札幌100マイル

*un journal*

自分のアンテナにひっかかったものを綴った日記

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『中央区』タグの付いた投稿

映画 『縞模様のパジャマの少年』



縞模様のパジャマの少年
第2次大戦下のドイツ。ナチス将校を父に持つ、8歳の少年ブルーノ。
ブルーノはある日、行くことを禁じられた林を抜けて有刺鉄線のフェンスに囲まれた
「農場」を発見。そこで縞模様のパジャマを着た同い年の少年シュムエルと出会う。


ホロコースト(ユダヤ人大虐殺)を題材に少年の視点から描いた人間ドラマ。
セントアンナの奇跡』 に引き続き、少年が出てくる戦争ものですが...。

観賞後、ただただ絶句...放心状態。
予想もしなかった衝撃的な結末に言葉もでない。

主人公は、強制収容所指揮官を父に持ち、純粋無垢な
8歳の少年ブルーノ。(物語は彼の視点で描かれている)
幼い少年は、父の仕事も収容所の目的も知らぬまま、
偶然出会った同い年のユダヤ人少年シュムエルと
禁じられたフェンス越しの友情を築いていく。
ただ純粋に友達を求めるブルーノ。
その無垢ゆえの無知が、思いもよらぬことに...。

ホロコーストが題材ですが、これまでのホロコース関連の
映画とは違い、残虐なシーンはでてきません。
それだけに想像力が働いてしまうのですが...。

辛く悲しく衝撃的なラストですが、とても美しく素晴らしい映画です。
登場人物の心理描写やドイツ人の描き方にも注目。
ドイツなのに英語を話しているのは気にしない気にしない。

原題:The Boy in the Stripped Pyjamas
監督:マーク・ハーマン (『ブラス!』 『リトル・ヴォイス』)
原作:ジョン・ボイン
出演:エイサ・バターフィールド/ジャック・スキャンロン/デビッド・シューリス
    ベラ・ファーミガ/ルパート・フレンド  ほか
上映時間:1時間35分   <PG-12>
「公式サイト」

スガイシネプレックス札幌劇場 にて上映中


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映画 『セントアンナの奇跡』



セントアンナの奇跡
1983年のニューヨーク。実直な郵便局員へクターが、窓口に切手を買いに来た男を
顔を見るなり射殺した。彼の部屋からは、行方不明だった歴史的重要なイタリアの
彫刻が発見される。2人の間に何があったのか?この謎めいた事件は、1944年
第二次世界大戦中のイタリア・トスカーナが関係していた。


謎めいた冒頭から真実に至るまでグイグイ惹き込まれ
爽やかなラストに涙...。2時間43分という長さを
感じさせない見応えのある素晴らしい作品でした。

これまで 『ジャングル・フィーバー』 『マルコムX』 など、
人種問題を鋭くえぐる作品を撮り続けてきたスパイク・リー
監督3年ぶりの新作は、初めての戦争映画。

第二次世界大戦真っ只中のイタリア・トスカーナを舞台に
戦争の悲劇と、ひとりの少年と4人の黒人兵の人種や
言葉の壁を超えた奇跡の絆を描いた人間ドラマ。

史実をベースにしたリアルで残虐な戦闘シーンは、
何度見ても心が痛み、改めて戦争の愚かさを考えさせられる。
理不尽な人種差別をしっかりと描かれており、
自国で差別され続けた黒人兵が、戦火の他国(イタリア)で、
はじめて人としての自由を味わうシーンが印象的。

結末を知って、もう一度観たくなりました...。
冒頭のシーンは要チェックですよ。

原題:Miracle at St. Anna
監督:スパイク・リー
原作&脚本:ジェームズ・マクブライド
出演:デレク・ルーク/マイケル・イーリー/ラズ・アロンソ/オマー・ベンソン・ミラー
    マッテオ・シャボルディ/ジョン・タトゥーロ ほか
上映時間:2時間43分  <R-15>
「公式サイト」

スガイシネプレックス札幌劇場 ほか全道で上映中


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cafe ZILLでテイクアウト



お久しぶりの 『cafe ZILL (カフェ ジル)』 さんへ。
店内で食べる時間がなかったので、テイクアウトしてきました。


チーズオムレツのサンドイッチ

美味しいスープもテイクアウトできるのですが、自転車のため
こぼしそうでやめました(笑)


注文してからオムレツを焼いてくれるので、ホカホカです。
パンはAigues Vives (エグ・ヴィヴ)さん。 ボリュームがあって美味し~。


スイーツも美味しいので「スコーン」も購入。
ZILLさんのスコーンはふんわりめです。


チョコチップの甘さと、ポピーシードのぷちぷち食感が美味し~。


cafe ZILL
札幌市中央区南14条西9丁目3-37
電話 011-512-3474
営業時間 10:0~21:00(L.O.20:00)/ランチ 11:30~14:00
定休日 毎週水曜日/第三週めの木曜日
ブログ

夜のoyaco


こちらのイベントの後、夜はお初の 『oyaco (オヤコ)』 さんへ。


 
お店の雰囲気からすると、昼のoyacoさんより、夜の方がしっくりくる感じ。


お通しが美味し~っ。 豆太「まるとうふ」、枝幸産のカニもあり。

相方は店内のレコードを物色してご満悦。
 
 リクエストを掛けてもらちゃいました。

心地よい音楽を聞きながら、まったりまったり...。




music,cafe,bar oyaco (オヤコ)】
札幌市中央区南4条西5丁目 つむぎビル3F
電話 011-232-0850
営業時間 13:00~24:00
定休日 日曜・祝日
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映画 『キャデラック・レコード』 100マイル試写会

cadillac record

キャデラック・レコード ~音楽でアメリカを変えた人々の物語】
ポーランド系移民で野心家の青年レナードは、物静かで思慮深い天才ギタリストの
マディ・ウォーターズと、衝動的なハーモニカ奏者リトル・ウォルターに出会う。
発展しつつあったレコード・ビジネスのブームに乗ろうとしたレナードは、彼らの
アルバム作りを始めることに...。


1950~1960年代にシカゴに実在した、伝説的なレコード
レーベル「チェス・レコード」の創設者、レナード・チェスと
レーベル発足時からの看板スターのマディ・ウォーターズの
関係を軸に、所属アーティスト(リトル・ウォルター、ハウリン・ウルフ
エタ・ジェイムズ、チャック・ベリー)たちの盛衰を描いた音楽ドラマ。

音楽が満載の本作は、ブルース~ロックに至るアメリカ音楽史
としても興味深い作品。 人種の壁を越え、時代を動かした音楽
の原点を、目で耳で体感。 やっぱり音楽って素晴らしい!

劇中に流れる音楽のほとんどはオリジナル音源を使わず
出演者のカバーによるもの。歌声とパフォーマンスは必見。

チェス・レコードの創設者 レナード・チェスをオスカー俳優
エイドリアン・ブロディ、「シカゴ・ブルースの父」と称される
マディ・ウォーターズを 『バスキア』『007』シリーズの
ジェフリー・ライトがそれぞれ好演。

ブルースシンガーの大御所エタ・ジェームズを製作総指揮も
務めるビヨンセが、圧倒的な存在感と 『ドリームガールズ』
以上のパワフルな歌声と熱演を魅せる。
今年1月にアメリカ合衆国新大統領が就任した際の祝賀会で
歌われたことでも知られる ♪ At Last ♪ の熱唱は鳥肌もの。
ビヨンセファンは必見!

原題:Cadillac Records
監督・脚本:ダーネル・マーティン
出演:エイドリアン・ブロディ/ジェフリー・ライト/ビヨンセ・ノウルズ ほか
上映時間:1時間48分  PG-12
「公式サイト」

8月15日(土)より、スガイシネプレックス札幌劇場 にてロードショー 


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