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自分のアンテナにひっかかったものを綴った日記

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by bluestar

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プロフィール

映画とアートにお茶とアロマと巻き物(首巻)を愛する射手座・B型の
自由気ままな視点で美味しい・楽しいことを綴っています。


投稿したブログ数:2079件

映画 『扉をたたく人』



★映画鑑賞後に行なわれた、茂呂剛伸さんのジャンベ&
縄文太鼓のミニ演奏を先にUPしましたが...映画は、
「ジャンベ」が魅力的で、期待通りの素晴らしい作品でした。

最近ではコーエン兄弟の『バーン・アフター・リーディング』などに
出演していた名脇役 リチャード・ジェンキンスが初の主役を演じ、
アカデミー賞主演男優賞にノミネート(オスカーはショーン・ペン)されたり、
「ジャンベ」が使われていたりと、個人的に大注目していた作品。

「移民問題」をテーマに、地味めなキャストで抑え目に描いた
静かな作品ですが、心を閉ざして生きる大学教授が、移民青年と
出会い、音楽を通じて心を通わせていく過程に心打たれました。
余韻が残るラストシーンは圧巻。 とても感動しました。

リチャード・ジェンキンスの抑えた演技がリアルで素晴らしい。
ジャンベ奏者・タレクを演じたハーズ・スレイマンの爽やかさも◎。
2人のセッションシーンはとっても良かった。
タルクの母親を演じた『シリアの花嫁』のヒアム・アッバス
とても魅力的。大人のロマンスもグッときた。

監督・脚本のトム・マッカーシーは、『デュプリシティ』にも
出演していた役者でもありますが、印象に残っていない...。
本作が素晴らしかったので、監督・脚本家としては、しっかり
記憶されました。 次回作も期待しています。

扉をたたく人   「公式サイト」
大学教授のウォルターは、妻に先立たれて以来、心を閉ざし孤独に生きてきた。
久々にニューヨークの別宅を訪れると、見知らぬ移民の男女が暮らしていた。
シリア出身の青年タレクはジャンべ奏者であり、ウォルターはタレクからジャンベを
習い始め、次第に心を通わせていくが...。


原題:the Visitor
監督・脚本:トム・マッカーシー
出演:リチャード・ジェンキンス/ヒアム・アッバス/ハーズ・スレイマン
    ダナイ・グリラ ほか
上映時間:1時間44分
■シアターキノにて上映中。 

過去の映画レポはこちら★

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