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映画 『義兄弟 SECRET REUNION』
Posted by bluestar on 2010年11月11日(木) 12:31
いや~、面白かった。
久しぶりに後味のイイ韓国映画を観ることができて大満足!
北朝鮮工作員逮捕に失敗して国家情報局をクビに
なったイ・ハンギュ(ソン・ガンホ)と、北朝鮮のスパイ
ソン・ジウォン(カン・ドンウォン)。
敵同士の2人がお互いに腹を探り合いながら、仕事と
生活をともにするうちに心を通わせてゆく男の絆を描いた
社会派エンターテインメント。
南北問題をテーマした作品は、 『シュリ』 『JSA』 『二重スパイ』
といった重くシリアスな作品はありますが、本作のように
敵同士の男の絆やユーモアを盛り込んだ韓国映画は
珍しいのではないでしょうか?
なんといっても名コンビともいえるW主演の2人が魅力的。
9頭身はありそうなカッコよすぎるカン・ドンウォンの
クールな演技と、いつも通りの素晴らしい存在感を魅せる
ソン・ガンホの人間味溢れる演技から目が離せません。
普通で考えたら、あのラストはあり得ないのですが、南北の
願いがこめられているようで、心地良い気分になりました。
【義兄弟 SECRET REUNION】
ソウル市内で発生した国家情報員と北朝鮮工作員との銃撃事件。工作員を取り逃が
した責任を負わされ情報員をクビになったハンギュは6年後、国から見捨てられ潜伏
生活を続けていた工作員ジウォンと偶然にも再会を果たす。それぞれの目的を隠し
ながら行動をともにするようになった2人は、次第に心を通わせていく。
監督:チャン・フン
脚本:チャン・ミンソク
出演:ソン・ガンホ/カン・ドンウォン/チョン・グクァン/パク・ヒョックォン
チェ・ジョンウ ほか
上映時間:1時間56分
「公式サイト」
■ディノスシネマズ札幌劇場 にて上映中
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映画 『小さな村の小さなダンサー』
Posted by bluestar on 2010年11月4日(木) 12:35
日中関係の緊張が続くなか、中国から亡命した
実在のバレエダンサー、リー・ツンシンの半生を
ベースにしたオーストラリア映画を鑑賞。
この映画のタイトルを見たときは、てっきり中国版
『リトル・ダンサー』 だと思っていたら...別物っ。
原題は「MAO's Last Danser=毛沢東の最後のダンサー」
タイトルはこっちの方がしっくりきます。
毛沢東の文化革命の時代に翻弄されながらも
バレエダンサーとして成長する主人公の半生を
ドラマチックに描いているのですが、演出があっさり
していて物足りなさを感じました。
とは言うものの、主人公リー・ツンシンをバーミンガム・
ロイヤル・バレエの現役プリンシパル、ツァオ・チーが
演じているのでバレエの素晴らしさは言うまでもありませんし、
終盤の思わぬ展開には大号泣...。
久しぶりにスクリーンで観たカイル・マクラクランも
良かったし、中国の歴史の勉強にもなったかも。
ちなみに本作は中国では上映されていないそうです。
本当の意味で開かれた国になる日は、いつになるのだろう?
【小さな村の小さなダンサー】
1961年、中国・山東省の貧しい村に生まれ育ったリーは、毛沢東夫人・江青の
文化政策により、家族から遠く離れた北京で舞踏学校に通うことになる。愛国心を
あおる厳しいバレエの特訓になじめず落ちこぼれていたが、やがて新天地アメリカで
その類いまれなる才能を開花させていく。
原題:Mao's Last Dancer
監督:ブルース・ベレスフォード
出演:ツァオ・チー/グオ・チャンウ/ホアン・ウェンビン/ジョアン・チェン
カイル・マクラクラン/ブルース・グリーンウッド/ジャック・トンプソン
アマンダ・シュル ほか
上映時間:1時間57分
「公式サイト」
■シアターキノ にて上映中
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映画 『セラフィーヌの庭』
Posted by bluestar on 2010年11月4日(木) 00:20
またまた、映画レビュー放置している間に早いもので、
もう11月...あわてて10月に観た映画をUPです。
セザール賞主要7部門独占受賞をはじめ、世界各国の
映画祭で多数の賞を受賞した、フランスに実在した女性画家
セラフィーヌ・ルイと、ドイツ人画商ヴィルヘルム・ウーデの
出会いから30年にも渡る交流を描いた物語。
色鮮やかで力強いタッチの絵に魅了されると共に、
純粋で繊細な心を持ったセラフィーヌを自然に演じる
ヨランド・モローが素晴らしい。
彼女の演技を観るだけでも、この作品を観る価値あり。
映画を観るまで 「セラフィーヌ・ルイ」 を知らなかったのですが、
家政婦として働き、孤独で貧しい生活を送るなかで、自然を
愛し、鳥や植物と語り合いながら独学で絵を描くセラフィーヌが
興味深い。
ルソーやピカソを発掘した画商ヴィルヘルム・ウーデに才能を
見いだされて絵を描き続けるが、晩年は世界大恐慌の影響もあり
精神のバランスを崩してしまう。
本能のままに絵を描いていたセラフィーヌにとってウーデとの
出会いは果たして幸せだったのだろうか?
安らぎに満ちたラストシーンから、幸せだったと信じたい。
【セラフィーヌの庭】
1912年、フランス・パリ郊外のサンリス。貧しく孤独な女性セラフィーヌの日々を
支えていたのは、草木との対話や歌うこと、そしてなによりも絵を描くことだった。
ある日、彼女はアンリ・ルソーを発見し、ピカソをいち早く評価したドイツ人画商
ヴィルヘルム・ウーデに見出され、その後、彼の援助のもと、個展を開くことを夢
見るようになる。そんな中、第一次世界大戦が起こり…。
原題:Serahphine
監督:マルタン・プロヴォスト
出演:ヨランド・モロー/ウルリッヒ・トゥクール/アンヌ・ベネント
ジェヌヴィエーブ・ムニシュ/ニコ・ログナー/アデライド・ルルー
セルジュ・ラヴィリエール/フランソワーズ・ルブラン ほか
上映時間:2時間6分
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映画 『ミレニアム2 火と戯れる女』
Posted by bluestar on 2010年10月28日(木) 23:38
全世界で大ヒットした、スウェーデンの作家 スティーグ・
ラーソンによる 「ミレニアム」 3部作を映画化した第2弾。
前作『ドラゴン・タトゥーの女』 を観て、ミレニアムの世界観に
ハマった ワタシ。 待ちに待った第2弾は、第3弾への
前フリっぽさは否めないものの、見応えがあり満足。
本作は、前作の事件解決から1年後、ヒロイン・リスベットが
大きな陰謀に巻き込まれ、その全容が明らかになるとともに
リスベットの過去の秘密が明かされていくストーリー。
なんといっても、ミカエル(ミカエル・ニクヴィスト)とリスベット
(ノオミ・ラパス)のもどかしい関係がイイんだよねぇ。
本作の2人は絡みがなく別行動なのですが、離れていても
心が通じ合っているみたいな、強い絆を感じました。
う~ん、これからどうなるの? 気になってしょうがないっ!
気になる第3弾は、もうすぐ公開。 もちろん観ますっ!
【ミレニアム2 火と戯れる女】
敏腕ジャーナリストのミカエルと天才ハッカーのリスベットが協力し、大富豪バンゲル家で
起きた連続殺人事件を解決してから1年。リスベットはこつ然と姿を消したままだったが、
少女売春組織を追っていたジャーナリストの殺害現場でリスベットの指紋がついた銃が
発見される。無実を確信するミカエルは、仲間とともに事件の真相を追うが...。
原題:Millenium 2: The Girl Who Played with Fire
監督:ダニエル・アルフレッドソン
原作:スティーグ・ラーソン
出演:ノオミ・ラパス/ミカエル・ニクヴィスト/アニカ・ハリン
ペール・オスカーション ほか
上映時間:2時間10分 <R-15>
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映画 『エクスペンダブルズ』
Posted by bluestar on 2010年10月27日(水) 22:42
またまた映画レビュー放置しておりましたが...
自らを消耗品(エクスペンダブルズ)と名乗る凄腕傭兵部隊を
描いたアクション映画 『エクスペンダブルズ』 を鑑賞。
アクション好きとしては、夢のようなキャスティングだけで
ドキドキワクワク。 スクリーンで観逃すわけにはいきません!
内容は深く考えず、単純にアクション映画を楽しめました。
ハイ、この映画はそれでイイんですっ(笑)
監督・主演・脚本を務めたシルベスター・スタローンが
ハリウッドを代表する新旧のアクションスターを集めて
撮った映画なんですから。
正直、スタローンってニガテだったのですが、CGじゃない
本物のシュワちゃん、ブルース・ウィリスとの超貴重な
3ショットを観られただけで大興奮!
シャレが利いたセリフも◎
ジェイソン・ステイサム、ジェット・リー、ミッキー・ローク
ドルフ・ラングレンといったスター大集合なのに、それぞれに
見せ場があって良かった。
とことん男臭く、良くも悪くもスタローンらしい映画。
お腹いっぱい、ごちそうさま...と思ったら続編製作が決定した
らしい。 消耗品(エクスペンダブルズ)なので、どこまで続くか
分かりませんが、続編も絶対観ちゃうだろうなぁ(笑)
【エクスペンダブルズ】
自らをエクスペンダブルズ(消耗品)と名乗る凄腕傭兵部隊は、ソマリアの凶悪な
武装海賊を討伐したあと、南米のビレーナという島国の軍事独裁政権を打倒する
ために現地へと赴く。だが、そこではかつてない危機が彼らを待ち受けていた。
原題:The Expendables
監督:シルベスター・スタローン
脚本:シルベスター・スタローン/デビッド・キャラハム
出演:シルベスター・スタローン/ジェイソン・ステイサム/ジェット・リー
ドルフ・ラングレン/エリック・ロバーツ/ランディ・クートゥア
スティーブ・オースティン/テリー・クルーズ/ミッキー・ローク
ブルース・ウィリス/アーノルド・シュワルツェネッガー ほか
上映時間:1時間43分 <R-15>
「公式サイト」
■ユナイテッド・シネマ札幌,札幌シネマフロンティア ほか全道でロードショー
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