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映画 『時をかける少女』
Posted by bluestar on 2010年3月3日(水) 01:23
2月初めの試写会に参加。
シアターで行われた170人程の試写会に
谷口正晃監督と仲 里依紗ちゃんの
舞台挨拶がありました。
感激~っ!なのですが、2人が登場する
までの司会者さんトークがカミカミで、
里依紗ちゃんの名前まで噛んじゃう始末。
場内はしらけた感じになり、カワイイ
里依紗ちゃんもなんだか冴えない表情
だったなぁ。可哀想に...。
たぶん司会者さんも緊張していたんだと
思うけど、こんなに微妙な空気感の舞台
挨拶は初めてかも。
ある意味、記憶に残る試写会・舞台挨拶でした。
筒井康隆氏の原作小説 『時かけ』 は、4度目の映画化。
(1997年に角川春樹監督がリメイクしていたのは知らなかった。)
本作のヒロインは、原作の主人公「芳山和子」の一人娘、
芳山あかり(仲里依紗ちゃん)。
娘が母に代わって初恋の人を探しに2010年から74年に
タイムリープする青春映画。
「原田知世さん」世代としては、あの曲の♪イントロ♪ が
流れただけで、胸がいっぱい...気持ちはタイムリープ(笑)
CGの違和感や荒削りなところはありますが、
過去の作品にオマージュを捧げつつ、切なくて
瑞々しい新たな物語として楽しむことができました。
ラストは素直に涙...。
今の季節にピッタリの胸キュン(笑)映画です。
本作の最大の魅力は、細田守監督のアニメ版
でも主人公の声を務めた仲里依紗ちゃん。
『パンドラの匣』でも魅力全開だった彼女が、主人公
「あかり」を等身大でイキイキと演じていて素晴しい!
一見普通っぽいのにスクリーン映えする女優さんだわっ。
昭和の大学生を演じた中尾明慶くんも純朴な感じがピッタリ。
青木崇高くんといい、昭和の男が格好良く見えたなぁ。
大林監督の初代 『時かけ』 と見比べると、また違った
楽しみ方ができるので、幅広い世代におすすめです。
軽い気持ちで 「時かけ検定」 に挑戦してみたのですが
難し~いっ。 なんとか1級合格です(笑)
■3月13日(土)~札幌シネマフロンティアにてロードショー
【時をかける少女】
監督:谷口正晃
原作:筒井康隆
脚本:菅野友恵
出演:仲里依紗/中尾明慶/安田成美/青木崇高/勝村政信
上映時間:2時間2分
<公式サイト>