・リチニコフ  ほか
上映時間:1時間23分

■シアターキノ にて上映中

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『キューバ映画祭』 と 『サーミ・ニエイダ・ヨイク』上映会



しばれるねぇ(笑) 寒~い 札幌で、今年もアツ~イ
キューバ映画祭inサッポロ2010 が開催されます!


去年は3本観賞したのですが、今年はどれを観ようかなぁ? 去年のレポ


イチオシは、『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』。

ライ・クーダーとキューバの老ミュージシャン達との演奏は鳥肌もの!
サントラも何度聴いたか分からないくらい大好きな作品です。


上映スケジュールをチェックしてみると、23・24の土・日参加かなぁ?
そうなると、アノ映画上映に参加できないぞっ。

アノ映画とは...


北欧の映画 サーミ・ニエイダ・ヨイクです。

札幌は、1月23日・24日に CONTEXT-S さんで上映されるのですが、
お菓子などが魅力的なんです! ←映画よりお菓子や物販目当てかも(笑)

残念なことに「キューバ映画祭」とかぶってしまうとは...(涙)
しかし朗報です! お菓子や雑貨は開店時間から販売しているんですって!
ラッキー! これは行くでしょう。

興味のある方は、参加してみてはいかがでしょうか?

BOOKS & CAFE UCC


三省堂書店・札幌店内の 『ブックス&カフェ UCC』 さんで
読書&お茶してきました。

サツエキ近辺にある書店内のブックス&カフェの中では、
比較的静かでゆったりと本を読めるのではないでしょうか。

持参した文庫本のカバーが他書店のものだったので
はずしてみたりして...。



コーヒーはたっぷり飲める「200CC」で。
サイフォンコーヒーを目の前でカップに注いでくれます。


そして、UCCさんといえば、ワッフル!


【期間限定】 林檎とさつまいものワッフル

あったかワッフルに冷たいアイスをのせるのが好きっ。
さつまいもクリームと林檎ソースらしいのですが
さつまいもは?だったなぁ。 美味しいから気にしないけどね。


ブックス&カフェ UCC
札幌市中央区北5条西2丁目 ステラプレイス 5F EAST
三省堂書店内
電話 011-209-5172
営業時間 10:00~21:00

『未来をつくる眼差し』 ⇒ 『オバケ!ホント?展』

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お仕事帰りにデザイン・アートイベントをはしごしてきました。

まずひとつめは、大丸藤井セントラル7F スカイホールで開催中の
『デザイン・アートと子どもの教育 未来をつくる眼差し
詳細はコチラ★

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Glyph代表・柳本浩市氏のコレクションは、圧巻の一言。
収集力とファイリングの美しさに感心したり、デザインの面白さや
レアアイテムやビンテージアイテムにワクワクしちゃいますよぉ。

※『未来をつくる眼差し 展』 は、1月17日(日)まで開催です。


この後は、ほくせんギャラリーivoryさんへ。

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コチラで紹介されていたり、この方も見に行かれた
オバケ!ホント?展 へ行って来ました。

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キャー、楽し~いっ! カワイイ~っ!

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お持ち帰りしたいほど可愛かった、スリッパ&トイレットペーパーカバー。

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DMもめっちゃカワイイのっ!
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あまりカワイイので、本の「しおり」にしてみたり...デカッ。
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ポッケに入れてみたり !? しましたが、「ほぼ日手帳」に入れることで落ち着きました(笑)


デザイン・アートに触れてワクワク楽しいひと時を過ごすことができました。
「未来をつくる眼差し」も「オバケ!ほんと?展」もまた行きたいなぁ。


真っ白ですっ。

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夜11時頃の帰り道、すんごい雪雪雪です。

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久しぶりの吹雪です。

yuki3
足首くらいまで積もっています。
5分ほど歩いて足元真っ白。

朝起きたら、もっと積もっているんだろうなぁ...。

中国料理 紅燈籠 狸小路店



紅燈籠 狸小路店』 さんで久しぶりの中華ランチ。

コチラの店は、個室でゆったり食事できるのがうれしいっ。

ボリューム満点なランチセットの中で、比較的?控えめな
日替りセットをオーダー。 (ボリュームあるメイン+
ライス・サラダ・スープ・ザーサイ・コーヒーorデザート付)



コチラが今日の日替り、鶏肉の炒め物(名前を忘れました...)。
ピリ辛なのでご飯がススムすすむ。





デザートは杏仁豆腐。

美味し~い!
とろ~り、クセになるお味。



冷たい烏龍茶はサービス。



お腹ポンポン...ご馳走様でした。


【中国料理 紅燈籠 狸小路店】
札幌市中央区南2条西6 ホテルサンルートニュー札幌2F
電話 011-207-1600
営業時間 ランチ         11:00~14:30
       ディナー 月~金   17:00~24:00(L.O.23:00)
             土・日・祝 14:30~24:00(L.O.23:00)
無休

映画 『今度は愛妻家』



行定勲監督×豊川悦司×薬師丸ひろ子が贈る
大人のラブファンタジー。

結婚10年目の夫婦の物語ということで、あまり
期待せず(←ごめんなさい)試写会へ。

アレレレ号泣...行定マジックにやられたっ。

キャスティングが良く、ダメ夫「俊介」を演じるトヨエツ
しっかり者の妻「さくら」を演じる薬師丸さんがハマリ役。
2人のコミカルでテンポの良い掛け合いが楽しい(笑)

俊介の助手を演じる濱田岳くんの好演も光りますが
オカマの文太を演じる石橋蓮司さんの怪演ぶりは
強烈なインパクト。 コレは助演男優賞もの! 

劇中、さくらが何度も口ずさむ「夢の中へ」の歌詞が
心に残る。 ♪探し物はなんでか?見つけにくい物ですか?♪
気持ちは素直に伝えなくっちゃねぇ。

※映画公開がクリスマスシーズンじゃないのがちょっと残念。
(ワタシは12月に試写会で観たのでラッキーかも)

今度は愛妻家   「公式サイト」
俊介はかつての人気カメラマンだが、今はろくに仕事もせずだらけた日々を過ごす
ダメ亭主。結婚10年目を迎えたある日、何かと世話を焼く妻のさくらが旅行に出かけ、
しばしの独身気分を味わう俊介だったが、さくらが何日待っても戻らないことに次第に
不安を募らせていく。


監督:行定勲
主題歌:井上陽水
出演:豊川悦司/薬師丸ひろ子/水川あさみ/濱田岳/石橋蓮司  ほか
上映時間:2時間11分

■1月16日(土)より
ユナイテッド・シネマ札幌,札幌シネマフロンティア ほか全道でロードショー 


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映画 『かいじゅうたちのいるところ』



モーリス・センダックの名作絵本「かいじゅうたちのいるところ」を
『マルコヴィッチの穴』 『アダプテーション』 の
スパイク・ジョーンズが映画化。

あまり一般受けしない監督!?が ファンタジー?
と思って観てみたら、後からじんわり心に沁みる、
奥が深い作品でした。
※原作は絵本ですが、本作は子供より大人向き。 

家出した少年マックスが不思議な島にいる「かいじゅうたち」
との交流を通して心の成長を描く物語。

自分の子供時代と照らし合わせて観ると、懐かしかったり
切なかったり...マックス&かいじゅうがいとおしい。

マックスくんが可愛いのは勿論のこと、個性的な
「かいじゅうたち」も魅力的。 キモカワで表情豊か。
CG全盛期に着ぐるみなところが温か味があって◎。

映像にぴったりハマった音楽にも注目です。

かいじゅうたちのいるところ   「公式サイト
いたずら好きな7歳の少年マックスは、母親とケンカをして家を飛び出し、気がつくと
船に乗って大海にこぎ出していた。やがてたどりついた島には見たこともないかいじゅう
たちがいて、彼らの王様になったマックスは、かいじゅうたちと一緒に誰もが幸せになれる
世界を築こうとするが...。


原題:Where the Wild Things Are
監督:スパイク・ジョーンズ
原作:モーリス・センダック
出演:マックス・レコーズ/キャサリン・キーナー/マーク・ラファロ ほか
声の出演:ローレン・アンブローズ/クリス・クーパー/ジェームズ・ガンドルフィーニ/
       キャサリン・オハラ/フォレスト・ウィッテカー
上映時間::1時間41分

■1月15日(金)より
スガイシネプレックス札幌劇場,ユナイテッド・シネマ札幌,札幌シネマフロンティア
ほか全道でロードショー 


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