札幌100マイル

*un journal*

自分のアンテナにひっかかったものを綴った日記

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2010年08月10日 の投稿一覧

映画 『魔法使いの弟子』



試写会で観てきました。 

1940年のディズニー作品 『ファンタジア』 の一編
『魔法使いの弟子』 にインスパイアされ、現代の
ニューヨークを舞台に繰り広げられる魔法大戦争を
描いたファンタジー。

エンタメ映画として無難に楽しめました。
魔法といっても近年のハリポタシリーズのようにドロドロした
ところがないので、安心して親子で楽しめる作品です。

魔法使い・バルサザール役は、ロン毛のニコラス・ケイジ(笑) 
三角帽子とロングコートがお似合いで、魔法使いを楽しんで
演じている感じがなかなか良い。 

ブラッカイマー作品らしくCG満載で、ファンタジアのモップの
オマージュや、ドラゴンボールのカメハメ波?、魔法と科学を
融合させた演出は面白かったのですが、主人公が冴えなさ
すぎる...(苦笑)  少年のままでよかったんじゃない?

エンドロールの後のおまけ映像もお見逃しなく! 

■8月13日(金)より
ユナイテッド・シネマ札幌,札幌シネマフロンティア ほか全道でロードショー
魔法使いの弟子   「公式サイト」
800年にわたり繰り広げられてきた魔法大戦争が、現代のニューヨークでぼっ発する。
魔法使いのバルサザールは悪の勢力を撃退するため、今は亡き大魔法使いの
後継者として気弱な物理オタクのデイブを無理やり自分の弟子にするが...。


原題:The Sorcerer's Apprentice
監督:ジョン・タートルトーブ
製作:ジェリー・ブラッカイマー
出演:ニコラス・ケイジ/ジェイ・バルチェル/アルフレッド・モリナ
    テリーサ・パーマー/トビー・ケベル/モニカ・ベルッチ  ほか
上映時間:1時間50分

 
過去の映画レポはこちら★

映画 『川の底からこんにちは』

20100810-01.jpg

大好きな満島ひかりちゃん主演だし、インパクト大の
予告が頭から離れず(笑)、気になってしょうがなかった
作品 『川の底からこんにちは』。

いや~、期待以上に面白かった!
笑って、泣いて、元気になれる人生応援ムービー。

映画前半は、ひかりちゃんが演じる仕事も恋愛も妥協
して生きてきた無気力なヒロイン・佐和子や、ダメ男の彼氏、
しじみ工場のアクの強いオバチャン従業員たちに、面白さ
よりもイライラムカムカしながら観ていたワタシ...。

そんなフラスコレーションが蓄積したところで、佐和子の
開き直りパワーが炸裂し、物語が一転...(爆)。
この爽快感は、石井裕也監督にまんまとしてやられたり。

佐和子のスイッチの切替をリアリティのある演技で
魅せてくれた満島ひかりちゃんはやっぱり素晴しい。 
毎回そこまでやっていいの?と思ってしまうくらい
むきだし演技を魅せてくれるけど、いったいどこまで
やってくれるんだろう? 次回作 『悪人』 も楽しみだわっ。

敵にまわすと怖いけど、味方につけちゃうと最強の
工場のオバチャン達もかなりツボですが、岩松了さん、
志賀廣太郎さんの安定感のある演技が良かった(笑)

このご時世に生きて行く勇気が湧いてくる映画です。
「しょうがない」の意味もネガティブなイメージから
ポジティブな清々しさを感じました。
しょうがないから頑張るしかないんだよねっ。

映画を観ると、♪木村水産社歌♪ が頭から離れませ~んっ!

上がる上がるよ消費税 金持ちの友達一人もいない
来るなら来てみろ大不況 その時ゃ 政府を倒すまで 倒せ倒せ政府
シジミのパック詰め シジミのパック詰め 川の底からこんにちは

一度や二度の失敗と 駆け落ちぐらいは屁の河童
駄目な男を捨てられない 仕事は基本つまらない
中の下の生活 所詮みんな中の下 楽しいな 楽しいな
シジミのパック詰め シジミのパック詰め 川の底からこんにちは



川の底からこんにちは   「公式サイト」
上京して5年目のOL佐和子は、目標もない自堕落な生活を送っていた。ある日、
父親が末期がんのため余命わずかだという知らせが入り、一人娘の佐和子が
実家のしじみ工場の跡を継ぐことになる。しかし工場は倒産寸前で、労働者の
中年女性たちからはいびられる毎日。追い込まれた佐和子は、生まれて初めて
自分の人生を見つめ直すことになる。


監督・脚本:石井裕也
出演:満島ひかり/遠藤雅/相原綺羅/志賀廣太郎/岩松了  ほか
上映時間:1時間52分

■シアターキノ にて上映中

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